CoCoSiA(ココシア)

やらなければいけないことができない...(続き4)

まったくやる気が起きなくなってしまって、食事はできあいものを購入する日々が続いているし、掃除は行き届いていないし、洗濯物はたまる傾向にある。

ということになります。

誰かがやればいいのですが、自分しかやらなければならないとなると、それを行なうまでの時間がとってもかかってしまうんですよね。

それにこれまでは100%にこなせていたとしたのであれば、10%くらいしか満足に出来なくなってしまうんです。

上手にできなくなってしまうんです。

なぜなら、そこに気力を感じていないからなんです。

主体性がない

無気力症候群になると、主体性がなくなります。

主体性とは、自分で何かをやろうと決めたり、感じることですよね。

例えば、「私はお菓子つくりがすき。

だからこそ、お菓子を作る」場合。

これって本人がお菓子つくりを”したい”から”やっている”んですよね。

そこに主体性がありますし、やる気がみなぎっていることがわかります。

しかし、主体性がないというのは「お菓子は好き。

でも周りの人がつくれっていうから”作る”」となります。

この人は自分でお菓子を作りたい思っていないんです。

誰かが求めているからやっているだけ。

これは端的な例になりますが、主体性がないのは誰かの指示にばっかり従っていることです。

これまでだったら自分の意志で何かを決めて、何かを行なっていたのに誰かにいわれないとできなくなってしまうということになります。

子供であればこれは許されますが、大人になってまでもこんなことになっていると”人としてしっかりしていない””自立していない”なんて非難の対象になることも。

しかし、本人は以前までは主体性をもってなにかをすることができていたので、「私の一部分を見て判断しないでほしい」なんて思っていたりします。

あなたにこのような傾向はありませんか?

人間性がまだ確立されてない

また、無気力症候群というのは「誰かが求めているからやってきた」人がなりやすいといわれています。

それは人間性が確立されていないけれど、「これだけやっておけばまぁなんとか生きていくことが出来るだろう」と思うからなんですね。

最近の若者に増えてきているのがコレなんです。

また、人間性が確立していないということは”自分の軸となるもの”ができあがっていない状態です。

それだからこそ、自分のことがわからなくなってしまうんです。

本人は「自分はこういう人だ」と認識していたのかもしれませんが、第3者からみればそれは他人が求めている姿を演じているようにしかみえません。

だからこそ、その求めてくれていた人がいなくなってしまうととたんに「自分ってなんなんだろう」という疑問に襲われることになるんですよね。

それに生きる意味も、何かをやる意味までも感じることが出来なくなり、無気力・無関心につながります。

無気力症候群の種類

無気力症候群というのは、一種類だけではありません。

その中でも3つに分類することができるんです。

あなたは、どの無気力症候群でしょうか?

簡単にわかりやすく、3つの無気力症候群についてご説明いたします。

スチューデント・アパシー

大学受験などを終えた学生さんにとって、大学生活というのはとっても華々しい世界ですよね。

その世界に入るためだけに受験を頑張ったのですから。

しかし、大学に合格できてしまうとその大学の世界に対する自分のなかの世界観と現実のギャップを感じます。