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驚愕とはどういう意味?よくある使い...(続き2)

また、友人や知人のあり得ない行動や真実について知って、あまりに衝撃を受けた時に使ったりすることもあります。

いずれにしても、予想をはるかに超えていたり、想像できないほどの事実に直面した時に使うことのできるフレーズと言えます。

私はひどく驚愕した

あり得ないと思う事を実際に目の当たりにした時、また、まったく予想もしていなかったことが自分の身に起きた時、その衝撃の度合いや動揺している様子を表わすのに「私はひどく驚愕した」と使うことがあります。

それはたとえば、これまでとっても元気だった父親や母親など、家族が突然に亡くなってしまった知らせが届いた時などに、「突然の訃報に私はひどく驚愕した」という言葉で感情を表現するかもしれません。

この場合の感情としては、愕然としている様子や、あまりの突然のことに気持ちがついていかず、事実を受け入れられない、動揺した感情を表わしていると言えます。

あっけに取られて、あまりのショックを受けたり、呆然とした状態で気が抜けてしまう、茫然自失の状態を表現するのに適切な使い方と言えるでしょう。

飛び込んできたニュースに驚愕した

たくさんの犠牲者を出すほどの災害や事件、あまりに残酷過ぎる犯罪が起きて、そのニュースを見聞きした時に、その突然飛び込んできたニュースに「驚愕し」震撼させられることがあります。

この場合は「我が目を疑う」とか、「血の気が引いた」というような、衝撃や精神的なショックの気持ちを表わすのに適切な言い回しと言えるかもしれません。

他にも、大好きなアイドルや俳優や女優さん、芸能人が結婚したニュースを知った時に抱く「腰を抜かしそうなほどの驚きやショック」の気持ちを表現する際にも、「驚愕した」と使うことがあります。

金額の高さに驚愕した

「日本一高い◯◯ 驚愕の□□円!!」とか、「驚愕の買い取り価格!なんと◯◯円!!」といったキャッチコピーやフレーズを、店頭広告やテレビコマーシャル、ネット広告などで目にすることありませんか?

ある品物の価格が、想像をはるかに超えて非常に高い時や、逆にコストパフォーマンスが良いものに対して、その価格を強調するために「驚愕の~」といったキャッチフレーズが使われることがよくあります。

思わず呆れてしまって、開いた口が塞がらないような気持ちや、目を見開くほどの衝撃を表す表現としてふさわしいかもしれませんね。

個人的にとっても「驚愕させられた金額」は、「一粒ウン万円」で販売されている、さくらんぼやブドウといったフルーツがあると知った時で、あまりに衝撃を受けたのを思いだしました(笑)

彼の突然の行動に驚愕した

自分の周りにいる知り合いが、思ってもみなかった行動や言動を突然取り始めた時は、たいていショックを受けるものです。

ショックを受けるということですから、その行動のほとんどは印象よく感じられるもの、好ましいものではなく、むしろ逆にあり得ないと感じてしまうものであるという事でしょう。

それは特に、自分が今付き合っている彼が、普段とは違う一面を見せたり、急に豹変した時に「驚愕させられる」ことがあるかもしれません。

「こんな人だとは思わなかった」と感じるような行動を自分が取られたり、または見てしまった時に、心の落ち着きや平静を失ってしまう衝撃的な感情を表わすのに最適な表現と言えるかもしれません。

驚愕の色が見える

不意打ちにあって唖然としたり、呆然とする様子や愕いた表情を表わす時の表現として使われるのが、「目に驚愕の色が浮かぶ」とか「驚愕の色が見える」といった言い回しです。

“目に~色が見える”という表現からすると、動揺している心の揺れや驚きの感情がもはや隠せない状態で、表情や見た目に表れてしまっている様子が見て取れるでしょう。

「血の気が引く」とか「顔色が青ざめる」といった状態や、目を見開いて呆然としている様子や、凍り付いた表情になっている人を表現するときに、「彼女の目に驚愕の色が浮かんでいるのが見て取れた」といった使い方をするかもしれません。

あまりの驚愕に放心状態

人はどんな時に“放心状態”になってしまうでしょうか。

ショッキングな光景を目にした時や、ビックリしすぎて現実と受け止められない時、あまりに衝撃的な場面に出くわした時にそうなってしまうかもしれません。

放心状態になっている時の別の表現としてふさわしいのは、たとえば「口がポカンとしている」とか「言葉を失う」、あるいは「呆れてモノが言えない」とか「開いた口が塞がらない」状態と言えるかもしれません。

あるいは「フリーズする」とか「呆然と立ちすくむ、あるいは立ち尽くす」といった茫然自失になっている状態もそう言えるでしょう。

言葉にならないほどの驚きや衝撃を受けた時、またはどう対応して良いか、次にどんな行動をすればよいか分からないほどのショックを感じた時の表現として、「あまりの驚愕に放心状態になってしまった」なんて使い方ができるかもしれませんね。

この後、驚愕のラスト!

「この後、驚愕のラスト!」とか「驚愕の最終回!!」といったフレーズ、きっと一度は誰もが見たことがあるんじゃないでしょうか。

ドラマとかバラエティー番組、映画で、よりインパクトのある表現をして観る人々の興味や関心を惹きつけたい時、ワクワクドキドキした気持ちで最後まで見て欲しい時などに使われることがよくあります。

映画の宣伝や広告でこのキャッチコピーを見たり、テレビでコマーシャルに入る前にこうしたフレーズを見ると、「最後どうなるんだろう」ってとっても興味が湧きますよね♪

実際にそのラストが想像していたストーリーとはまったく違うラストであったり、思いもよらなかった結果になった時は、「本当に驚愕のラストだった…」と感じるのではないでしょうか。

ラストがハッピーなものになるか、最悪な結果となったかに関わらず、いずれの場合でも多くの人の予想を裏切る内容であったり、想像や超えた展開に対して、こうした使い方がされることがあります。

️驚愕に伴う感情

「驚愕」という言葉のさまざまな使い方があることが分かっていただけたでしょうか。

私たちは日常いろいろなシーンで「驚愕」させられることがあるという事です。