脳裏に浮かんだネタをどんなタイミングで言うか?その言い方は?今の相手の心理状態は?など、常に状況分析を行っています。
これは自分が発言した時、最も効果的になるような状態を作る為です。
例えばです。
楽しく会話してる最中に、突然会話を止めたとしましょう。
相手は不審がり、動揺しますよね。
普段とは違う真剣な表情をし、相手の動揺をさらに誘います。
「え?どうしたの突然?」
何か言われると思い、相手は緊張しています。
そこで、貯め込んでいた笑いのネタを出すのです。
こうした笑いを効果的にする状態を彼らは意図的に作り出すことができます。
先手先手で、その場がどう転がっていくか予測しているということですね。
笑わせられる側は、会話を始めた瞬間からもうすでに彼らの術中にはまってるというわけですね。
4.興味や好奇心を刺激する
笑いに特化した人は状況を支配して笑いを投下するのですが、もちろんその為には、個人分析も欠かせません。
相手はどんなことに興味があって、どんな話を積極的に聞くか?など、常日頃からリサーチしています。
その相手の趣向に合わせ笑いを提供するのです。
個人個人の趣向が連なって集団が形成されるわけですから、集団を笑いで支配するためには、この個人に合わせることも必須条件と言えます。
5.ユーモアなセンス
どんな分析能力があってもこれなくして人を笑わせることは絶対にできません。
ユーモアなセンスは、生まれ持った特質ではなく後天的なものかもしれません。
日々の中で培われていく才能です。
周囲を笑わせたいと考えてる人は、様々な媒体からユーモアエッセンスを吸収します。
テレビや本、自分が面白いと思った相手など、至る所にアンテナを張り、めまぐるしいスピードでそれらを吸収していきます。
この時における彼らの吸収力は尋常ではありません。
「こうなったら自分はさらに面白くなれる」という貪欲かつ明確なイメージを彼らは持っています。
それと同時に「こうなったら周囲は自分のことを笑ってくれる」というイメージも持っています。
自分のことと同様、もしかしたらそれ以上に相手の心理も研究しているわけです。
本来それらは途方もない情報量になるのですが、彼らにとっては呼吸するようなものですから全く苦痛も困難も感じません。
それを日々、四六時中行っています。
ごく自然に吸収、発散してるので、気付いた時には彼はもうユーモアを持っている人と認知されています。
周囲を笑わせることが得意な人は、常に他人の心理も考えていると言えます。
それは相手のことを自分のように感じることができる才能です。
好感度が高いのは必然ですね。
【ユーモアがある人の特徴については、こちらの記事もチェック!】
6.サービス精神がすごい
その場を笑いで支配するためには彼らは時として手段を選びません。
常識的に考えると、非常に面倒なことも平気でします。
これもまた笑いに特化した人の大きな特徴です。