それは誰でも感じることがあるんですよ。
あなただけではありません。
普通の人であれば、「こんなもんか」とその状況を受け入れて柔軟に対応していくことができるのですが、無気力症候群の人にはそれができません。
ずばり”五月病”を引き起こしてしまうんですね。
五月病を引きおこせば、だいたいの場合が5月を過ぎた頃にはイヤでもその状況を受け入れることが出来るようになります。
でも無気力症候群のスチューデント・アパシーになってしまっている人というのは、5月を過ぎても夏になっても、秋・冬になってもまったくやる気がおきないんです。
本人は「大学にいかなきゃ単位が取得できないのはわかっている。
でも”行く気力”がまったくおきないんだ」と感じているんです。
しかし、大学というのは少なからず多額のお金がかかっていますよね。
そのため、両親や友人からも大学にくるように・行くように言われます。
本当に行く気力がおきませんが、どうにか重い腰をあげて大学に行くことが出来たとしても、まったく講義の内容が耳に入りません。
それに大学を志望したときには「この勉強をしたい」と思っていたことに対しても魅力を感じられないのです。
そのため、すぐに帰宅してしまう生徒も。
しかし、このように学業に対してまったくのやる気を感じられず、無関心になってしまったとしても外部ではしっかり遊んでいるので友人からみると「怠け者かよ」なんて思われるんですね。
大学の講義には出ないけれどサークルの飲み会には欠かさず出ているし、バイトもしっかり行くことが出来ているのであればスチューデント・アパシーの可能性が高いです。
これはほうっておくと、大学生であれば単位を落とすことになり、留年もしくは退学がまっています。
それにスチューデント・アパシーというのは、大学生だけではなく、全ての学生にあてはまる病です。
もしも、大学にいかなきゃいけないとわかっている、それに単位を落としそうな危機を感じている、でも大学に行く気力がおきない。
というのであれば、早い段階に精神科医や大学内の相談室に相談するようにしましょう。
あなたにあった解決策を見出してくれます。
または、記事の後半でお伝えしている無気力症候群の対処方法を今すぐに実践してください。
燃え尽き症候群
あなたは、やる気に満ちていることが終わったあとにはまったく何も手に付かなくなってしまったことはありませんか?
それって無気力症候群のうちの”燃え尽き症候群”かもしれません。
燃え尽き症候群とは、何かに一生懸命に取り組みそれが完成してしまうと魂が抜けたかのように全てのことに関心を示すことが出来なくなり、全く手に付かなくなってしまうものです。
ずばり無気力になってしまうんですよね。
これはスチューデント・アパシーと似ていますが、大学受験・高校受験などのテストの日までに一生懸命に勉強をし、そのテストを受けた後になりやすいです。
社会人の方であれば、一生懸命にとりくんだ仕事をおえてしまったらなりやすいです。
ゴールを迎えてしまったら、全くやる気が起きなくなってしまうんですよね。
他にやらなくちゃいけないことがたくさんあるのは分かっているのに、それができないんです。
やりたくないんじゃなくてできない。
燃え尽き症候群であっても、少しの期間をおいてまた新しいことにチャレンジをできれば問題ありません。
その際にも燃え尽き症候群になってしまいますが、「自分は燃え尽き症候群だから」と自覚をしておくことによって、燃え尽きない程度にチカラを注げるようになりますよ。
しかし、あまりにも燃え尽き症候群が長引いている場合は以下のうつ病になっている可能性がある、キケンな無気力症候群になります。
うつ病
うつ病は、まったくやる気も起きないし、何事にも関心を示せなくなる心の病です。
無気力症候群は、主に特定のことだけにやる気を感じられなくなりできなくなってしまいます。
これが悪化してしまうとすべてのことに関心を示すことが出来なくなってしまう”うつ病”に進展してしまうことがあるのです。
要するに無気力症候群とは、うつ病の初期症状といってもいいかもしれません。
コレまでは身だしなみにものすごい気を遣っていてオシャレを楽しんでいたのに、メイクをする気力だけではなく美容室に行く気力も起きなくなってしまった。