心の中で見下したり、軽蔑の感情を少しでも抱いたり、優越感を持ったりする傾向があるでしょうか。
敬うこと、尊敬の思いは全ての人に対して同じように持つべき感情であって、年齢によって左右されるものではありません。
とかく、年齢が年下の人の意見やアドバイスに対しては、プライドが邪魔をして、謙虚に受け入れるのが難しい場合もあるかもしれませんが、年下だからといって見下したり、軽くあしらうようなことがあってはいけません。
年齢や立場が下の人からも学ぶ姿勢を持てるようにしていくなら、本当の意味で「誠実な人」になることができるでしょう。
6、自分に厳しくする
自分に厳しいということは、言葉を変えると「真面目である」ということです。
適当に物事を済ませようとしたり、やり過ごそうとはしません。
自分がやる!と決めたことはきちんと責任をもって果たそうとします。
それは仕事においても、自分自身だけが関係することにおいてもそうでしょう。
周りの人に影響を与える場合は特に厳しくあろうとするかもしれません。
自分に厳しくある事で、物事に誠実に取り組み、コツコツと積み重ねる真面目な人となっていけるに違いありません。
仕事や勉強が出来ても自慢しない
自分に厳しい人は、仕事においても勉強においても真面目に取り組もうとするので、それは結果として他の人から評価されることにつながっていくかもしれません。
でも誠実であるということは、人から称賛されたり、評価されることを目的として何かに取り組むわけではないので、たとえ自分が勉強や仕事に長けていたとしても、それを自慢したりひけらかす行動に出たりはしないものです。
また、自分ができていることを他の人にも押し付けようとすることはありません。
自分だけの中でコツコツと取り組めて、達成できていればそれで十分、という気持ちを持ちます。
7、浮気しない
自分がお付き合いしたい人、結婚したい人に求める条件の中に「誠実であること」を含める女性がとても多いです。
それは、誠実な人は浮気をして自分を裏切るような行動にはきっと出ないだろう、と思うからでしょう。
簡単に他の女性に目がいって、浮気を繰り返す人は自分が一番かわいいタイプの人です。
自己中心的で、自分が楽しめさえすれば、あるいは満足すれば、相手が悲しもうと傷付こうとも、まったく平気です。
簡単に人を裏切る人は不誠実以外、何物でもありません。
また、誠実であるならば、自分が好意を寄せている人の嫌がるようなことは決してしたくない、と思うはずです。
お付き合いしている時でも、相手に無理やり関係を迫ったり、自分の欲を満たすだけに行動を取るようなことは絶対にしないでしょう。
パートナーと向き合う事が大事
浮気をしないためには、一人の人にだけに目を向けて、ずっと大切に思う気持ちを持ち続けることが重要なカギとなります。
結婚する前でも、した後でもずっと自分のパートナーを大切に扱い、向き合う覚悟と決意を持つことがとても大切です。
たとえ冗談であったとしても、他の異性に目を向けたり、気を引こうとして仲良くしたりすることはしません。
そういう駆け引きのようなことをして、パートナーの注意を自分に向けるといった、子供じみた行動もとらないはずです。
パートナー以外の異性とは一線を置いて、少し距離を感じられるぐらいの態度の方が、パートナーだけに誠実な、ステキな人とみなされて、周りからの信頼や敬意を勝ち得ることができるに違いありません。
8、きちんと謝罪出来る
「申し訳ありません」「ごめんなさい」
こうした謝罪の言葉を述べるだけで、相手との緊張した関係が緩和されることはよくあります。
でも、プライドが邪魔をして、自分の間違いを100パーセント認めて謝罪するのが難しい、と感じてしまうことがあるかもしれません。
個人的に知人や友人に謝る必要がある時でも、ビジネスなど大きな場面において謝罪が求められる状況の時でも、相手との良い関係を取り戻したいと思うならば、自分の方からきちんと謝罪することで、ほとんどの関係は取り戻すことができます。
たとえこちら側に正当な理由があったとしても、言い訳がましいことを述べてからではなく、まず謝罪の言葉を述べることで、こちら側の誠実な思いを伝えることができるのです。
自分の非は認める
自分に明らかに非があると分かっている時や、失敗やミスをしたときは特に、言い訳したり打開策や改善策などを述べる前に、非を認めてきちんと謝ることが大切です。
そのようにして、相手の怒りや不安といった感情を思いやったり汲み取ることによって、謝罪を受けた側は、自分のことを大切に思ってくれているんだとか、重く受け止めてくれているんだな、ということが伝わります。
そうすると、プライベートでもビジネスにおいても、対人関係は失敗せずにうまくいくようになります。