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往々にしてとはどういう意味?よくあ...(続き2)

詳しい例文は、後にご紹介していますのでそちらでご確認をお願いします♪

基本的に良くない場合に使われる


往々にしてという言葉を使うには、とてもカンタンな意味しか含まれていませんでしたね!そのため、きっとこの文章をお読みいただいている方のなかには「今すぐにでも自分にも使えるジャン!イエーイ」なんて思っている方がいるかもしれません。

しかし、この言葉を使うにあたって気をつけて欲しいことがあるんです。

それは、往々にしてという言葉は「基本的によくない場合に使われる」ということ。

生活のなかでよくあることなんて、たくさんありますからすぐにでも使えてしまいそうですよね。

例えばお父さんが飲みに行った帰りには、必ずお土産を買ってきてくれる!というパターンがあったとしましょう。

そんなときに、「往々にして」という言葉を使うことができないんです。

お父さんは飲みに行ったときお土産を買ってきてくれるのは往々にしてある・・・とは、絶対に使えないということです。

だって、お父さんがお土産を買ってきてくれるのってイイコトでしかありませんよね?それなのに往々にしてという言葉を使うと、そこに悪い意味・よくないニュアンスがプラスされてしまうんです。

すでに、良い意味でも使ってきた方がいるかもしれませんがそれは間違い!これからは、間違った意味で使わないように「基本的によくないときに使う」ということを頭にいれておいてくださいね☆

往々にしての読み方

往々にして・・・この言葉で検索をしてきた方は、読めるのでしょうか?実は、この漢字正しい読み方ができない人が大勢いるんです。

なぜかというと、なんとなく「ジュウジュウにして」なんて読んでしまうから。

しかし、入力しようとしても変換先が見つからない!じゃあどんな漢字なんだろう・・・なんて読むのだろう・・・。

きっとあなたもそのような気持ちを感じていたはず。

おうおうにして

これは、”おうおうにして”と読みます。

なかなか出くわさない言葉であるために、初めて聞いたときには「この人何をいっているんだろう?」と驚いてしまったかもしれません。

また、初めて読もうとした方にとっては「なんてよむんだろう」と悩ませたことでしょう。

往々を構成している”往”という漢字はもともと”おう”という読みを持ってます。

この言葉を知るだけでも、往を使った言葉をカンタンに理解できるようになるはずですよ。

往々にしての使い方

「往々にして」の意味を確認してきました。

しかし、その意味だけでは「自分の言葉として使えない!」と思っている方がいるはずです。

特に誰かが使っているところを見たことのない言葉だと、どのように使えばいいのか意味をしっていてもわからないですよね。

それに意味としてはあっているけれど、常識的に使わない場面で使ってしまうことも。

それって知らぬ間に恥をかくことになりますし、その間違いをしったらもっと恥ずかしい気持ちになってしまいます。

今回は、そのようにならないように「往々にして」の例文を確認して、”こんな風に使うのか”とかる~い気持ちで使えるようになりましょう。

往々にしてルールを守らない人を見かける

これは、「よく(何度注意しても)ルールを守らない人を見かける」という意味になります。

世の中にはマナー違反だというのに、周りの目線を気にせずに何度もそのルールを破る人っていますよね。

正義感の強い方であれば、そのような人たちに「そこは違うよ!ルールを守ろう」と伝えるはずです。

しかし、一部の人というのはそのように注意をしても、何度も何度も同じことを繰り返します。

同じようにしてルールを破ってしまうんです。

その頻度を表す役割をしていますね。

些細なミスは往々にしてあるものだ

これは「些細なミスというのは、よくあるものだ」という意味になります。

些細なミスときくと、良いイメージを持つ方は少ないのでは?「往々にして」という言葉は”悪い意味”で使う言葉なので、このように使う際にはマイナスになるようなイメージの固有名詞、形容詞が入っているととても使いやすいです。

それに、「往々にして」というのは、よくある頻度をさすので日常生活で使いやすいかも。