やらなければならないことがあるのに、なかなかはかどらない。
それどころか全くやる気が起こらなくて、「自分はどうしてしまったのか?病気になってしまったのか?」なんて思ってはいませんか?
それってもしかしたら”無気力症候群”になっているかもしれません。
無気力症候群とは、なった人にしかわからない”やる気のなさ”があります。
しかし、本人の苦しみに関わらず他人はその姿を見て「怠けているのではないか」「そんなにダラダラしていて、何様なの?」なんてなかなか理解されないんです。
だって、無気力症候群というのは、なった人にしかわからない”無気力””脱力感”があるのですから、これまでになら普通にこなせていたことさえも出来なくなってしまうんです。
では、どうしてそのような無気力症候群になるのでしょうか?
この記事では、無気力症候群とはどういう病気なのか、またどうしてそのようになってしまうのか、またどのような人が無気力症候群になりやすいのか、なってしまったらどのように対策をすればいいのかもお伝えしています!
もしも少しでも”無気力症候群”の疑いであったり、あなたの身の回りに急に当たり前のことが出来なくなってしまった人がいるのであれば、要チェックです。
無気力症候群とは?原因や改善方法を知ろう!
「つい最近になってから、なかなかやるべきことができなくなった」
「これまでなら、すぐに動いてさまざまな物事をこなすことができたのに最近は全くそんな気持ちにならない」
また、そのように感じるようになってしまったことで「このままではマズイと感じる」「やらなきゃいけないとわかっているのに無気力すぎて出来ない。
そのことで自分がダメになってしまったようで自分を責めてしまう」…。
もしかして、そんな状況が続いていませんか?それって”無気力症候群”かもしれません。
無気力症候群というのは、なかなか他人には理解されない病気なんです。
そう、精神の病気なんですね。
精神の病気というと大事に捉えてしまいがちですが、何かがきっかけで起きていることが多いんです。
それに何事も”がんばりがち”だったり”マジメな人”がなりやすいといわれています。
だからこそ、できなくなってしまった自分のことを責めてしまうんですよね。
その責めたことが悪影響をして、より無気力症候群をひどくしてしまうことも。
また、ほうっておくとうつ病に発展することもありますし、既にうつ病になってしまっていることもあるんです。
現代社会は、ストレスがたまりやすいといわれています。
ですが、忙しさに身を任せっきりにしているとストレスを発散することだけではなく、自分にストレスがたまっていることにすら気づけないんですよね。
あなたは、そんな経験がありませんか?
誰だって「いやだなぁ」と思うことは、心の中にその気持ちがつもってしまうもの。
その気持ちがつもってしまったらやる気がなくなるものです。
それに加え、全く気力がおきなくて手に付かなくなってしまうのが無気力症候群ですから、早い段階に手をうっておきたいもの。
なぜならば、あなたの生活や仕事に支障が出始めてしまうからなんですね。
何も責任もないままに生きているのであれば問題ないかもしれませんが、楽しい毎日を過ごすためにはやはり”やらなければならないこと”をしっかりやりおえたいはず。
無気力症候群は、楽しいことだったり趣味にはやる気がおきますから、それだけだと余計に自分のことを責めることになってしまうはず。
そうならないために、まずは無気力症候群の原因を知り、そして対策を行なうべきです。
また、原因にあてはまるものがあれば、今すぐにでも撤去するように心がけること。
それだけで変わりますよ。
それにあまり重たく考えないでくださいね。
無気力症候群は、ちょっと脳みそやあなたの体が「休みたい」といっているだけだからです。
うつ病になる前の無気力症候群のうちに原因を知り、対策をしてあなたらしい生活を取り戻しましょう♪
無気力症候群の基礎知識
無気力症候群とは、やらなければならないことにやる気が全く起きなくなるけれども、自分の好きなことにはとてもやる気が出るちょっとかわっている精神病です。
そのため、周りからみれば「ただだらけているだけ」「おいしいところだけ取っているだけじゃないか!」なんて思われがちです。
しかし、それだけの知識だと「自分は無気力症候群なのではなく、ただだらけているのではないか」なんて自分は精神病ではない!なんて勝手に判断しがちですよね。
しかし、無気力症候群はそのように放置してほしくないのです。
なぜならば、長引いてしまえばしまうほどあなたの生活に支障が出るだけではなく、うつ病という精神病にまで発展するおそれがあるからです。
というよりも、やらなくてはならない仕事や勉強、家事や育児までにもやる気を起こすことが出来なくなるので途中でなにかしらに「ちょっと自分はやばいのではないか」と思うようになることも。
長引けば長引くほど、あなたの無気力症候群は治りにくくなってしまいます。
そんな風にならなように、きちんと無気力症候群とはどういうものなのかを知り、基礎知識を学んでおきましょう。
ここでは、無気力症候群とはいったいどんな病気でなったときにはどんな症状が現われるのかをお伝えしています!
また、無気力症候群にはさまざまな種類があるのでそれについてもご紹介します!あなたはどんな無気力症候群なのかをチェックしておきましょう。
どんな病気?
無気力症候群とは、この病名の通りで全くの無気力になってしまい、やる気が全く起きなくなってしまう精神病です。
特に仕事や家事・育児、勉強など生活をしていくなかで”絶対に必要なもの””やらなくちゃいけないもの”といわれているものだけに特定して、やる気が起こらなくなってしまう傾向があります。
でも反対に自分の好きなことだったり、趣味などには全力で取り組むことが出来ます。
本人は「どうして好きなことにはこんなにやる気が出るのに、仕事にはやる気が出ないんだろうなんて悩んでいることも。
それって「好きなことはするけど、やりたくないことはやらない」と周囲の人の目にはうつってしまうんですよね。
そのため、周囲の人から”怠けている人”と思われガチ。
無気力症候群になるのは、だいたいマジメな人が多いため、周囲からそのように思われていることを感じることがあります。
それは更にその人へのストレスを増加させ、より一層に仕事などのやらなければならないことができなくなってしまうんです。
「やりたくない」というよりは「できない」んです。
そのような悪循環に陥ってしまう病になります。
症状
無気力症候群という病名からも分かるように、「無気力」になってしまう精神病です。
しかし、それ以外にも無気力症候群になったときにはあらゆる症状が出るといわれています。
全ての症状が出る人もいれば、偏っておりひとつしか症状として出ないことも。
そのため、すぐには判断しがたいものがあります。
しかし”やらなければならないことだけにやる気が起きない状態が長く続いている”ときには、無気力症候群の可能性が高いのですぐにでも精神病院などに相談をしにいってください。
しかし、やっぱり「本当に自分は無気力症候群なのか」どうかを調べるためにもこれから無気力症候群の症状を見ていきましょう。
無気力
ずばり、代表的な症状は無気力です。
これまでは普通にやる気を感じることもなく、こなすことができていたことにだけやる気が全く起きません。
「やる気ってなんだっけ?」なんて思うことも。
例えば、社会人になれば決まった時間に家を出て会社にいくことになりますよね。
それを当たり前のようにできていたし、そこにやる気の有無なんて感じなかったのに、急に「いきたくない」「いく気力がおきない」「支度をする気持ちがおきない」なんて思ってしまうんです。
そんなとき、ああ、自分は仕事がめんどうくさいのだなと解釈しがちなんですが、どんなに好きで楽しいと思っていたような仕事にすら無気力になってしまうんです。
また、主婦の方であれば、毎朝の食事の支度・夕飯の支度・食品の買出し・掃除洗濯までもまったくやる気がおきません。
「めんどうくさい」という気持ちさえも起きないのです。
もう”無”になってしまうことになります。
ひどい場合であれば、布団やベッドから起き上がったり食事をすることに対しても無気力になってしまい、生命の危機につながってしまうことも。
無関心
これまでだったら何かにワクワクする気持ちはすぐに浮かんだ。
それに嫌なことであっても、なんとかエンジンをかければ関心を示すことが出来たかもしれません。
しかし、無気力症候群になってしまいますとまったくの無関心になってしまうんですね。
無関心ということは、そこに興味を示さなくなってしまうこと。
無気力症候群というのは、だいたいはやらなくてはならないことに対してだけ無気力になってしまうことが多いです。
しかし、ちょっとひどくなりすぎていると好きなことだったり、今までだったらすすんでやっていたことにさえもまったく関心を感じなくなってしまうんですね。
そのため、仕事には手抜きが増えてしまいますし、仕事を終えることすら出来なくなってしまうことも。
また、身だしなみに気を遣わなくなるのであからさまなその変貌振りに周りの人が不思議に思って発覚することもあります。
無感動
人って素敵な景色を見たり、心揺さぶられる映画やドラマ・話を見聞きした際には、感動するものです。
もともと感動しにくい性格の方もいますが、無気力症候群は元々感動しやすかった・心が感動する瞬間を感じるのが好きだったなんていう方に起こりやすいんです。
これまでだったらちょっとした感動シーンで涙をすることがあったのに、まったく心に響かない。
また、これまでだったら心震えるほどに感動していた景色や話にもまったく何も思うことが出来なくなってしまうんです。
無感動になってしまうんですね。
無感動になっているときってそのことに気づかないものですが、過去のことをふと思い出したときに「これまでだったらこういうのに毎回感動していたのにな」なんてちょっと自分がおかしくなってしまったような気がするんですね。
おまけに何かに興味をもてなくなっていたり、何かに興味を持てるように行動してみてもそこによさを感じることが出来ないんです。
そのため「心がなくなってしまったのではないか」なんて心配になってしまうことも。
これまでだったら感動していたことに、あなたは今でも感動することが出来ますか?以前感じていたような心を揺さぶられる感情になりますか?
無気力に対して本人は困ってない
無気力症候群には、大きくわけて2つのパターンがあります。
ひとつめは、本人が無気力になっていることにまったく気づいていないことです。
いや、気づいているのですが「まぁゆっくりやればいいだろう」「明日やればいいだろう」「次の機会にならできるはず!」なんて思っているので、あまり困っていないんですよね。
まぁ、仕事の納期などが迫っているのになかなか進まないときには困ることもありますが・・。
しかし、その無気力症候群の人が側にいる人にとっては「どうしてこの人は何もやらなくなってしまったんだ?」と不思議に感じるようになります。
それにその人が無気力症候群になってしまったことで、その人に関係する人に悪い影響など何かしらの影響を及ぼしてしまいます。
2つ目のパターンは、自分にやる気が起きないことを自覚している状況です。
納期などがなければそこに危機感を感じることはないのですが、仕事をしている人にとっては決められたことを守ることが出来なくなってしまうので「自分はおかしいのかもしれない」と早い段階で気づけるんですよね。
それにどう頑張ろうとしても、どんなにやらなくちゃいけないし早く手につけなければならないと分かっているのにも関わらず、できないんです。
やりたくないんじゃなくて、できない。
”無”なんです。
そこに必要性を感じないような気がしてしまうことも。
でも心のどこかでは”やるべきことなんだ”と認識しているために、そのジレンマに苦しむことになってしまうんですよね。
特定の対象に無気力
これまでに何度かお伝えしてきましたが、無気力症候群とは特定のことだけに発症します。
すべてのことに対して無気力・無関心になってしまうのはうつ病です。
しかし、そこまでいかないのが無気力症候群なんですね。
例えば、仕事だけにやる気が起きない。
勉強にやる気が起きない。
それも特定の科目だけにまったくのやる気が起きなくなってしまったなんてことも。
家事や育児さえもやる気が起きなくなることもあります。
しかし、その特定の対象以外にことに関しては今までどおりのやる気も関心もあります。
そのため、今までは仕事も家事も育児もパーフェクトにこなすことのできていた女性が急に家事だけまったくできなくなってしまった。
まったくやる気が起きなくなってしまって、食事はできあいものを購入する日々が続いているし、掃除は行き届いていないし、洗濯物はたまる傾向にある。
ということになります。
誰かがやればいいのですが、自分しかやらなければならないとなると、それを行なうまでの時間がとってもかかってしまうんですよね。
それにこれまでは100%にこなせていたとしたのであれば、10%くらいしか満足に出来なくなってしまうんです。
上手にできなくなってしまうんです。
なぜなら、そこに気力を感じていないからなんです。
主体性がない
無気力症候群になると、主体性がなくなります。
主体性とは、自分で何かをやろうと決めたり、感じることですよね。
例えば、「私はお菓子つくりがすき。
だからこそ、お菓子を作る」場合。
これって本人がお菓子つくりを”したい”から”やっている”んですよね。
そこに主体性がありますし、やる気がみなぎっていることがわかります。
しかし、主体性がないというのは「お菓子は好き。
でも周りの人がつくれっていうから”作る”」となります。
この人は自分でお菓子を作りたい思っていないんです。
誰かが求めているからやっているだけ。
これは端的な例になりますが、主体性がないのは誰かの指示にばっかり従っていることです。
これまでだったら自分の意志で何かを決めて、何かを行なっていたのに誰かにいわれないとできなくなってしまうということになります。
子供であればこれは許されますが、大人になってまでもこんなことになっていると”人としてしっかりしていない””自立していない”なんて非難の対象になることも。
しかし、本人は以前までは主体性をもってなにかをすることができていたので、「私の一部分を見て判断しないでほしい」なんて思っていたりします。
あなたにこのような傾向はありませんか?
人間性がまだ確立されてない
また、無気力症候群というのは「誰かが求めているからやってきた」人がなりやすいといわれています。
それは人間性が確立されていないけれど、「これだけやっておけばまぁなんとか生きていくことが出来るだろう」と思うからなんですね。
最近の若者に増えてきているのがコレなんです。
また、人間性が確立していないということは”自分の軸となるもの”ができあがっていない状態です。
それだからこそ、自分のことがわからなくなってしまうんです。
本人は「自分はこういう人だ」と認識していたのかもしれませんが、第3者からみればそれは他人が求めている姿を演じているようにしかみえません。
だからこそ、その求めてくれていた人がいなくなってしまうととたんに「自分ってなんなんだろう」という疑問に襲われることになるんですよね。
それに生きる意味も、何かをやる意味までも感じることが出来なくなり、無気力・無関心につながります。
無気力症候群の種類
無気力症候群というのは、一種類だけではありません。
その中でも3つに分類することができるんです。
あなたは、どの無気力症候群でしょうか?
簡単にわかりやすく、3つの無気力症候群についてご説明いたします。
スチューデント・アパシー
大学受験などを終えた学生さんにとって、大学生活というのはとっても華々しい世界ですよね。
その世界に入るためだけに受験を頑張ったのですから。
しかし、大学に合格できてしまうとその大学の世界に対する自分のなかの世界観と現実のギャップを感じます。
それは誰でも感じることがあるんですよ。
あなただけではありません。
普通の人であれば、「こんなもんか」とその状況を受け入れて柔軟に対応していくことができるのですが、無気力症候群の人にはそれができません。
ずばり”五月病”を引き起こしてしまうんですね。
五月病を引きおこせば、だいたいの場合が5月を過ぎた頃にはイヤでもその状況を受け入れることが出来るようになります。
でも無気力症候群のスチューデント・アパシーになってしまっている人というのは、5月を過ぎても夏になっても、秋・冬になってもまったくやる気がおきないんです。
本人は「大学にいかなきゃ単位が取得できないのはわかっている。
でも”行く気力”がまったくおきないんだ」と感じているんです。
しかし、大学というのは少なからず多額のお金がかかっていますよね。
そのため、両親や友人からも大学にくるように・行くように言われます。
本当に行く気力がおきませんが、どうにか重い腰をあげて大学に行くことが出来たとしても、まったく講義の内容が耳に入りません。
それに大学を志望したときには「この勉強をしたい」と思っていたことに対しても魅力を感じられないのです。
そのため、すぐに帰宅してしまう生徒も。
しかし、このように学業に対してまったくのやる気を感じられず、無関心になってしまったとしても外部ではしっかり遊んでいるので友人からみると「怠け者かよ」なんて思われるんですね。
大学の講義には出ないけれどサークルの飲み会には欠かさず出ているし、バイトもしっかり行くことが出来ているのであればスチューデント・アパシーの可能性が高いです。
これはほうっておくと、大学生であれば単位を落とすことになり、留年もしくは退学がまっています。
それにスチューデント・アパシーというのは、大学生だけではなく、全ての学生にあてはまる病です。
もしも、大学にいかなきゃいけないとわかっている、それに単位を落としそうな危機を感じている、でも大学に行く気力がおきない。
というのであれば、早い段階に精神科医や大学内の相談室に相談するようにしましょう。
あなたにあった解決策を見出してくれます。
または、記事の後半でお伝えしている無気力症候群の対処方法を今すぐに実践してください。
燃え尽き症候群
あなたは、やる気に満ちていることが終わったあとにはまったく何も手に付かなくなってしまったことはありませんか?
それって無気力症候群のうちの”燃え尽き症候群”かもしれません。
燃え尽き症候群とは、何かに一生懸命に取り組みそれが完成してしまうと魂が抜けたかのように全てのことに関心を示すことが出来なくなり、全く手に付かなくなってしまうものです。
ずばり無気力になってしまうんですよね。
これはスチューデント・アパシーと似ていますが、大学受験・高校受験などのテストの日までに一生懸命に勉強をし、そのテストを受けた後になりやすいです。
社会人の方であれば、一生懸命にとりくんだ仕事をおえてしまったらなりやすいです。
ゴールを迎えてしまったら、全くやる気が起きなくなってしまうんですよね。
他にやらなくちゃいけないことがたくさんあるのは分かっているのに、それができないんです。
やりたくないんじゃなくてできない。
燃え尽き症候群であっても、少しの期間をおいてまた新しいことにチャレンジをできれば問題ありません。
その際にも燃え尽き症候群になってしまいますが、「自分は燃え尽き症候群だから」と自覚をしておくことによって、燃え尽きない程度にチカラを注げるようになりますよ。
しかし、あまりにも燃え尽き症候群が長引いている場合は以下のうつ病になっている可能性がある、キケンな無気力症候群になります。
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うつ病
うつ病は、まったくやる気も起きないし、何事にも関心を示せなくなる心の病です。
無気力症候群は、主に特定のことだけにやる気を感じられなくなりできなくなってしまいます。
これが悪化してしまうとすべてのことに関心を示すことが出来なくなってしまう”うつ病”に進展してしまうことがあるのです。
要するに無気力症候群とは、うつ病の初期症状といってもいいかもしれません。
コレまでは身だしなみにものすごい気を遣っていてオシャレを楽しんでいたのに、メイクをする気力だけではなく美容室に行く気力も起きなくなってしまった。
ペットの散歩が息抜きできるリフレッシュ方法だったけれど、外に出る気が起きないので全く散歩もいけていない。
というか、人にも合いたくないし、できれば一人でずっと暮らしていたい。
なんて、孤独へ向かうようになります。
それに人とあったとしても目を合わせて会話をすることができなくなることも。
本人は全く気づいていないことが多いため、もしもうつ病の疑いがある人がまわりにいる場合にはすぐに精神科のお医者様につきそってつれていってあげてください。
また、あなた自身が「全てに関心をえることができなくなった」というのであれば、自ら行動をおこしてください。
無気力症候群になる原因
これまでに無気力症候群とはいったいどんなものなのか?をご説明してきました。
あなたの症状にあてはまるものはありましたか?
無気力症候群だけではなくあらゆる病気というのは、なにかしらの原因があるからこそ起こってしまうんです。
しかし、自分がどうして無気力症候群になってしまったのか分からない人がおおいんです。
それは、突如おこってしまうから。
では、無気力症候群になってしまう原因はどんなものがあるのでしょうか?
ストレス
あなたはストレスをためたままにしていませんか?
社会で活躍をしたり、普通に生きているだけであってもすべてが自分の思い通りに行くことは少ないですよね。
それに他人からの罵倒だとかその人の存在が気にくわないというだけでも、人というのはストレスを感じがち。
本来はストレスを感じることによって適度な緊張感を保ち、生活を律して行くことが出来るものなんですが、あまりにもひどいストレスを感じているとそうもいきません。
ストレスはたまればたまるほどに発散するのが難しくなるので、心にぎっとりとストレスが染み付いてしまうんですよね。
それにストレス発散方法をしらなかったり、そもそも自分自身がストレスを感じているのかさえ気づいていないとそのストレスはどんどん貯まって行くばかり。
心がストレスだらけになってしまっている時というのは、もう心からのSOSサインが出始めてしまっているときなんですよね。
心は、ストレスによって心身のキケンを感じると無気力症候群としてストレスを感じる対称にだけまったくのやる気を感じさせないようにしてしまうんです。
一種の防衛反応なんですね。
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人格形成
もともと幼いころから、やる気がおきにくい性格だと大人になってから無気力症候群で悩むことになります。
誰でもやりたくないと思うことはありますが、無気力症候群になってしまう人というのは、もともと何に対してもやる気をかんじられない性格をしていることが多いんです。
興味・関心を抱けたことに関しても、後でやればいいや~なんて先延ばしにすることによってその人の心の関心アンテナをへしおってしまうことになるんですね。
自分のやりたいことを無視しつづけたために、自分自身で「やりたいとおもってもできないんだ」と自覚するようになり、その感情を抱く前に防御反応で興味関心を持ちそうなことに対して全く関心を抱くことが出来なくなってしまうんです。
”心がない人”ですね。
あなたは、そんな傾向がありませんか?いつも自分のやりたいことは後回しにして、他人のことを行なっていませんか?
自己主張
人はなにかしらでも自分の考えを主張する物ですよね。
しかし、無気力症候群になるのは自己主張がきちんと出来ていないからなんです。
自分の気持ちを永遠と心のなかで繰り返しているだけ、相手には伝えません。
ちょっと心が弱い人がおおいのかな。
そのため、その考えやストレスなどが心につもりつもってしまうんです。
また、何かを感じたとしても相手に伝えることが出来ないので「何を思っても無駄」と思うようになり、関心さえも失ってしまうんです。
あなたは、きちんと自分の意見を主張できていますか?
理想が高い
人は誰しも理想を持っているものです。
しかし、あまりにも高い理想をもっていると現実とのギャップを感じやすくなります。
それにその理想に少しずつ近づいたとしてもすぐに結果が現われるわけではないので、「どうせかなわないんだ」なんて思うようになります。
そのため、ストレスになり理想を実現することすら関心がわかなくなってしまうんです。
高い理想を持つことは大切ですが、そこに一気に飛ぶような計画をするのではなくコツコツと近づく道を作ってください。
結果が見えにくいからこそ、やる気がおきなくなってしまうんです。
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