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店長にしか分からない19個の大変な...(続き3)

それに、休み希望を提出する期限があいまいなところでは、みんなのスケジュールがはっきりしないためになかなかシフトが組めない、ということもあります。

そうすると、一方で「早くシフトをください」という人も出てきて、店長は大変です。

一度決めたシフトを変更するなんて、人手がいないとすごく大変になるので、休み希望などの提出期限をみんなで守りましょう。

休憩をどう回すか

さらに、休憩をどう回すかということも考えます。

いくら忙しくても、一定の時間以上の勤務の人には休憩を取ってもらいます。

その休憩を回すのも結構大変です。

人が多ければ、順番に休憩を回せるけど、人手不足の時には休憩などなかなか入れないときもあるでしょう。

もちろん、店長は休憩なんて最後になるから休憩が取れない時も普通にあります。

シフトに入れる人を探す

シフトが埋まらない時、入れる人を探します。

ここで、比較的自由がきいて、協力的なバイトさんなどがいるとすごく助かるのですが、みんながイヤだというと、店長は本当にイライラしてしまうでしょう。

みんなの希望を通してあげたいのはやまやまですが、あまりにもみんながわがままだと、仕事が成り立たなくなるので。

それで、店長がキレちゃうこともけっこうあるみたいですね。

みんなに文句を言われないシフトを作るのって、すごく大変なんです。

というか、文句を言われないシフトなんて作れないかも。

仕事の制限

店長はお店の責任者です。

しかし、店長とはいっても、なんでも自分の好きなようにできるというわけではありません。

店長の権限には制限があります。

もし、「あなたの自由にやってもいいですよ。

責任は全部取ってね」という経営者がいても、それは無理なのです。

つまり、店長はお店の中では一番決定権があるかもしれませんし、権限を持っているかもしれませんが、じつは大きな権力の中で動いているのであって、仕事には制限を課せれられているのです。

上からの指示や、上からの要望に従わなくてはいけません。

全てが自由にできるわけではない

つまり、店長だって店長の一存で何もかもができるわけではなく、すべてが自由に進められるわけでもないのです。

ということは、店長というのは部下と上司の板挟みになる、かなりキツイポジションであるのです。

自由はないけど、責任はある。

上からの圧力もあるし、下からの要望や愚痴は絶えないという現状です。

板挟みになっているときが一番大変ですよね・・・。

ただただ愚痴を言っていればよかったバイトの時とは比べ物にならないくらい、ストレスを抱えることもあります。

それで、部下たちの信頼を勝ち得ながら、上からの指示を形にしていくということをするのには、相当の技術と人間力も必要となってくるでしょう。

スタッフの団結力を図る

店長は、お店の雰囲気を良くすることもできれば、悪くすることもあります。

よい店長というのは、スタッフの団結力を図り、スタッフが活き活きと仕事ができるように環境や人間関係も築いていく仕事があります。

飲み会の企画

スタッフの団結力を図るために、飲み会の企画することもあるでしょう。

特に、新人さんが入ってきたときには必ず歓迎会をするという職場もあります。

そのようにして、一人ひとりに自分の居場所というものを感じてもらって、責任感と連帯感をもって仕事をしてもらうのです。

飲み会では、スタッフのことをよく知り、自分のこともよく知ってもらう機会になります。