毎日の生活の中において、「誠実であること」は重要な意味を持ちます。

たとえば、自分がお付き合いしたい人、あるいは結婚したい人に求める条件として「誠実さ」を挙げる人は少なくありません。

これは男性女性問わず、そう言えます。

また、仕事上において、トラブルとなったお客様や取引先の相手に対して、「誠実に」謝罪したことによって相手が許してくれたり、認めてくれるなんてこともあります。

誠実であることは、人の心を動かすほどの影響力を与える性質であることが分かります。

このように、誠実であることは、周りの人たちとの良い対人関係を築くための重要なカギを握っているようです。

ではそもそも、「誠実」という言葉にはどんな意味があるんでしょうか。

また、他の人から誠実な人とみなしてもらうために、どんな心構えをしておくことが大切でしょうか。

誠実の意味、知っていますか?

誠実という言葉を辞書で調べてみると、「私利私欲がなく、真心をもって人や物事に対すること、またその様」となっています。

「真心」というのは、偽りや飾りのない心とか、真剣に尽くす心のことを言います。

ですから誠実であるというのは、言葉や行動において、ごまかしや偽善や不正がなく、正直である人のことを指して用いられることが分かります。

真面目で、実直な人とも言えそうです。

確かにこうした人は周りからの信頼も得られますし、人間関係をスムーズに築くことができそうですよね。

では、誠実であることに含まれる意味合いをもう少し詳しく取り上げてみたいと思います。

人や物事に対する姿勢から真心が感じられる

誠実な人は、他の人や物に対して真心をもって接し、私利私欲がありません。

私利私欲がない、ということは、自分の願望や利益や都合を第一に優先したり、自分にとって有利に働くことだけを求めることをしない、ということです。

簡単に言うと、自己中心的はない人、ということになります。

自分優先ではなく、いつでも相手の立場に立って考えられたり、気持ちをよく汲み取ることができます。

相手の気持ちや感情に寄り添うことができるので、自然と思いやりのある行動を取ることができます。

そうした精神を持っているので、人に対してだけではなく、モノや物事に対しても常に丁寧に、また大切に接したり扱うことができます。

たとえば、ポイ捨てをしないとか、ゴミ出しなどの地域や自治体のルールにもきちんと従って守る姿勢に表れるかもしれません。

どんなに小さなことに対しても、真心のこもった態度や接し方にその「誠実さ」が見られるのが特徴です。

中身があり偽りがない

「誠実」いう漢字の意味を調べてみると、“誠(まこと)”という言葉は「事実のままであり、嘘や偽りがないこと」となっており、“実”とは「中身が備わっていること。

内容や実質があること」となっています。

二つの漢字を合わせると、「中身があって偽りがない」という意味になることから分かるように、言葉や行動において嘘や偽善のないことを指して用いられます。

誰に対しても正直で、自分をごまかしたり他の人に嘘をつかない精神や態度は、いろんな状況や場面で顕著に表れます。

たとえば、人とした約束をどんなことがあってもきちんと守ること、人をだましたり悪口を言ったりしないこと、他の人の悪口を言わないこと、などです。

何事も真剣に対応する

さらに誠実に含まれる「真心」の精神からも分かるように、どんなことにも真面目さを尽くして、真剣に対応する真摯な態度も含まれます。

人は時として、相手に見返りを求めたり、打算的に行動してしまうことがありますが、誠実の精神にはそうした気持ちはいっさい含まれないということになる、と言えるのかもしれません。

誠実な人の特徴

それでは、誠実である人はどんな特徴があるでしょうか。

誠実な人は、人からの信頼が厚かったり、人間関係をスムーズに築くことができるのはどうしてなんでしょうか。

誠実さに表れるさまざまな特徴を見てみると、それがどうしてなのか納得がいくと思います。

ではいくつかの特徴を見ていきましょう。

誠実という言葉の意味から引き出せる、おもな特徴だけを今回は取り上げてみたいと思います。

嘘をつかない

当たり前のことですが、いつも嘘ばかりついている人は、他の人からの信頼や人気を得ることはできません。

逆に、どんなに小さなこと、些細なことと思えることに対しても正直な言動を取れる人に対しては信頼の気持ちが生まれます。

人に嘘を平気で付くことができるということは、人の心の痛みに鈍感であるということになります。

だから人を傷つけることを平気で行なえるわけです。

誠実である人は、相手の気持ちや立場に立って考えられる人ですから、当然嘘をついて人をだますようなことをして、嫌な感情を持たせることをしないように行動できます。

物を大切に扱う

人に対して誠実な言動ができる人はたいてい、自分の持ち物や身の回りにあるものを大切に扱います。

物を丁寧に扱っている人を見ると、「きっとこの人は何に対してもマメで、細やかな対応や配慮ができる人なんだろうなあ…」と感じることはありませんか?

逆に持ち物を見ると、手入れもされてなくて、汚らしく雑に扱っている人を見ると、「この人は人への言動も雑な対応をしそうだ…」と思ってしまう事があります。

しかし、これはあながち間違っていることではありません。

「物を大切に扱える人=人も大切にできる人」でしょう。

物に対して愛着や思い入れの気持ちを持てる人は、出会う人との関係も大切にし、愛情や思いやりを持って誠実に接することができると言えます。

誰に対しても平等に接する

誠実であるということは、言葉や行動にごまかしや偽善がないことが関係しています。

つまり、誠実な人には裏表がない、ということになります。

裏表がない人は、人によって態度や接し方を変えるようなことは絶対にしないでしょう。

たとえ自分より年下の人であっても、立場が低い人に対しても、また国や人種の違いにとらわれず、すべてのひとに平等に接します。

目上の人や、自分に有利に働くと思う人に対しては、ペコペコして媚びるのに、それ以外の人には雑で、見下すような気持ちや差別的な態度を持つといったような、打算的な言動はないのです。

また、誠実な人は個人的な好き嫌いなど、感情に左右されることがありません。

私利私欲や私情を持ち込むことがないので、すべての人に公平に接することができます。

自分が苦手だと思う人、どうしても好きになれないタイプの人はきっと誰でもいると思います。

でもそれを決して表に出すことなく、誰に対しても同じように優しく、心からにこやかに対応できる人は、誠実さを持ち合わせた人、と言えるに違いありません。

他人の悪口を言わない

誠実な人は自分中心に物事を見ようとするのではなく、常に相手の立場に立って見ようとします。

そうした人は相手を傷つけるようなことを言ったり、したりしようとはしません。

むしろ他の人の長所や、良いところにいつも目を向けようとします。

「自分は誰かの悪口を言えるほど立派ではない」と謙虚や気持ちを持っているので、相手をいつも上に見て敬う気持ちにあふれています。

時折、自分にとって受け入れにくいと感じるアドバイスをされたり、意見を言われたりすると、その人の悪口を言いたくなる人もいるかもしれません。

表面上では上手に人間関係を取り繕ってはいても、陰では人の悪口を言ってばかり、という人もいます。

しかしそうした人は、周りから本当の意味での信頼を得たり、上手に人間関係を築くことはできないでしょう。

自分に自惚れていない

うぬぼれるとは、「自分は優れていると思いこんで、得意になる」とか「自分を過大評価すること」という意味があります。

他の言い方をするならば、調子に乗っているとか図に乗る、あるいはいい気になるという言い方が当てはまります。

うぬぼれている人は、他人と自分を常に比較することで、自分に価値があるとか、存在意義を見いだそうとする傾向があります。

誠実な人は相手を敬う気持ちや、謙虚さを持ち合わせている人ですから、自分を過剰に評価して、うぬぼれの気持ちを持つことはありません。

努力家

日々の活動を、何事においても怠けることなく、日々努力し続け励む人のことを“努力家”といいます。

誠実であることにも、この“努力家”という特徴は当てはまると言えます。

誠実な人は何に対してもいつでも真剣で、真面目に取り組みます。

初心の気持ちを忘れない謙虚な気持ちを持ち合わせ、目標を設定したなら達成のためにコツコツと取り組む姿勢を持っています。

表面上だけ取り繕って、頑張っているように見せかけるような、偽善的な行動を取ることはありません。

ごまかすことをしない、実直な人なので、何事にも真っ直ぐに向き合おうとします。

私利私欲のために動く気持ちもないので、自分の利益のためとか、都合を考えて行動しようとは考えず、むしろ目の前の状況に真摯に取り組もうとする気持ちを持っているのです。

誠実になるための9個の心構え

きっと誰でも、周りの人から「あなたは誠実な人だね」と評価されて嬉しくない人はいないと思います。

誠実だと評価されるということは、周りから信頼を得ていたり、好かれている証拠でもあるからです。

きっと、誠実だとみられる人のそばに、自然と寄って来る人も増えていくことと思います。

「誠実な人柄」は自然と元から身に着いている人もいますが、努力して身に着けた人もいます。

最初のうちは心から出たものではなかったり、意識して「誠実な」行動を取っていたかもしれませんが、「誠実であること」を続けていくことで、それが「今のホンモノの誠実な自分」になった人もたくさんいるのです。

では誠実な人柄を身に着けられるようになるためには、どんな点を意識できるでしょうか。

これから誠実になるための“9個の心構え”について考えていきたいと思います。

1、嘘をつかない


まずできることは「嘘をつかない」正直な人になるように努力することです。

嘘をつかないことには、何かをごまかしたり、不正を働くこともしないことも含まれます。

お付き合いする相手や、結婚しようと思う相手が、いつも自分に隠し事をする人だったり、些細と思えることでも簡単に嘘を付く人だったとしたら、その人との関係を続けていきたいと思うでしょうか。

ビジネスにおいて平気で人を裏切るような行動を取ったり、真実をごまかそう、あるいは隠そうとする人がいたら、その人やその会社を安心して信頼することは絶対にできないでしょう。

嘘をつく人とはホンモノの人間関係は築けませんし、信頼関係も得られません。

それはプライベートにおいても、社会においても同じです。

「この人はすぐに嘘をつく人」というレッテルを貼られて、信用を一度失ってしまうと、その信用を取り戻すのはとても大変です。

つい嘘をついてしまうクセがある、という人がいるなら、それは誠実とはほど遠い位置にいると言えますから意識して直すようにしていきましょう。

人間関係を円滑にする嘘もなるべく言わない

「噓も方便」ということわざがあります。

これは、嘘をつくことで人との関係が良くなったり、誰かを救ったり、その場が丸く収まるなら、その方が良い、という考え方です。

物事がうまく運ぶようにするために嘘をつくことは思いやりだ、と考える人は多いと思います。

いつでもバカ正直に、真っ直ぐに話す人のことを、なんて不器用で場の空気を読めない人なんだ、と思ってしまうかもしれません。

でも本当に人に誠実でありたいと思うなら、そもそも嘘をつかないといけないような状況さえも作ろうとしないように心がける必要があるでしょう。

そして、それがたとえ人間関係を円滑にするための嘘だったとしても、なるべく言わないようにしながらも、相手の心情や気持ちを優しく汲み取る努力を払います。

そのように、どんな状況でもつねに正直であるなら、長い目で見ても信頼や信用につながっていけるに違いありません。

2、物事を客観的に考える

物事を客観的にとらえて考えられるか、ということは、人間関係を円滑にまとめたり、進める上でとても大切になります。

客観的であることによって、さまざまな視点や角度、あるいは立場から物事を見ることができます。

そうできる人は、他の人の心情を思いやったり、気持ちを汲んだ発言や行動をすることができます。

もし、自分の意見に固執したり、他の人の意見や気持ちを受け入れない頑固な姿勢を持つ傾向があるなら、自分がこうされたなら嬉しいだろうと思うことを他の人にもしようとする、謙虚で幅広い視野を身に着けることは大切かもしれません。

自分に非がある時に素直に謝罪出来る

自分がされて嬉しいことを周りの人にもしようとする人は、自分が悪いと思ったことや間違っていたと分かった時には、素直にそのことを認めて、謝ることができるに違いありません。

トラブルが生じた時に、とにかくこちらの非を誠実に謝り続けたことで、頑なに怒っていた人の気持ちを溶かして、トラブルを解決できたという話しはよく聞くのではないでしょうか。

それはどちらが悪いか、どちらが正しいかに関わりなく、相手を不快にさせたことや傷付けてしまったことを申し訳なく思う気持ちをまず持った事がカギとなります。

人の気持ちや心情を思いやる気持ちを謝罪という形に表わすことで、「誠実さ」が伝わって、物事や関係が円滑に運ぶ場合があるということなのです。

【客観的に物事を考えるべき理由は、こちらの記事もチェック!】

3、簡単に約束を請け負わない

後先のことをよく考えずに、その場の気分や成り行きで、簡単に口約束をしてしまったという経験があるでしょうか。

約束をしたものの、よく考えてみたらそれは実現不可能だったとか、自分のキャパシティを超えていた、なんてことがあったかもしれません。

その場の雰囲気を悪くしたくないという気持ちから、「いいよいいよ」とつい口癖のように言ってしまう人もいます。

自分はその約束したことをそれほど重要とはみなしていなかったかもしれません。

でも、約束をした相手はどうでしょうか。

約束を果たしてくれることを信頼して待ち続けるかもしれません。

いつまでも約束が果たされない時、それが実現しないと分かった時、その人のあなたへの信頼は無くなっていくでしょう。

家族や友人との間など、プライベートにおいてももちろんそうですが、特にビジネスの重要な取り引きなどにおいては、簡単に約束を請け負うのではなく、よくじっくり検討してから答えを出すことは賢明なこと、と言えます。

なぜダメなのか理解してもらう

じっくり検討してみた結果、自分にはその約束は果たせないことが分かったとします。

そのことを相手に伝えようとする際に、「ごめん無理だった」とか「私にはできません」というだけでは相手は納得してくれないかもしれません。

なぜ自分にはその約束を請け負うことができないのか、その理由もきちんと説明して理解を得ようと努めることで、その真摯な姿勢が相手には「誠実な人」と見えてくることでしょう。

4、誰に対しても同じ態度で接する

人によって態度や話し方を変えたりする傾向があるなら、それは不誠実になってしまうのでやめるように努力しましょう。

そうした態度や話し方は、ある特定の人を見下したり、嫌ったり苦手意識を持つことで表面に現れてくるものです。

誰に対しても同じような接し方や態度を取るためには、表面的に取り繕おうとしてもダメです。

それは心からのものでなければ、相手には伝わってしまうものです。

どんな人にも変わらないで、同じように平等に接している人がいると、その人の近くにいることに居心地の良さを感じるものですよね。

ホッとさせられたり、安心感を抱けます。

それはその人に裏表の気持ちや、私利私欲の感情が無いことが伝わるからに他なりません。

外見や立場だけで他人を判断しない

誰に対しても同じように接するためには、外見や立場だけで人を評価したり、判断しない必要があります。

たとえば、部下や若い人の発言や、新人の意見や考えを聞いても軽くあしらったり、鼻で笑って取り合わない事がないでしょうか。

それに対して、仕事がよくできる人や、立場が上の人のやることにはきちんと耳を傾けたり、媚びるような二面性を持つことはないでしょうか。

誠実な人は、立場や肩書きで人を見ることはせずに、すべての人に同じように接します。

国柄や人種などによって区別したり判断することもありません。

偽りや飾りのない心で、全ての人に真心を込めて丁寧な態度で接するように心がけることでしょう。

5、敬う心を持つ


他の人を敬い、尊敬する気持ちを持つ人は、相手の悪いところや出来ていないところにではなく、良いところや長所に目が向きます。

人を敬う気持ちがあるということは、相手を自分よりも上に見て、常に謙虚な気持ちを持っているということです。

それで、誠実さを持ちたいと思うならば、相手の優れている部分や素晴らしいと感じるところに目を留めて、人から学ぼうとする姿勢を持てるように意識するのは良いことです。

他の人を敬う気持ちを持っていると、それがたとえ身近な家族や友人であったとしても、何かしてもらって当然というような横柄な気持ちや態度ではなく、自分が周りの人に支えてもらっている、助けてもらっているという見方になっていきます。

そうすると、自然と感謝の気持ちが生まれてくるようにもなるでしょう。

社会は人と人とのつながりで成り立っています。

人を敬う誠実な精神から、人から学ぼうとする気持ちが生まれ、結果それは自分にとってもプラスになります。

また、周りのすべての人から好かれる人間へと成長していけるようにもなるのです。

見下す事はしない

自分より目上の人や立場が上の人には、敬う気持ちを持ったり、謙虚に接することは簡単にできるかもしれません。

しかし、自分より年下の人や、立場が身分が低いと感じる人に対してはどうでしょうか。

心の中で見下したり、軽蔑の感情を少しでも抱いたり、優越感を持ったりする傾向があるでしょうか。

敬うこと、尊敬の思いは全ての人に対して同じように持つべき感情であって、年齢によって左右されるものではありません。

とかく、年齢が年下の人の意見やアドバイスに対しては、プライドが邪魔をして、謙虚に受け入れるのが難しい場合もあるかもしれませんが、年下だからといって見下したり、軽くあしらうようなことがあってはいけません。

年齢や立場が下の人からも学ぶ姿勢を持てるようにしていくなら、本当の意味で「誠実な人」になることができるでしょう。

6、自分に厳しくする

自分に厳しいということは、言葉を変えると「真面目である」ということです。

適当に物事を済ませようとしたり、やり過ごそうとはしません。

自分がやる!と決めたことはきちんと責任をもって果たそうとします。

それは仕事においても、自分自身だけが関係することにおいてもそうでしょう。

周りの人に影響を与える場合は特に厳しくあろうとするかもしれません。

自分に厳しくある事で、物事に誠実に取り組み、コツコツと積み重ねる真面目な人となっていけるに違いありません。

仕事や勉強が出来ても自慢しない

自分に厳しい人は、仕事においても勉強においても真面目に取り組もうとするので、それは結果として他の人から評価されることにつながっていくかもしれません。

でも誠実であるということは、人から称賛されたり、評価されることを目的として何かに取り組むわけではないので、たとえ自分が勉強や仕事に長けていたとしても、それを自慢したりひけらかす行動に出たりはしないものです。

また、自分ができていることを他の人にも押し付けようとすることはありません。

自分だけの中でコツコツと取り組めて、達成できていればそれで十分、という気持ちを持ちます。

7、浮気しない

自分がお付き合いしたい人、結婚したい人に求める条件の中に「誠実であること」を含める女性がとても多いです。

それは、誠実な人は浮気をして自分を裏切るような行動にはきっと出ないだろう、と思うからでしょう。

簡単に他の女性に目がいって、浮気を繰り返す人は自分が一番かわいいタイプの人です。

自己中心的で、自分が楽しめさえすれば、あるいは満足すれば、相手が悲しもうと傷付こうとも、まったく平気です。

簡単に人を裏切る人は不誠実以外、何物でもありません。

また、誠実であるならば、自分が好意を寄せている人の嫌がるようなことは決してしたくない、と思うはずです。

お付き合いしている時でも、相手に無理やり関係を迫ったり、自分の欲を満たすだけに行動を取るようなことは絶対にしないでしょう。

パートナーと向き合う事が大事

浮気をしないためには、一人の人にだけに目を向けて、ずっと大切に思う気持ちを持ち続けることが重要なカギとなります。

結婚する前でも、した後でもずっと自分のパートナーを大切に扱い、向き合う覚悟と決意を持つことがとても大切です。

たとえ冗談であったとしても、他の異性に目を向けたり、気を引こうとして仲良くしたりすることはしません。

そういう駆け引きのようなことをして、パートナーの注意を自分に向けるといった、子供じみた行動もとらないはずです。

パートナー以外の異性とは一線を置いて、少し距離を感じられるぐらいの態度の方が、パートナーだけに誠実な、ステキな人とみなされて、周りからの信頼や敬意を勝ち得ることができるに違いありません。

8、きちんと謝罪出来る

「申し訳ありません」「ごめんなさい」

こうした謝罪の言葉を述べるだけで、相手との緊張した関係が緩和されることはよくあります。

でも、プライドが邪魔をして、自分の間違いを100パーセント認めて謝罪するのが難しい、と感じてしまうことがあるかもしれません。

個人的に知人や友人に謝る必要がある時でも、ビジネスなど大きな場面において謝罪が求められる状況の時でも、相手との良い関係を取り戻したいと思うならば、自分の方からきちんと謝罪することで、ほとんどの関係は取り戻すことができます。

たとえこちら側に正当な理由があったとしても、言い訳がましいことを述べてからではなく、まず謝罪の言葉を述べることで、こちら側の誠実な思いを伝えることができるのです。

自分の非は認める

自分に明らかに非があると分かっている時や、失敗やミスをしたときは特に、言い訳したり打開策や改善策などを述べる前に、非を認めてきちんと謝ることが大切です。

そのようにして、相手の怒りや不安といった感情を思いやったり汲み取ることによって、謝罪を受けた側は、自分のことを大切に思ってくれているんだとか、重く受け止めてくれているんだな、ということが伝わるに違いありません。

そうすると、プライベートでもビジネスにおいても、対人関係は失敗せずにうまくいくようになります。

9、どんな小さな約束でも守る

政治家が、自分の掲げた理念や誓約を果たそうと一生懸命に動いているとしたら、国民とした約束を守ろうとするその政治家は、誠実な人と見えるに違いありません。

ある企業や会社が、経営戦略として掲げた約束をウソ偽りなく、不正を働くこともなくしっかり守ろうとしている様子を目にする時にも、きっと同じように誠実さを感じ取り、信頼や信用が培われていくことでしょう。

誰かとした約束をきちんと守ろうとする態度や姿勢は、誠実であると感じます。

逆に、自分と約束していたにも関わらず、他の約束の方が楽しそうだとか、有利に働くと思って簡単に約束を破る人のことを信頼できるでしょうか。

いつも約束を守らない人だとみなされていると、そのうち約束をしてもらえないようにさえなるかもしれません。

人との信頼関係を築いていくことはまず難しいと言えるでしょう。

遅刻もご法度

約束を守るということには、時間を守ることも含まれます。

いつも約束した時間に遅れて、遅刻をしてくる人は、他の人の目に誠実な人とは映りません。

友達との約束であったとしても、出勤の時間であったとしても、特に理由もなくいつも遅刻してくるということは、相手のことを大切に思ったり、重要と受け止めていない証拠です。

時間にルーズな人は、他のすべてのことにもルーズな人とみなされ、信用してもらうことはまず難しいでしょう。

いつかは親しい友人たちも見限って、離れていってしまうことになるかもしれません。

もし、きちんとした事情があって遅れてしまう場合は、必ず一本前もって連絡を入れておくなどして、誠実さが他の人に伝わるようにしたいものです。

相手の事を考えた優しさを持つ事が大事

これまで「誠実であるとは」というテーマで考えてきましたが、いかがでしたか?

誠実であることは、人間関係をスムーズでより良いものにするために不可欠であるということが分かっていただけたのではないでしょうか。

誠実であるために欠かせない、さまざまな要素がありましたが、いずれにおいても共通することは、常に自分の利益や都合を優先するのではなく、相手の立場に立って物事を見る必要がある、ということです。

相手の最善の益を考えてすべての行動を取れると、必然的に他の人に思いやりや優しさを伴った、誠実な精神や性質を持てるようになります。

そうすることは自分にとってもプラスになりますし、あらゆる対人関係にきっと役立っていけるはずです。

小さな積み重ねを続けていって、「誠実で優しい人」とみなしてもらえるように努力していきたいものです。

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