洗脳またはマインドコントロールという言葉を聞いたことはありますか?
ニュースなどで見聞きはするけどあまり馴染みもなく、何だかちょっと怖いイメージがあるという方も多いのではないでしょうか。
「自分にはあまり関係のないこと」と思う方もいるかもしれませんが、実は 洗脳は私たちの生活の中にもあるもの で、すなわち洗脳する人・される人もたくさんいるということです。
そこで今回は、洗脳されている人・されやすい人の特徴を7個ご紹介します。
私たちが意外と簡単に洗脳されてしまうモノについても取り上げているので、自分が今何かに洗脳されていないかチェックしてみてくださいね。
️洗脳されていると思う人の7個の特徴
周りから見ても洗脳されていると思う人というのは、いくつかの特徴があります。
洗脳されている人は自分では気付いていないことがほとんどです。
自分は大丈夫だと安心している人も他人事ではないので、当てはまる特徴があるかチェックしてみてくださいね。
1.自分が洗脳されている自覚がない
洗脳されている人は、自分が洗脳されていると自覚がないケースが多いです。
もし洗脳していることを誰かから心配されても、「自分は洗脳なんてされていない」と認めないでしょう。
さらに、指摘してきた相手の方が洗脳されていると思う人もいるかもしれません。
自分が正しいことをしていると思い込んでいるので、洗脳を疑わないのでしょう。
2.全てを信用しきっている
洗脳されていると思う人は、何も疑うことなく全てを信用しています。
よく言えばお人好しな人とでも言えるのかもしれませんが、他人を疑うことを知らない人は相手の演技に素直に騙されてしまう可能性が高いです。
自分のこともよく知らないのにいつも親切にしてくれる人というのは、何か目的があるケースもあるのです。
恋愛で言えば好意があるということになりますが、今回のテーマで言えば、商品を売りつけたいとか宗教に勧誘したいとか、そういう目的があって近づいてきていると考えることができます。
全てを信用している人というのは、他人を疑うことが悪いことであると思っている傾向にあります。
確かに不必要に他人を疑う必要はないのかもしれませんが、自分の身を守るために周囲を警戒し、近づいてきた人に対して警戒心を抱くのは、決して悪いことではありません。
ですから、自分に調子よく近づいてくる人がいた場合、親しく話をするのは構いませんが、ある程度の距離は置きつつ、しっかり様子をうかがってから近づくクセをつけたいものですね。
3.ストレスを抱えている
洗脳されてると思う人は、日常にストレスをたくさん抱えている場合があります。
なぜなら、ストレスがかかると人の心はどんどん弱くなっていってしまいます。
この弱った状態の時こそ洗脳されやすいのです。
これは、肉体的にも精神的にも同じですが、どちらも疲労すると脳が正常に機能しなくなります。
ですので、洗脳しようと思っている人は、どんどんとその人を疲労させようとしてくると言われています。
可能な限り一緒にいて他の人と会う時間を減らしたり、寝不足にさせられたりするのです。
そうすると、だんだん脳が正常に機能しなくなり、その人の言うことを簡単に信じてしまうようになります。
ですから、ストレスを抱えたまま解消出来ずに日々を過ごしている人は、洗脳する側からしてみれば、洗脳しやすい格好の獲物になってしまうのです。
4.危機感がない
洗脳されている人は危機感が足りないことが多いです。
なぜ危機感がないのかというと、社会経験が少なかったり、世間知らずなことも原因になりえます。
例えば、オレオレ詐欺が流行った頃を振り返るとよくわかります。
オレオレ詐欺がニュースになる前は、かなりたくさんの高齢者が騙され、お金を取られていました。
しかし、ニュースで頻繁に放送するようになってからは、「もしもし、俺だけど」のセリフに警戒心をみんなが抱くようになり、引っかかる人は減少傾向になりました。
しかし、それでもまだ高額なお金をだまし取られる人もいたのです。
その人たちはなぜ全く同じ手口で騙されてしまったのかというと「ニュースを見ていなくて、こんな詐欺があると知らなかった」からなのです。
知らないということは、自分も騙されるのではないかという危機感すらないということです。
社会経験が少ない、持っている情報が少ない人は、一般的に見て「絶対詐欺でしょ」と普通の人なら警戒するところを、警戒心を抱く事が出来ないことが多いです。
「これは危険だぞ」というアンテナが非常に低いのですね。
ですので、明らかに引っかけようとする言い回しをしていても、相手に言われるがままに行動してしまうのです。
自分を守るためには、それなりに情報収集しようという心がけが大切です。
5.自分は大丈夫と思っている
洗脳されている人は、自分だけは大丈夫と思っています。
まさか自分が騙されるわけないと思っていると、いざ騙す人が近づいてきた時に怪しい雰囲気を察知することが出来ません。