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店長にしか分からない19個の大変な...(続き2)

営業利益をあげるためには、売り上げ、売上原価、人件費、販促費、その他の経費などの効率性を考えながら利益を作っていかなくてはいけません。

つまり、店長というのは数字と常に向き合って、経営者としての分析の習慣を持たなくてはいけません。

しかし、この本業ともいえる仕事以外にも様々な雑用があるために夜遅くまで仕事をしたり、休みの日にも出勤しなくてはいけないこともしばしばなんですね。

業務連絡


業務連絡も店長が毎日行う仕事の一つです。

毎日の予定をチェックし、その人のチラシとか前日の連絡の引継ぎなどもチェックします。

毎朝の朝礼がある職場では、機能の売り上げについての読み上げなどを行いつつ、本日の支持や連絡を行います。

その他に、必要な時には連絡や引継ぎ内容をその都度、関係者に回さなくてはいけません。

毎日その日の業務連絡をまとめるだけでも大変ですが、次の日への引継ぎなども行います。

日々業務を行っていくうえで、チームとして働くすべての人が共有すべき情報や注意点などについて伝えていく責任があるわけです。

メールや掲示物の作成

業務連絡をする方法は朝礼だけではありません。

24時間営業しているような店舗では、メールや掲示物によって業務連絡をしているところもたくさんあるでしょう。

業務連絡ノートなどに、その日に気を付けて作業する点や、提出物についてや、さらにミスがあった場合などにその点に関する情報共有と改善点についてがかかれていることもあります。

最近ではLINEを使って業務連絡をしているところもあるようです。

グループを作れば、一斉送信できるし、ちゃんと連絡を見たかどうかも確認できるので便利なツールと言えるでしょう。

しかし、LINEはとても気軽なツールなので見落としがあったり、相手への丁寧語がおろそかになってしまうこともあるので、その点は仕事でのやり取りであることを忘れないようにしましょう。

そして、店長としては業務連絡を皆が理解したことを確認したいと思っていますから、どんな方法で業務連絡が回ってきたとしても、自分が確認したことをしっかりと表しましょう。

スタッフの教育

スタッフの教育も店長の仕事です。

採用したスタッフが仕事を効率的に行えるようになるように、段階的に育てていく必要があるのです。

時に、新しく入ったスタッフがいつもすぐに辞めてしまうような職場がありますが、それは教育の方法が間違っていることに原因がある場合もあります。

教育が十分になされていないのに仕事を任されて、何をどうしていいのか分からず、あやふやな状態でミスをしてしまい、それをものすごく怒られる、ということがあるのです。

それは、スタッフの教育ができていない店長の責任でしょう。

安心して職場で働けるように、段階的に仕事を教えていく必要があります。

この仕事を教えることを、他の社員や先輩のバイトにお願いすることも多いと思いますが、その社員やバイトが教育の時間を取れるような配慮も必要でしょう。

さらに、新しい人だけでなく今いるスタッフがより良い仕事ができるように、皆に指導をしていく必要があります。

でも、店長がしていないことを指導しても、周りは「この人、何言っているの?」ってなってしまいますから、店長は自らが一番の手本とならなくてはいけないのです。

みんなのお手本となりつつ、スタッフの状態を見ながら適切な指導を与えていく、という責任の重い立場なんですね。

シフトの作成

店長が毎月頭を抱えることの一つとして、シフトの作成があるでしょう。

シフト制とは、スタッフがいつ、どの時間帯に勤務するのかを毎週、あるいは毎月立てる勤務体制のことです。

つまり、人によって出勤日や勤務する時間帯が変わる職場ということです。

シフト制にも、いろいろあって、勤務先があらかじめ働く曜日と時間を決める固定シフト制と、自分が希望した日や時間帯に勤務できる希望シフト制があります。

固定でシフトが組んであるとまだいいのですが、この希望シフト制だと人手が足りないときや、みんなが休みを取りたい時期などのシフトを組むのがすごく大変になります。

人手不足の状態のシフト作成

人手がたくさんいる時には、一人がある日に希望休みを取っても、他の人に出勤してもらえば問題ないのですが、ぎりぎりの人でシフトを回していると、希望休みがかぶると大変なことになります。

特に、イベントがある時やみんなが休みたがる時期などに、休み希望が重なるとシフトを作成する法としてはすごくストレスになります。

それで、人手不足の状態の場合、みんなの希望通りにシフトを組めるわけではありません。

もちろん、店長自身はそのような人が休みたがる時期には絶対に出勤しなくてはいけません。