長さは2400キロメートル、高さは6~9メートル、幅4.5メートルという壮大な城壁です。
万里の長城は、1987年に世界遺産に登録されました。
身の回りで一つしかないもの
世界的に貴重なものだけでなくても、身の周りに自分にとって世界で一つしかないものもあります。
これも世の中で一つしか無いものとして貴重なものです。
写真
旅行の記念写真や集合写真も、撮った時にはあまり興味はなかっても、晩年になると思い出として貴重なものになるのです。
年老いて懐かしい学生時代の仲間との同窓会に出ると、誰かが昔の写真を持ってきます。
それを見ながら、昔はおまえは勉強ができなくて答を教えてやったとか、女学生の尻ばかりを追いかけていたとか、写真から当時の状況がありありと思い出せるのです。
こんな写真は、色あせてセピア色に変わっていますが、唯一の思い出の写真なのです。
手紙
手紙を大事に保存している人がいます。
特に、昔の恋人からのラブレターなどは、捨てられなくて隠しておくのです。
自分宛てに届いた、世の中に一つしかない恋文は、死ぬまで隠して持っておきたいものなのです。
思い出の物
海外に初めてホームステイした時に、現地でプレゼントしてもらった腕輪やネックレスなどは、思い出の品として大切に保管しています。
これも、世の中には似たものがありますが、もらったものは決して二つとしてありません。
大事なものです。
手作りの物
旅先で見つけた伝統工芸品の陶器の窯元に立ち寄りました。
自分で粘土をこねてカップを作り、色付けして焼いてくれるそうです。
時間があったので、友人と一緒に陶器づくりにチャレンジしました。
自分専用のコーヒーカップとお皿を作り、染料を塗って仕上げます。
これを窯で焼き上げてから自宅に送ってくれるのです。
二人で苦心しながら作ったコーヒーカップが後日届きました。
中を開けて見ると、表面はごつごつしていますが自分の名前のサインもキッチリと残っていて、素晴らしい出来上がりでした。
世界に一つだけの手作りのものなのです。
まとめ
唯一とは、本当に世界で一つだけという意味で、唯一のものとは自分に取って一つしかない大事なものです。
非常に愛着があって、誰にも譲れないもので自慢のものです。
だから、言葉で唯一の何かという時には、どこにもない自慢できるものを指しているのです。
いい加減に言う言葉ではありません。
誰かを説得する時に唯一を使う時は、充分な確信を持っている時に使うべきです。
もしも、中途半端なままで唯一を使うと、同じものが他で見つかってしまうと、その人の信用を失ってしまい、信頼されなくなるので注意が必要です。
特に、プロポーズの時に「君は僕の唯一の恋人です」などと言っておいて、他の女性に手を付けていたりすると、唯一は嘘だったとバレてしまい信用は無くなってしまうのです。
使う時を慎重に考えるべきです。