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欲しいものがない人の7個の特徴や心...(続き2)

例えばある人に欲しい家具があったとします。

家具は欲しいけれど、それを手に入れるにはまずお店に家具があるかを見に行かなければなりません。

そこで在庫があるかを店員に確認し、もしなければその日は予約をして、後日また店に取りに来る形になるでしょう。

その日に購入出来ても、家に持って帰ったら家具を設置するために、家の中をあれこれと配置換えしなければなりません。

組み立て式の家具であれば、組み立てて設置をして、そこでようやく一息つけます。

欲しい家具を手に入れるために、これらの行動をしなければなりません。

しかし、行動しない人はその手に入れるまでの過程を「面倒くさい、だるい」と思ってしまいます。

インターネットで購入すれば手順は大分省けますが、それでも受け取るために家で待機することや、受け取る際の流れ、そして組み立てることを考えたらやっぱり面倒になって行動しないのです。

このタイプの人の多くは、「欲しい」と思った後で、 実際にそれを手に入れるまでのシミュレーション を頭の中で行います。

その時点で面倒になってしまい、行動しないことがほとんどです。

4.すべてを我慢してきた


子どもの頃からあらゆることを我慢してきた人は、大人になっても 無意識に自分の欲求を抑え込んで我慢する傾向 があります。

物に限らず、人に対しても、周囲の出来事やあらゆる物事に対してもそうです。

欲しいと思うものがあっても、親に「ダメだ、我慢しなさい」と言われ続けて育った人や、周囲から抑圧されてきた人、または周りに対して遠慮したり、気を遣わなければならない状態が多かった人は、何か欲しいと思っても直ぐに我慢してしまいます。

そうして我慢することが癖になってしまった人は、大人になって自由にものが買えるようになっても、誰に止められたわけでもないのに欲しいものを直ぐに諦めてしまうのです。

このタイプの人は、誰かに「欲しがってもいいんだよ」と言ってもらうか、一度自分で思い切って欲しいものを手に入れて気持ちを解放させる必要があります。

自分自身に 「何かを欲しがってもいい」と言い聞かせる ことで、少しずつ物欲が出せるようになってきます。

5.物欲に限りない

欲しいものというのは、何も物欲に限ったことではありません。

例えば恋愛において、誰かを好きになってその人が「欲しい」と思った時や社会的な立場、地位や名誉が欲しいと思う時など、人が「欲しい」と願う対象はさまざまです。

そして人によってさまざまな理由や事情から、それを「欲しくない(または諦めよう)」と考えることがあります。

どんな理由であれ、それが一度や二度であれば誰にでもあることです。

しかし、欲しがらない・欲しくないと思う人は毎回のようにそれを欲しがることを止めてしまうのです。

6.ひとつのことに夢中


物欲がない人の中には、すでにひとつのことに夢中になっていて、他のものには全く目もくれない、興味がないから欲しくないという人もいます。

その手のタイプの人は、周りの人から見ると一見「何に対しても興味がなく、欲しがらない人」と思われていることが多いです。

例えば会社の同僚で、役職の地位にも業績にもさして興味がなさそうで、周囲の人たちの「あそこの〇〇ってお店行きたいねー」や「あの〇〇が欲しいんだよね」という話にも全く乗ってこない。

それに、何か欲しいものがあるかと聞いても「特にない」と答えるような人、時々いませんか?

そんな人は、すでに自分が夢中になることがあるから他のことに興味がない、という可能性があります。

そしてそういう人の場合は、周囲には内緒の趣味があったり、こっそりと一人で夢中になっていることが多いです。

だからこそ、一見すると「何事にも対して興味がなく欲しがりもしない」と思われやすいです。

7.物質ではなくて、精神的なものがほしい

何か欲しいものがあるかと聞いても、とくにないと答えたり、言いよどむ人によっては、物質を求めているわけではなく、精神的なものが欲しいと考えている人もいます。

精神的なものというのは、例えれば「愛」だったり、「安心」など、自分の気持ちを高めたり、落ち着かせてくれたりするものが多いです。

愛情を他者に求めることが多い人は、自身が十分な愛情を受けて育っていない可能性があるか、周囲から愛情を与えられることが当たり前だったため、他者にもそれを求めている可能性があります。

また、他者に愛されることによって自分を確立できる人もいれば、他者が自分を求めることを心の拠り所とする人もいます。

このように、物質的なものを欲しがらない人の中には、それ以上に精神的なものを求めている場合も少なくありません。