対人関係において、永遠の命題ともいえる謎に挑戦し続ける彼らの脳は、常人より素早く回転しているのはいうまでもありませんよね。
10.余計なプライドがない
プライドというのは、人間にとって必要なものですが、時と場合によっては、邪魔にもなります。
妙なプライドを誇示する人間は鼻に付きますよね。
邪魔になるプライドを仮に持っていたとしても、笑いをとる為にはそれらは不必要です。
相手に嫌がられれば、もう笑いをとれる状況ではないからです。
そうして彼らはあっさりとそのプライドを捨てます。
注意深く自制心を働かせ、プライドのコントロールを行っているわけです。
自尊心というものは、誰もが持っています。
そして時と場合によって変化するものです。
なので余計なプライドがないというよりは、余計なプライドに変化させないといった方が適切ですね。
それは自制心のなせる技なのでしょう。
11.無茶振りにも対応する
サービス精神の一環として、無茶な要求にも彼らは応えます。
逆に無茶な要求をされるとお笑い魂に火が付くのかもしれません。
あるある話で「えー!!そんなことやるわけないじゃん!!だってそんなことしたらさあ…」といった瞬間にやるあれですね。
お約束のような行動です。
雰囲気に困ったときなどはぜひ彼らのお笑い魂に火をつけてあげて、その場を乗り切りましょう。
彼らは絶対に期待に応えてくれますから。
12.ギャップがある
表向きおバカな言動で、周囲を笑わせる彼らですが、その裏では綿密に観察、研究、そして実践という段階を経ています。
その姿は真剣そのものです。
そのプロセスにおいては一切の笑いはありません。
笑いに至る道は自分だけが歩く過酷で険しい道なのです。
それは産みの苦しみとも言えます。
もし仮にその裏の姿を見れば、いかに彼らが努力し、戦い、アンテナを張り続けているのかが分かるでしょう。
とはいえ、そんな姿は公では絶対に見せることはないでしょう。
もし男女二人きりで、そんな真剣な姿勢がちらりとでも見えたのなら、恋に落ちることもありそうですね。
13.情報通
アンテナを張り続けていると、勝手に情報が入り込んできます。
世の中のこと、クラスのこと、職場のこと。
情報を得る為にアンテナを張っているわけではなく、分析と研究の結果、このアンテナに引っかかってしまうのでしょう。
なので、どこからそれ聞いたの?と質問されても、本人は応えられないこともあるようです。
確かに…なんでこれ知ってるんだろう…どこで聞いたんだっけ?
興味があるのは情報ではなく、笑いなので、笑いに活かせない情報は彼らにとってあまり価値のあるものではないのでしょう。
14.オーバーリアクション
目立たせるためにわざとリアクションを大きくするのは常套句ですよね。
一つの小さな笑いを大きく見せるためには演出も必要です。
視線を自分に集中させてから一気にお笑い爆弾を投下します。
派手に爆発し、さらにリアクションもオーバーにすれば、爆発の余韻はさらに深くなるというものです。