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笑いを取るのが上手い人の19個の特徴(続き6)

恐ろしいことにそれら高度な技術も彼らは無意識のうちに体得しています。

決して考えて演出してるわけではなく、面白くするために単純に必要だからそうしてるだけ、という天才的嗅覚をもっているのです。

そこまでされたら周囲は笑うに決まってますね。

笑いが上手い人って実はこんな人

具体的な特徴は概ね今書いた通りですが、その裏では、長く険い道を歩いていることもまた事実です。

もはやアーティストともいえるお笑いに特化した人達。

その実態とはどんなものなのでしょうか。

一匹狼

彼らは特定の人の笑いを望んでいるわけではありません。

空間を笑いで支配したいと考えています。

誰かにむけてはいないというその心は意外と孤独なものです。

自分一人で研鑽し、研究分析を重ねる日々には誰の存在もありません。

そしてどんな場所においても、意識は「空間」に向けられているので群れることを嫌います。

いつも同じ人に笑いを提供することは彼らの意志に反します。

それは彼らの成長が止まることを意味しているのです。

同じ人相手では物足りないのですね。

孤高の戦士、それすなわち笑いを追及する人の姿なのです。

とてつもない努力家

具体例の中で書いてしまいましたが、日々の中で彼らはとてつもないアンテナを張り、分析、研究、吸収を行っています。

これはまぎれもなく努力です。

人を笑わせるために人生を賭けているといっても過言ではありません。

真面目で誠実、孤独な努力家、人の心を明るくするための道は生半可なものではありません。

もし身近にそういう人がいた場合、逆にこちらからも観察してみるとそれがよく分かるでしょう。

人が持つカリスマ性、というのは、こういう部分で磨かれているのかもしれませんね。

お笑い芸人で例えると・・・

テレビで見かける姿は面白く、周囲を爆笑で支配するプロ中のプロの人達がいますよね。

松本人志

お笑いだけではなく、映画監督としても活動しています。

それだけで、笑いというものに対して違った角度で見ているのが伝わりますよね。

お笑いというものを深く考察し、アーティストとして表現する希代の天才芸人と呼べる人でしょう。

明石家さんま

とにかく話術において誰の追従も許さないほど異次元レベルの技術を持った人ですね。

マシンガントークでその場を圧倒的に支配します。

もちろん相手の話もうまく引き出します。

その上でさらに自分のトークで場を支配しますね。

「笑いの帝王」という異名がふさわしいかもしれません。

雨上がり決死隊

上記のお二人とは違うアプローチで笑いを追求していますよね。

バラエティ番組の企画力が豊かで、数多くの人気番組を排出しています。

個の力を押し出して空間を支配するというよりは、空間そのものを作ってしまう能力に長けているように思えます。