最初は、「計算が得意」「お手伝いをする」「兄弟に優しい」など、親の希望通りの良いところを書き出すそうですが、しばらくして、もうないとなった時に、その講師は、子供の良いところというのは、親に都合が良いところでなくてもあるはずで、子供が生きていくのに力になりそうなことをあげてくださいというと、「いやとはっきり言える」「やりたいことには熱中できる」など、親の価値観と違っていても、子供の持っている良い点を見つけてあげることができるそうです。
さらにペンが止まったら、短所と思うことを長所に置き換えてみてくださいというと、「叱られてもすぐに忘れる回復力」「忘れ物をしても困らない」「勉強ができなくても、前向き」など普段困っていることの中にも、見方を変えれば良い点になることを見つけられるそうです。
そして、子供の良い点を探している親は非常に楽しそうだそうです。
このことから、同じ子を見る時に、その子の良いところを、自分の価値観で測っていないか、嫌いと感じる短所を長所になるような見方はできないかを考えることは、子供を好きになるのにとても役立つと思いました。
子供がいる人の話を聞く
「子供が可愛くて仕方がない」と言っている人の話を聞くと、自分とは違う見方や価値観に気づけることがあります。
自分一人では、子供に対して積極的な見方ができない時に、人の助けを借りて、見方を広げたり、考え方の調整をするなら、今まで思ってもみなかったことに気づかされ流かもしれません。
しっかり注意をする
やはり、子供が嫌いと感じるのは、躾がされておらず、好き勝手に振る舞うのをみてイラっとする時ではないでしょうか?
ですから、親が怒らなくても、自分の迷惑となる場合や、自分が責任者の立場の時には、しっかりと注意をするなら、不満がたまらなくなります。
また、言いにくい場合も多いですが、子供を連れている人にも、言い方に気を配りながらも、注意をすることができるかもしれません。
批判したり、感情的になるのではなく、冷静に、困る理由や、どうして欲しいかを伝えるならトラブルにならずに済むでしょう。
可愛いと思い込む
思い込むには、口に出す言葉をポジティブにすることが助けになります。
「好きになれない」という代わりに、「好きじゃないとなかなかできない。
それをしている自分はえらい」などと、子供と一緒に、自分も肯定してあげる発言や、客観的に自分を見て、好きと思える部分にフォーカスするようにコントロールするなら、だんだんと「意外と子供は可愛いかも」「自分も好きだから面倒を見ているのだ」と自分にすりこむことができるのです。
自分の子を持つ
我が子は特別と言います。
子供が大嫌いだった人も、自分の子を持ったら「子供がこんなに可愛いものだとは」と心から愛情が湧き上がると言われたりします。
「目に入れても痛くない」「この子のためならなんでもできる」など、親の愛は無条件で、この世に存在する愛の中で一番強いと言われています。
昨今のニュースを見ると、産んだとしても自然と好きになれない恐怖心はあるかもしれませんが、愛情を感じ、責任感を持って育てるケースの方が圧倒的に多いです。
️まとめ
子供は特別な存在です。
迷惑だったり、面倒なこともたくさんありますが、可愛らしさや、喜びもたくさん与えてくれます。
今日考えたように、子供を嫌いになる理由もたくさんあり、どれも納得できるものですが、見方を変えるだけで、子供を貴重な宝物のように見れるようになることもあります。
ぜひ、子供を好きになるためのポイントを通して、一人でも多くの子供嫌いの方が、すこしでも良い感情が芽生えるようになれば嬉しいです。