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笑うことの20個のメリット(続き4)

血行が促進する

思いっきり笑うと、空気を体内にたくさん取り入れることになります。

つまり、腹式呼吸や深呼吸をしていることと同じなのです。

新鮮な酸素が体に入ると、血流が促進されて、滞っていた血行も改善されるのです。

大笑いをしていると、汗ばんできたり、運動した後のような爽快感を感じたことはないでしょうか?笑うことによって、たくさんの空気を一気に取り入れることができるので、体を燃焼させる効果があるのです。

また、大笑いしなくても、微笑んだだけでも、脳がリラックスした状態になり、脳内の血流がよくなるそうです。

そして脳内の血行が良くなると、全身の血行も活性化するという良い循環になります。

笑うことに、こんなに益があるなんてびっくりですね。

冷え性の女性や、ダイエットをしている方も、血行が促進されるなら、代謝がアップして燃えやすい体になるので、笑いをダイエットメニューに取り入れるのもいいかもしれません。

脳が活性化する

笑うと、α波が脳内に広がりリラックスすると同時に、血液量も増えて、脳の働きが活性化します。

さらに、適度なβ波も出るので、やる気が出てますます脳が活性化するそうです。

その結果、記憶力が上がったり、集中力が増します。

ですから、お勉強の合間に友達と思いっきり笑ったり、楽しく授業を受けるなら、勉強の効率もアップすると言えます。

自律神経が整う

原因がはっきりしない体調不良のほとんどの場合は、「自律神経が乱れが原因です」と言われるのではないでしょうか?自律神経とは、血圧の上昇、血管の収縮、消化器系の動きを鈍らせる、興奮を促すなどの働きをする「交感神経」と、血圧の低下、血管の拡張、消化器系の活発化、リラックスさせる働きをする「副交感神経」の二つの神経を表す言葉で、この両極端な機能がある神経のバランスを整えています。

この働きからもわかるように、自律神経は、私たちの生命活動と切っても切れない関係で、24時間絶え間なく動いてくれているのです。

ただ、とてもデリケートな神経でもあり、ストレスや、生活習慣の乱れなどで影響を受けて、バランスを崩してしまうのです。

そうすると、だるさや、息苦しさ、眠れないなど体に不調が現れてしまいます。

そこで、乱れてしまった自律神経を整えるのに役立つのが、笑うことです。

笑うことによって、ストレスを解消できることは先ほど考慮しましたが、自律神経がバランスを取り戻すのに、一番良いのも、溜め込んだストレスを発散することなのです。

ですから、お笑い番組や、コメディー映画などの助けを借りて、意識的に笑うようにしましょう。

神経が参っている時こそ笑いの力で元気を取り戻すことができるのです。

免疫力が高まる

笑うことで、免疫力がアップすると言われているのは、いつくかの理由がありますが、まず、笑うことによって、副交感神経と交感神経が切り替えをスムーズに行えるようになり、臓器や脳に刺激が伝わります。

そうすると、神経ペプチドという免疫力を高めるホルモンが分泌されるのです。

そして、その神経ペプチドが、血液やリンパ液を通して、全身に流れ出し、体内に侵入するウィルスや、体に悪影響を及ぼすがん細胞などを退治する細胞であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化します。

それで、免疫力が高まると言われています。

また、笑うことによって、腹式呼吸をするように空気を一気に体内に入れることができるので、新鮮な空気で血流をアップさせて、代謝もよくなり、全身の活性化を図って免疫力も上がるとも言われています。

病気が治りやすくなる

笑いが体に良いことは、かなり浸透してきましたが、病気を予防したり、治すのにも役立つのかという研究も日々行われています。

特に、人間の体内に50億個もあると言われているリンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化することが、成人病やガンに効果的という研究が行われています。

しかし、免疫力は強くなればいいかというと、リウマチなどの自己免疫疾患のように、自分自身を攻撃してしまう場合もあるのでバランスが大切になります。

その点、笑いは、免疫システム全体のバランスを整える効果があるという実験結果があります。

成人男女18人に、3時間のお笑い番組を見せて大いに笑ってもらい、笑う前と笑った後のナチュラルキラー細胞の働きを比較するという実験を行なったところ、笑う前にナチュラルキラー細胞が基準値より低かった人は、笑った後に数値が上昇し、笑う前に基準値だった人は、基準の範囲内ながらも高い数値に変化し、笑う前にナチュラルキラー細胞が基準値より高かった人は、笑った後もその数値をそのままキープしていたという結果になりました。

つまり、平均値より低い人は笑うことによって、かなりの上昇を見せるが、それ以外の人は少し高くなるが、高くなりすぎることはないということです。

このように笑いうとナチュラルキラー細胞の研究が進むなら、多くの人を苦しめている病気から笑顔で解放される日が来るかもしれませんね。

糖尿病

お笑いのプロであり、笑いの追及に余念がない吉本興業の協力してもらい行なった、糖尿病の患者さんが、食事をして2時間後の血糖値の変化の調査によると、笑いのない講義を聞いたのと比べると、漫才を鑑賞して笑った時は、血糖値の上昇が大幅に抑えられたそうです。

鎮痛に効く

「笑いは最高の鎮痛薬」と言っている専門家もいますが、本当に笑うだけで痛みが軽減されるのでしょうか?答えは、「はい、痛みは和らぎます」というのが専門家の見方です。