結局自分の意見を通せること以外、メリットのない特徴と言えるのではないでしょうか。
5.根拠のない自信が強い
これも先程少しお話しましたが、固執する人には根拠のない自信が強いという特徴もあったりします。
ここまで散々固執する人は「自分の意見に絶対の自信がある」というお話をしてきましたが、実はその自信ってなんの根拠も確信もない、気持ちだけの自信という場合が多かったりするんですよね。
でも何故か固執する人のこういった自信は相当強いもので、それゆえ勢いだけでただただ行動してしまうという人もほとんど。
そのため失敗をしてしまうということも多く、結果的に周囲に迷惑をかけたり信頼を失うということに繋がりやすくなってしまうんです。
いっそ何か根拠のある自信だったら周囲も理由をつけて説得などができたのかも……気持ちだけの自信だからなかなか折れるということをしてくれなくて、厄介な状況にばかりなってしまうのかもしれませんね。
6.客観性がない
客観性がない。
これも固執する人の特徴の1つに入っています。
要するに「周囲の人から見たら自分はどうなのか」そういった見方ができないからただただ自分本位で進んでしまい、自分の意見にばかり集中するようになっていってしまうことに。
そのため仕事などにおいても何が1番良い選択なのかというのを冷静に判断できず、結局自分の意見を押し通す結果になってしまうわけなんですね。
またこれだと自身のやり方などを見直したりする機会も得られないので、当然自身が固執しているということにも気付けないままになってしまいます。
そうなれば結局性格を改善できないままになってしまうので、立場や状況などもどんどん悪くなっていくばかりのはず。
自身を反省させたり成長させたりできる機会も他の人に比べて少なくなっていってしまうのではないでしょうか。
7.凝り性
固執する人には凝り性という特徴もあったりします。
自分の考えに対して絶対の自信を持ち全力で取り組もうとするので、とにかく凝りに凝って徹底的に努力を重ねようとするんです。
ただこれ一見良い特徴のように思えますが…やはり自分の意見ややり方に対してだけというのが難点。
固執する人は逆に他人の意見ややり方などに対しては否定的で協力もなるべくしたくないというところがあるので、人のためには一生懸命にならないという人が多かったりするんですね。
凝り性というのもある意味才能なのに、これは本当に残念なところ。
きっと人の意見を取り入れて動くことができれば、周囲からの信頼ももっと勝ち取ることができるはずなのに……固執する人にとっては非常に勿体ない特徴と言えるかもしれませんね。
8.非常にまじめ
先程の「凝り性」のお話でも分かるとおり、実は固執する人というのは非常にまじめという人が多かったりするんですね。
これまで頑固や人の話を聞かないなどネガティブな特徴もいっぱいご紹介してきましたがそれも実は全部悪意からきているわけではなく、ただただ自分の意見にだけ集中してまじめになりすぎてしまっている、という話なだけで。
先程言ったとおり徹底的に努力するという気持ちだってあるわけですし、それなりに能力だってあるわけなんです。
まじめさというのは決して悪い印象を与える特徴ではないはずです。
もっと人間関係など上手に築くことができてその上でアピールできればさらに評価なども上がるはずです。
やはりこれも固執する人にとっては非常に勿体ない特徴となってくるのかもしれませんね。
9.完璧主義者
こちらも先程の「凝り性」「非常にまじめ」という特徴からなんとなく納得できるものですが、固執する人の中には完璧主義者という人もよく見られます。
何事も自分が納得できるように完璧にやり遂げたい…そういう強い気持ちがあるから一生懸命努力を重ねることもできるのでしょう。
またこういった人達は自分の意見ややり方を押し通すからこそこだわりたいという思いもあるのかもしれませんね。
ただこの場合も人の意見ややり方となると非協力的になってしまうという傾向にあるようなので、その際は作業等が中途半端になってしまうということが多いようです。
なのでこちらも能力はあるのに非常に勿体ないという特徴に。
たとえ完璧でも自分のことだけしかやれない人というのは当然良い印象を持たれるものではないので、周囲からもネガティブに捉えられやすくなってしまうのでしょうね。
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10.じっくり時間をかけて物事をする
固執する人は凝り性で完璧主義者という特徴を持った人が多いため、物事に対してじっくり時間をかけるという人も多く見ることができます。