いま若者たちを中心に大人気のグループバンド、「KANA-BOON」(カナブーン)をご存知ですか?
10年前に結成されたばかりで、メジャーデビューは8年前と、まだグループとしては若手に入るバンドですが、あっという間にヒット曲を次々と生み出し、爆発的な人気を誇るようになったグループなんです☆
KANA-BOONの楽曲は、耳に残る心地よいリズミカルなテンポの曲と、胸に突き刺さるようなメッセージ性の高い歌詞が持ち味となっていて、多くの若者に支持されている理由となっています。
彼らの楽曲は、次々と映画やアニメの主題歌、またCMにも起用されており、きっと耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
たとえば、映画だと「BORUTO-NARUTOTHEMOVIE」や「グットモーニングショー」がありますし、「すべてがFになる」や「NARUTOーナルト疾風伝ー」といったアニメのオープニング曲にも起用されました。
資生堂の「ANNESA」のCMタイアップ曲に起用された事もあります。
まさにスターダムを一気に駆け上がってきたグループバンドだといえますね☆
️KANA-BOONの名曲「ないものねだり」
たくさんのヒット曲がある彼らですが、その中でも代表曲の一つとして「ないものねだり」を挙げる方もいるのではないでしょうか?
「ゆらゆらゆらゆら~♪」というノリの良い、陽気なリズムとメロディでおなじみの楽曲です。
PVもとても印象に残るもので、発売されると同時に再生回数がとんでもない数を記録しました。
若者の間では知らない人はいないだろう、というくらい人気が出た、KANA-BOONを代表する曲と言っても過言ではないくらいの名曲となっています。
KANA-BOONとは
KANA-BOONは2008年に同じ高校の軽音部に通っていたメンバーで結成されました。
KANA-BOONというバンド名は、ギター担当の古賀隼斗が命名したそうです。
おもしろいネーミングですよね☆
バンド名を決めようとなった時に、その当時流行っていたインターネットスラングの「ブーン」が古賀さんや他メンバーでブームになっていてそれを使用しようと思いついたのだとか☆
「◯◯ブーン」にしようとなり、そこに昆虫のカナブンを思いついたそうです。
「KANABOON」という表記がジャニーズの「KAT-TUN」と似ているね、ということで間にハイフンを入れ、「KANA-BOON」に決まったそうですよ。
結成後、地元のライブハウス「三国ヶ丘FUZZ」を拠点としてライブ活動を本格的にスタートさせます。
地元のオールディーズファンを中心として、どんどん人気が高まりライブハウスのチケットはソールドアウトになるほどだったとか☆
その後、2012年に行なわれた全国規模のメジャーオーディション「キューン20イヤーズオーディション」でなんと4000組の応募者の中からグランプリに選ばれ、その直後に「ASIANKANG-FUGENERATION」のフロントアクトを務めたことで、あっという間に人気となりメジャーデビューへと至りました。
4人組のロックバンド
そもそもKANA-BOONというグループはどんなメンバーで構成されているんでしょうか。
どのような音楽ジャンルのグループなんでしょうか。
KANA-BOONは4人のメンバーで構成されているロックバンドです。
ベースのメンバーは初期に結成された時から途中で入れ替わり、今の4人で構成されています。
彼らの場合ロックといっても、インディーロックやオルナティヴロックのような、独自の音楽性を持ち合わせた楽曲を提供する、アーティスティックなバンドです。
シュールな雰囲気もかけ合わせながらも、リズミカルで陽気なポップス調の音楽がとても印象的です☆
PVも毎回楽しませてくれる映像が多く、俳優や女優さんを起用したり、エキストラが多いのもとても特徴的です。
大阪の堺市で育つ
KANA-BOONのメンバーは全員が大阪の堺市というところで生まれ育ったようです。
歳も全員が1990年~1991年に生まれた同い年の同級生です。
現在のベース担当の飯田さんは別ですが、初期のベース担当も含めた全員が、ほぼ堺市よりにある、大阪府立和泉総合高等学校の出身のようです。
その学校の軽音楽部内で結成されました。
この和泉総合高等学校は、彼らが拠点にしていたライブハウス「三国ヶ丘FUZZ」からも電車でひと駅のところに位置していたそうなので、音楽活動を行ううえではうってつけの環境だったことが分かりますね☆
KANA-BOONのメンバー
谷口鮪
・本名:谷口 俊寛(たにぐち としひろ)
・芸名:谷口 鮪(たにぐち まぐろ)
・生年月日:1990年5月3日生
・担当:ボーカルとギター