悪夢はハッキリと記憶に残りやすいものですが、朝起きた時にわざわざ1から10まで夢の内容を思い出す必要もないでしょう。
思いだせば、さらに鮮明に記憶として残ってしまうからです。
考えないという事には意識的な努力が求められるかもしれません。
考えないために別の何かを行なって、そちらに思いを向けることも役だつでしょう。
2.楽しいことをする
悪夢について考えたり、思い出したりしないためにできる一つのことは、「楽しいと感じることを行なう」ことです。
そうやって悪夢のことをできるだけ考えないようにコントロールするのです。
仕事が終わった後でも良いですし、お休みの日であれば、さらに自分がワクワクするような予定を立てておくことで、そのことが思いに浮かんでくるようになります。
自分が楽しいと感じることであればどんな事でも構いません。
ポイントは、楽しいと感じることをすることで、もしかしたら知らずのうちに溜まっているかもしれないストレスや疲れを上手に発散させ、その結果ぐっすり眠れたり、悪夢から自然と解放することができるかもしれない、ということなのです。
3.忘れる
考えないようにすることは意識的にできても、完全に忘れるというのはなかなか難しいものです。
なぜなら人間の脳は、記憶するようにできているからです。
でもずっと悪夢のことで悩まされて、毎日モヤモヤしているのは嫌ですよね☆ では「忘れる」努力をするために実践できるいくつかの実際的な方法を考えてみましょう。
それは①趣味に没頭すること②お酒を飲むこと③信頼できる友達と時間を過ごすことです。
趣味に没頭する
自分が楽しいと感じていることに集中している間は、一時的にでも嫌なことは忘れてしまうものです。
悪夢について忘れてしまうためには、何か別のこと、特に自分が没頭できる趣味などを行なうと良いでしょう。
音楽を聴くことや読書でも良いですし、映画鑑賞やゲームが趣味の方もいらっしゃるでしょうか。
ウォーキングやランニングをして体を動かすことも良いですよね。
運動不足は睡眠の質の低下や、不眠に大きく影響してきます。
また、ガーデニングや畑作りなど土いじりをすることも、自然に触れながら癒されて、嫌なことを忘れられるかもしれません。
いずれにしても、ストレスを解消したりリフレッシュ効果に役立つことを行なうことで、悩みや不安を忘れるのに役立つに違いありません。
酒を飲む
お酒を飲むことが、睡眠に影響を及ぼして悪夢を見させてしまう場合もありますし、お酒に頼り過ぎてアルコール依存症になってしまう危険もあるので、長期的な睡眠改善のための方法としてはおススメはできませんが、一時的に眠りに入るための導入目的としてお酒をたしなむこともできるかとは思います。
少しの量のお酒を楽しむことは、リフレッシュにも役立ちますし、気持ち良く眠れて悪夢を見ないで済むというのならば、悪夢を忘れるのに効果があると言えるかもしれません。
しかし、お酒を大量に飲んでベロンベロンに酔っぱらってしまえば、悪夢を見ないで済むと考えて、たくさん飲むことを習慣にすることだけはやめましょう。
お酒を飲む時は少量で、しかも寝る直前ではなく、寝るまでに少し間隔を空けて飲むことを忘れないでくださいね☆
友達と過ごす
一人きりでずっといると、つい嫌なことがフラッシュバックしてきて、鮮明に思いだしてしまうものです。
悪夢に関してもそうです、ずっと一人で考え続けているとなおさら忘れられなくなってしまいます。
仲の良い友達と一緒に時間を過ごしている間は、楽しくて悪夢について考えなくて済みますし、誰かが傍にいてくれることで安心感も感じられます。
悪夢を思いだす暇も時間もないほど、仲良しの友達と一緒に、たくさんおしゃべりをしたり、笑い合ったりすることで、脳も心もリラックスした状態となり、悪夢を見てしまう原因も知らずのうちに取り除かれて、嫌な夢からも解放されるかもしれません。
4.誰かに話してスッキリする
信頼できる家族や、友人や恋人など、誰かに自分の見た悪夢について話すことで、スッキリできることもあるかもしれません。
悪夢というのは自分にとってストレスとなっていますから、それが何日も続いていたとしたら、ストレスはかなり溜まった状態になっています。
もしそれを自分の内にだけ閉じ込めておいたら、それこそ悪夢のスパイラルから逃れられなくなってしまうかも☆
誰かに話すことで気持ちを整理させることもできますし、他の人にも知ってもらえた安心感で自然と悪夢から解放できるかもしれません。
また、自分のことをよく知ってくれている人なら、その見ている悪夢の原因を解明してくれることもあるかもしれませんよ。
自分のことを客観的に見れて、しかも親身になって聞いてくれる存在の人に話すことで、モヤモヤした気持ちをスッキリさせちゃいましょう◎