目線がつまらなそうに下を向いたまま、退屈して指先で何かをいじっているというような態度や様子が見られた時は、相手が自分の話に飽きている、退屈してるというサインです。
そんな時は無理に話したい話を続けるのではなく、早めに打ち切り別な話題に転換すると良いです。
自分の話を理解しようとしているか、興味を持っているかに気を配りながら話せるようになると良いですね。
多数の人の前でも話上手な人は、多数の人の様子をよく見て話しています。
退屈している人が増えたら笑いを誘う話を織り交ぜる、話題を変える、同意を求めるような話、共感されやすい話を取り入れるなどをし、長くても飽きずに聞いてもらえる話し方が出来るのです。
論理的な話と情緒的な話を交ぜて話す
話上手な人は理論的な話ばかりで相手を説得、納得させるようなことは無く、情緒的な話もうまく織り交ぜることで、相手との会話をスムーズに展開させます。
理論的なことだけで相手を論破しようとしても難しく上手くいきません。
しかし、相手の感情に訴えかけるように非論理的な話もうまく取り入れる必要があるのです。
相手がどう思っているかを代弁する、自分もこう思っている、という事を織り交ぜると、本当に伝えたい論理的な話にも耳を傾け理解してくれようとするため、情緒的な話を入れたほうが効率よく会話が進められるのです。
話をする内容を事前に考えている
話上手な人は思ったことを思ったままに話すのではなく、事前に話の大まかな内容や話の長さを考え調節することができます。
話をよく聞いてもらえない、つまらないと言われる、相手をイライラさせてしまうという方は、話がものすごく長くなってしまっています。
話が長く途方もないため、途中で飽きてしまったり、早く終わらないかなとイライラしてしまうのです。
また、思ったことを口に出して話すため、話の流れがバラバラで行ったり来たりすることで、話が理解しにくい、聞いていて疲れると思われてしまいます。
人間は実は相手の話がどのくらいの時間で終了するものかという予測を無意識のうちにしてしまうのです。
だからこそ、話の終わりがいつまでも見えない話は予測を裏切られ予測不可能となってしまうため、不快になってくるのです。
集中して話を聞いてもらうためには、話を簡潔にわかりやすくしましょう。
順序立て、話が行ったり来たりしないように気を付けます。
また長々とした説明を避け、前置きは短く、説明が必要な場合は結末を最初に言ってしまうというのも良いです。
相手の目を見て話す
話上手な人は、相手の目を見て話すことが出来ます。
相手目をみて話している人は、相手の話を聞くときも目を見て話を聞きます
しかし、コミュニケーションを取るのが苦手、上手く会話が続かないという人は、相手の目を見ることがなく、いつもどこか違う場所に目線を動かしてしまっているのです。
相手の目を見て話さなければ伝わる事も伝わりませんし、相手に失礼な人だ、話す気が無いのかと思われ、不快な思いをさせてしまう事すらあるのです。
目を見ていると相手の細かい表情にも良く気付くことが出来るようになるので、相手の目をしっ狩りと見て話すようにしましょう。
相手の言葉を繰り返す
話上手な人は相手の言葉を繰り返します。
これは心理化学的なミラーリング効果というものが関係していて、一見相手をバカにしているような感じがするのでは?と思いますが、実は大きな信頼関係や友好な付き合いに発展する技なのです。
相手が「楽しかった~」と話す時に「楽しかったんだね。」「おいしかった~」と話す時に「美味しかったんだね」など、言葉を繰り返すことにより、相手には話をしっかり聞いてもらえているという気持ちが伝わりますし、相手が自分と似た感覚を持っている人なんだと信頼の気持ちを持ちます。
また、苦情やクレームを言われた時も、相手に共感しながら言葉を繰り返すことでクレーム処理や苦情に対する対応が上手になり、相手の怒りの気持ちを鎮め、うまく処理することができます。
不自然にならないように、全てくりかえ素のではなく、相手の話の区切りごとに共感できそうな言葉を繰り返してみましょう。
相手の反応が嬉しそうになったり、話が盛り上がって行ったら成功ですね。
話し上手になるためのコツ
次に話上手になるためのコツをご紹介していきますね。
ぜひ取り入れてみてください。
長文で応えるようにする
会話の中で質問された時の返答として、単語で「はい」「いいえ」と答えるのではなく、長文を意識してみると良いです。
はいかいいえで答えてしまうと、そこで話が途切れてしまいます。
例えば好きなものを聞かれた際「スイーツは好きですか?」対して「はい」とだけ答えたら話しは盛り上がりませんよね。