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誠実の意味とは?誠実な人の特徴とそ...(続き6)

9、どんな小さな約束でも守る

政治家が、自分の掲げた理念や誓約を果たそうと一生懸命に動いているとしたら、国民とした約束を守ろうとするその政治家は、誠実な人に見えるに違いありません。

ある企業や会社が、経営戦略として掲げた約束をウソ偽りなく、不正を働くこともなくしっかり守ろうとしている様子を目にする時にも、きっと同じように誠実さを感じ取り、信頼や信用が培われていくことでしょう。

誰かとした約束をきちんと守ろうとする態度や姿勢は、誠実であると感じます。

逆に、自分と約束していたにも関わらず、他の約束の方が楽しそうだとか、有利に働くと思って簡単に約束を破る人のことを信頼できるでしょうか。

いつも約束を守らない人だとみなされていると、そのうち約束をしてもらえないようにさえなるかもしれません。

人との信頼関係を築いていくことはまず難しいと言えるでしょう。

遅刻もご法度

約束を守るということには、時間を守ることも含まれます。

いつも約束した時間に遅れて、遅刻をしてくる人は、他の人の目に誠実な人とは映りません。

友達との約束であったとしても、出勤の時間であったとしても、特に理由もなくいつも遅刻してくるということは、相手のことを大切に思ったり、重要と受け止めていない証拠です。

時間にルーズな人は、他のすべてのことにもルーズな人とみなされ、信用してもらうことはまず難しいでしょう。

いつかは親しい友人たちも見限って、離れていってしまうことになるかもしれません。

もし、きちんとした事情があって遅れてしまう場合は、必ず一本前もって連絡を入れておくなどして、誠実さが他の人に伝わるようにしたいものです。

相手の事を考えた優しさを持つ事が大事

これまで「誠実であるとは」というテーマで考えてきましたが、いかがでしたか?

誠実であることは、人間関係をスムーズでより良いものにするために不可欠であるということが分かっていただけたのではないでしょうか。

誠実であるために欠かせない、さまざまな要素がありましたが、いずれにおいても共通することは、「常に自分の利益や都合を優先するのではなく、相手の立場に立って物事を見る必要がある」ということです。

相手の最善の益を考えてすべての行動を取れると、必然的に他の人に思いやりや優しさを伴った、誠実な精神や性質を持てるようになります。

そうすることは自分にとってもプラスになりますし、あらゆる対人関係にきっと役立っていけるはずです。

小さな積み重ねを続けていって、「誠実で優しい人」とみなしてもらえるように努力していきたいものです。

【誠実な人と思われるための仕事の所作については、こちらの記事もチェック!】