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驚愕とはどういう意味?よくある使い...(続き5)

笑うことは自律神経のバランスを整えるのに不可欠であるとも言われています。

なぜなら、笑うことによって副交感神経が優位に働き、それがストレスの解消やリラックス状態を作り出すからです。

また、免疫をアップしたり、血圧を下げたり、心臓にも良い影響を与えるなど、笑うことは体の健康にもとても良いという研究結果も報告されています。

良くも悪くも、予想外の出来事に驚かされた時こそ、笑い飛ばすことで「驚愕」をいつもポジティブにとらえられたらいいですよね◎

安堵

安堵(あんど)するという言葉には、「心配事が無くなり、安心すること。物事がうまくいってホッとすること。緊張から解放されて、胸をなでおろす」といった意味があります。

非常に驚かされることを見聞きした時でも、その事実によって安心材料ができたことによって、後から安堵の気持ちが出てくることがあるかもしれません。

たとえば、「結婚のけの字もなかった子供が、結婚すると突然言ってきた」時は、腰を抜かすほどの衝撃を受けたり、びっくりするかもしれませんが、ずっと将来どうするのか心配してきた子供がようやく地に足を付けて、身を固めてくれる決意をしてくれたことに親としてはホッと、胸をなでおろすのではないでしょうか。

このように、驚愕する出来事の後に「安堵感」を感じられる場合もあるということが分かると思います。

好奇心

自分には直接関係がないことならなおさらのこと、びっくり仰天する内容を見聞きしたらさらに好奇心が湧いてくることがあるかもしれません。

新たな発見を次々にする科学者は、たいてい驚きの体験や経験が、学ぶ意欲を掻き立てて、好奇心へとつながっていったことが結果として表れてくることが多い、と言われています。

つまり、驚きと好奇心は密接に関わっていることがあるということなのです。

「この後、驚愕のラスト!」とか「驚愕の最終回!!」というキャッチフレーズに私たちが興味を惹かれて続きをぜひ見たい、と思うのも、やはり好奇心を掻き立てられているからにほかなりません。

驚愕した後にじわじわ感情が移行する

驚愕する際には、怒りや悲しみや混乱といった、ネガティブな感情が伴うこともあれば、喜びや笑い、安堵感のようなポジティブな感情に変わっていく場合もあるということが分かりました。

いずれの感情の場合でも共通して言えることは、驚愕すると同時にそうした感情が出るわけではなく、少しずつさまざまな感情が湧き出てくるという事です。

「驚愕する」ということは、好ましい場合であってもそうでない場合でも、とにかく予想もしていなかった事に対しての驚きの感情を表しています。

その驚きの後で、驚かされた事実を受け止めたり認識することで、さまざまな感情が生まれてくるようになるのです。

ある場合にはずっと後で、かなりの時間が経ってから沸き起こるものもあれば、一瞬にして感じるものもあるでしょう。

その抱いた感情をなかなか解消したり、無くすことができない場合もあるかもしれません。

それほど「驚愕させられる」というのは、自分に強い衝撃や影響を与えるほどの感情であるという事が分かっていただけたのではないでしょうか。

️驚愕を正しく使おう

「驚愕する」という言葉を日常で、話し言葉の中に含める人はなかなかいないかもしれませんが、その時に感じた衝撃や動揺やショック、さらには驚きを表わすのに、とても最適な表現とも言えるかもしれません。

驚愕はちょっとした驚きやびっくりした気持ちを表現するものとしてはふさわしくありません。

「驚く」と「愕く」、ふたつの“おどろく”が合わさった言葉からも分かるように、言葉にならないほどの強い驚きの感情を表現したい時に使われるものです。

さらに、突然生じた出来事や、まったく予想もしていなかったことに対して感じる衝撃や驚き、ショックに関連して用いられる表現でもあります。

漢字の意味や、どんな場面や状況で使用するのがふさわしいのかをよくみきわめて、この「驚愕」という熟語も正しく使用するようにしたいものです。

ビジネスにおいての文章作成で用いる際には特に、言葉の意味や正しい使い方をしっかり学んで使用することは、あなた自身への信用度合いにも影響してくることなので、しっかり押さえておきたい分野の一つと言えます。