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賢明な判断をするための5個の注意点(続き4)

何事も挑戦してみる

「リスクを覚悟してやるか」「リスクを避けるためにやらないか」これは、仕事や人生設計など、何にでも付いて回る選択肢です。

なぜならリスクのないことなどないからです。

例えば、昼食を選ぶ時に、いつも食べている確実に美味しいとわかっているものを選ぶか、それとも、まだ試したことのない、新発売の季節メニューにするかという選択があって、少し食べてみたい気持ちがあるのに、美味しくなかったら嫌だからという理由で、まだ食べたことのないものを避けるのは、後者のリスクを避けるためにやらないという選択をしたことになります。

また、友達にパーティーに誘われた時に、居心地が悪かったら嫌だから行かない、留学したいけど、危ない目にあうかもしれないから諦めるなども、リスクを恐れて挑戦しないという、非常に勿体無い選択です。

分岐点で現れるたびに、このような思考で決定したら、人生どれだけのものを得損なうか想像してみてください。

チャレンジしないと、知識も経験も増えません。

そうすると賢明な判断を下すためのデーターが乏しくなり、狭い世界でものを考えるようになってしまいます。

ですから、迷った時は「リスクを覚悟してやる」方を選ぶようにしましょう。

【チャレンジについては、こちらの記事もチェック!】

様々なことに関心を持つ

アンテナを常にはって、様々なことに関心を持払っていると、有益な情報をキャッッチする機会が増えます。

ある程度年齢を重ねると、「もうだいたいやり尽くした」と考えたり、「無理なことには手を出さない方が良い」などの諦めの心が先にきてしまうことがあります。

そうすると、「人や物事に興味が湧かない」「新しいことに関心が払えない」となってしまい、ますます狭い世界に入っていってしまいます。

そうすれば、見識のある賢明な判断は、当然できなくなってしまします。

そこで、様々なことに関心を持つ方法を考えてみましょう。

一番簡単な方法は、とりあえず行動することです。

何事にも興味がわかないというのは、行動力がなく実際の楽しさを味わっていないことが多いからです。

自分の経験をもとに、頭で想像して結論づけることと、実際に挑戦して、難しさや奥深さを体験するのでは、味わいが全く違います。

ですから、興味が持てない場合は、「どうせ面白くないのでは」「あんな感じのものだろう」と考えすぎずに、まず行動してみましょう。

そのようにすれば、興味の対象がどんどん広がることでしょう。

広い視点で物事を考える

社会は色々な価値観を持っている人で構成されています。

ですから、自分にとっては当たり前のことでも、違う人から見れば、「なんで?」と不思議がられることもあるのです。

そして視野が狭い人というのは、大抵の場合、自分の考えに凝り固まっていたり、自分の意見に賛同してくれる人の意見しか耳を傾けなかったりします。

そのような人は、一般的な意見もちゃんと受け入れるようにしていると言いながらも、自分の意見を裏付けるものや、賛同を得られる情報だけを取り入れるのです。

ですからどんなに調べてるといっても、自分の意見と同じものを探すだけの作業だとですから、一向に見方や考え方を広げることはなく、独りよがりな判断をしてしまいます。

しかし、賢明な判断をするためには、他の人の益も考慮に入れたり、最後まで達成できるような現実的なものでなければなりませんので、道理にかなった決定をするためにも、広い視野で物事を考えることは欠かせません。

ではどうすれば視野を広げることができるでしょうか?役立つのは、自分と反対の立場から物事を考えてみることです。

異なる立場に自分を置いてみると、下そうとしていた決定は、自分の益にしかなっていないことや、他の人から見れば滑稽だったり、理不尽なことだったということがわかるかもしれません。

そして改めて、「自分はなぜそれをしようとしたのか」自分の動機や目標を見つめ直す機会にもなるので、将来的にも有益な思考パターンを身につけることができるでしょう。

責任を持つ

よく耳にする言葉ですが、本当のところ「責任を持つ」とはどんなことが含まれるのでしょうか?日本では、責任をとって辞めることを、責任を取るとか持つということがありますが、本来は携わっていたことから離れることは責任をとっているのではなく、「辞めた」「解任された」と表現すべきです。

なぜなら、責任を持つというのは、「その仕事をするのは自分しかいないということを認識し、やり遂げる方法を考え、その方法を実行し、やり遂げること」だからです。

ですから、潔く辞めるというのとは真反対の、粘り強く、諦めない、不屈の精神でやり遂げることこそ責任を持つと言えるのです。