この「門限問題」は箱入り娘の恋愛にも大きく関係する問題です。
付き合う相手によっては両親が門限制度を廃止してくれるかもしれませんし、逆にもっと門限の時間が早まるかもしれません。
お嬢様学校出身
どこの地域にも「お嬢様学校」と言われる学校はあります。
大抵は中高一貫教育だったり、幼稚園からそのままエスカレーター式に上がっていけるので、厳しい受験戦争を経験することがありません。
そのかわり幼稚園や小学校での受験を経験するのですが、これは自分自身の努力というよりも親の教育による影響が強いので、いかに素直に親の言うことを聞く子供だったかということがわかります。
お嬢様学校と言えば女子高が多いですが、女子高育ちの女性は男性に対しての免疫がないので、ちょっと嫌な部分を見ただけで嫌いになってしまったり、逆に悪い男につかまってしまったりする傾向が強いです。
しかし箱入り娘の場合はそもそも両親から男性との接触を制限されている場合が多いので、恋愛での失敗は意外に少ないという特徴もあります。
【お嬢様学校については、こちらの記事もチェック!】
天然
箱入り娘は世間知らずのお嬢様が多く、おまけにおっとりしているのでどうしても天然イメージは強くなります。
小さい頃から周りが全てケアしてくれていたので、急ぐ必要も無く、自分で苦労をしてないかを成し遂げる必要も無く、ましてや腹の立つ出来事なども無い環境で育てば、世間一般的に天然だと思われるような女性になるのも仕方がないかもしれませんね。
天然の女性は同性からはあまり人気がありませんが、男性からは「守ってあげたくなる」という印象が強くよくモテます。
それを熟知している女性はわざと天然な女性を演じて周りから敬遠される場合がありますが、箱入り娘の場合は計算づくの「天然キャラ」ではなく「筋金入りの天然」なのでボロが出る心配もないでしょう。
育ちの良さが垣間見える
箱入り娘は自分のことをお金持ちや上品だという意識がないので、あえて人前でそのように振る舞うこともありません。
しかし箱入り娘のような品があるお金持ちのお嬢様に憧れている女性もいます。
彼女たちは「いかにも!」というブランド品をこれ見よがしに身に付けて、お金の匂いがするところには必ず顔を出します。
育ちの良さはそういった違いに出るモノで、本物の箱入り娘はお金に興味など無く、フェイクの箱入り娘達のように羽振りの良いIT社長に群がるような育ちの悪さを露呈することはまずありえないでしょう。
親への連絡が多い
箱入り娘の親は心配性です。
というか、心配性な親の元で育つから箱入り娘のなるのです。
自分の娘が外で何をしているかが心配なのはもちろん、困っているのではないか?何か犯罪に巻き込まれているのではないか?と常に娘のことが心配なので、家に居ない時は頻繁に連絡を要求します。
普通だったらそんな親に反発して無視をするところですが、箱入り娘は反抗期を迎えることもなく素直に親の言うことに従うので、逐一親に電話連絡をするのも苦になりません。
たとえデートの時でも親に連絡を欠かさない女性もいますが、それが習慣となってしまっているので仕方がないのでしょうね。
恋愛経験が少ない
ご紹介したような箱入り娘の特徴を考慮すれば薄々お気づきとは思いますが…箱入り娘に恋愛は難しいと思われます。
まず第一に親の監視が厳しい中での恋愛が成立するのか?という問題があります。
目の中に入れても痛くない自分の娘のことを安心して任せることができるような、真面目で品行方正な男性なら認めてもらえるかもしれませんが、そのハードルはかなり高いです。
またデートに付いてきたり、尾行をするといったエスカレートした行動に出る親は実際にいるようなので、男性からも普通に恋愛するのが難しい相手だと思われてしまう傾向があります。
さらに箱入り娘の多くは思春期の頃に恋愛ができるような環境ではなかったので、男性とのコミュニケーションの取り方がよくわかっていません。
気になっていても自分からアプローチすることができないので、片想いのまま終わる可能性が高いでしょう。
️最近では珍しい箱入り娘
そんな箱入り娘ですが、昔に比べると随分と減り今では希少価値さえ感じます。
時代の流れと共に親世代の育った環境や考え方が変わってきているので、昔のように自分の子どもに執着したり、甘やかしたりする親は減りました。
自分の意見が尊重される自由な時代に育った親世代は、自分の子どもに対しても束縛をすることはなく自立を促すような育て方をする傾向が高まっています。
つまり「箱入り娘?そんなんじゃ自立できないし、将来自分が困るだけでしょ」というのが親の意見であり、決して放置をしているわけではありません。