皆さんも「姿勢を正して!」と言われたら、とりあえず胸を張るのではないでしょうか?
ですから昔から現代に至るまで、胸を張る姿勢は美しい姿、正しい姿勢として私たちの意識に中に植えつけられているのと言えるでしょう。
姿勢が綺麗ということは、自分の気持ちも変えますし、当然、周りの人に与える印象は変わります。
姿勢が良いと、実際よりも背が高く見えたり、細く見えたりしますし、何と言っても自身に溢れた積極的な雰囲気を出すことができます。
ですからぜひ胸を張ることを意識したいのですが、少しの注意点もあります。
それは、胸と同時にお腹も突き出してしまったり、踏ん反り返ったように見えるほど反らせるのは、腰にも負担がかかりますし、偉そうなイメージを与えてしまうかもしれません。
ですから、力を抜いて、天井から吊るされているようなイメージでお腹と背中の筋肉をしっかり使って、胸を開くようにするなら、美しい立ち姿になるでしょう。
オーラがある
オーラがある人とは、存在感や風格がある人と言えるでしょう。
堂々としていて、物怖じしない、決めたことを最後までやり遂げるなどの意志の強さ、また、明るくおおらかで一緒にいる人を楽しい気持ちにさせるような、人間的な魅力に溢れているという特徴があるでしょう。
ということは、自分の気持ちの持ちようや、意志でオーラも身につけられることがわかります。
佇まいが素敵に見えるようなポジティブなオーラーを放つためにも、自分自身を好きになり、自分の能力を信じて自信をつけるようにしましょう。
そうすれば、どんな状況でも堂々と落ち着いて対応できるようになりますし、自己肯定することで、他の人にも優しくでき人から素敵と思われるような立ち振る舞いが自然とできるようになるでしょう。
上品さがある
上品、品があるというのは、間違いなく褒め言葉ですが、具体的に人のどこを見て品を感じ取るのでしょうか?
人の品格とは、生まれや育ち、今いる環境などによって身につくもので、自然な動作、言葉使い、会話の内容、食べ方など色々なところで現れるものです。
ですから、ここを直せば品が出るというようなシンプルなものではなく、その人全体から漂いでる全てを見て人はその人の品格を判断します。
付け焼き刃でも真似でもなく、本人が長い間をかけて培ったものすべてが現れるのです。
ですから、ただ佇んでいるだけでも、品を醸し出せる人もいれば、かしこまった場で必死にお行儀良くしようとしても、品がなく見えてしまう人もいるのです。
では、育ちが悪かった人が品を身につけることはできないのでしょうか?
そんなことはありません。
すぐには無理でも、上品な人の真似をしたり、若者言葉や、下品な言葉使いをやめるように意識し、上品な人たちと交流を持つなら、少しずつ変わることができます。
1964年制作のアメリカのミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」で、オードリー・ヘップバーン扮する、下町生まれの野暮な花売りの女の子が、教授の指導によって淑女に変化していく姿は、どんな人であっても、品を醸し出せるようになるために努力するよう強い動機付けを与えてくれます。
目が輝いている
どんな時に人は目が輝きますか?
わかりやすい例は、感情が素直に表情に出る子供でしょう。
夢中で遊んでいる時や欲しかったおもちゃを買ってもらったり、親に褒められぎゅっと抱きしめられた時には、目を輝かせて喜びや嬉しさを表現しますね。
この例からわかるように、好きなことをしていたり、好きな人と一緒にいたり、したいと思うことについて考えていると人は目が輝きます。
ということは、大人の場合、今の仕事にやりがいを感じていたり、充実した生活を送っていたり、夢や将来の明確なビジョンを持っている人は、目がキラキラしています。
大人になれば、当然嫌なことや、苦手なこともしなければならないこと、そして夢が全て叶うわけではないことを理解していますが、それでも前向きに努力したり、ポジティブに考えている人は、目の輝きを失わないのです。
漫画でも、魅力的な主人公は目の中に星が描かれていますが、キラキラした瞳で、積極的な考え方をしている人は人を惹きつける魅力がありますよね。
さらに目に力があるためには、健康維持も欠かせません。
熱が出たり、具合が悪い時には、目が潤んだり、トロンとして力がなくなってしまいますよね。
ですから、佇まいで目が輝いている様子を感じ取ってもらうには、第一に健康な体であるとが必須条件になります。
健康管理は一番の自分との戦いですから、それができるというのは、意志が強くかつ道理をわきまえた大人である証拠とも言えます。
口角が上がっている
自然な笑顔ほど人を惹きつけるものはないでしょう。
口角が上がっていると、微笑んでいるように見え、楽しそうで穏やかな雰囲気を醸し出し、周囲の人まで笑顔に変えることができます。
生まれつきの唇の形で、口角が上がっているように見える人もいれば、残念ながら下がって見える人もいるかもしれません。
しかし生まれ持ったものだけではなく、心理学的にも、常に明るくポジティブで、心が満たされている人や、他の人を楽しませようと思っている人は、自然と口角が上がる表情になるそうです。