あなたの周りに、ちょっとしたことで過剰に反応する人はいませんか?
とくに深い意味もなく言った一言に対して「えっ、それってそうなの!?」と大袈裟な反応を示したり、何気なく指摘したことに対してさも自分が責められたかのように振舞ったりと、とにかく何かにつけて過剰な反応をする人っていますよね。
時々であれば気にはなりませんが、毎回過剰な反応をされると周囲は困ってしまいます。
そんな何事にも過剰になりがちな人の17個の特徴をご紹介していきます。
過剰になってない?
もしも自分の周りに何事にも過剰になる人がいたら、正直扱い難い部分があると思います。
こちらが何気なく口にした言葉に対して、いちいち過剰な反応をされると、された側が反対に「えっ!?そんなつもりじゃなかったのだけど・・」と驚いてしまいます。
また、反応のされ方によっては、まるでこちらが悪者かのような扱いをされるため、厄介な反応をする人に対しては、自然と周りは腫れものを触るかのような扱い方になってしまうでしょう。
しかし、自分が過剰な反応を受ける側になっている時には敏感ですが、自分が過剰な反応をしてしまっている時には、自分のしている反応に対して鈍感になってしまいがちです。
そのため、自分でも気づかない内に、周囲に対して過剰な反応をしてしまっているのかもしれません。
自分自身が日頃どの程度の反応になっているのか、この機会に確認してみましょう。
ついつい過剰になってしまうこと
どんなに普段は大らかな性格の人でも、ついつい過剰になってしまう時があります。
それがどのような時かはその人によって違いますが、過剰になるということは、少なからずそれが当人にとってのコンプレックスに触れていることが多いです。
例えば日頃から自分の体型を気にしている人の場合、仲間内で体型に関する話題が出ると、妙にそわそわしたり、むきになったり、また卑屈になったりすることがあります。
誰かが「あの人って太いよね~」と話を振れば、「自分の方が太いけど!?」などと、聞いてもいないのに自分で自虐的な物言いをする人もいます。
本人は半ば無意識に反応してしまっていることですが、周囲からすればそれが「過剰な反応」に映ってしまうのです。
このように、見るからに過剰な反応を示す人もいれば、口には出さずともいつもと様子が違ったり、落ち着きがなくなったり、口数が減ったりする形で反応を示す人もいます。
恋愛話
恋愛話で過剰になる人は多いです。
男性でも女性でも、異性と付き合った経験のない人や浅い人が、それなりの経験者の中で恋愛話になった時に、つい過剰な反応を示してしまうことが多いです。
例えば見栄っ張りな性格の人の場合、さほど経験がないにも関わらず、つい知った風な口をきいてしまいがちです。
実際には経験したことがないのに、他の人が経験したという話を聞くと、反射的に「それ自分もあった~!」と便乗しようとします。
一方で、ネガティブな思考に陥りやすい人の場合には、誰かが恋人の話をすると、すかさず「はいはい、どうせ自分には経験ないから理解出来ませんよ~」など、聞いてもいないのに自虐的な返しをして周囲を困らせることがあります。
しかし当人は過剰な反応をすることで自分の気持ちを落ち着かせるのに精いっぱいですので、周りの困惑には気付いていないことが多いです。
また、それなりに恋愛経験に自信がある人も、恋愛話になると途端に食いついてくることが少なくはありません。
誰かが恋人との関係に悩んでいれば、さも「自分は恋愛のベテランだ」という顔をして自分流のアドバイスをどんどんします。
しかし、大抵は押しつけがましいアドバイスになっていることが多いため、相手にとって心底有り難いとは限りません。
さらには、他の人が恋愛話をしているのに、そこにいちいち「分かる!自分の場合は~」と話を被せて自分の話へとすり替えようとすることもあります。
恋愛話になると過剰な反応を示すタイプの人は、他の部分では自信がないため、その手の話題になると待ってましたとばかりに食いついて、満足するまで自分の話をする人も少なくはないのです。
過去の栄光
「自分の若いころは~」「昔は~だった」が口癖の人ほど、過去の栄光にすがっていることが多いです。
話をしている相手にとっては、重要なのは相手の「現在」の状態ですし、過去の栄光の話をされたところで、「へーすごいですね」としか答えようがありません。
しかし、過去の栄光にすがる人ほど、自分がかつて誇らしかった時代の話をしている時には一種の自己陶酔状態に入っていますので、相手の冷ややかな反応に気付くことが出来ないのです。
過去の栄光話は人によってさまざまですが、よく聞く話のネタとしては「昔はワルだった」「金持ちだった」「仕事がとても出来た」「友人が多く皆の人気者だった」「異性にモテた」などです。
これらが本当にそうだったのかどうかは、本人やその身内にしか分かりません。
しかしそれが嘘であれば現実であれ、大抵の場合はそれを聞かされる側にとっては「どうでもいい」「興味が無い」ことなのです。
例えば過去に行っていた、仕事で役に立つ方法を具体的に教えてくれる、というのであればまだ相手は真剣に話を聞いてくれるでしょう。
しかし、単に「自分は昔仕事がよく出来た」なんて自画自賛の言葉を真面目に聞いてくれる人は、社交辞令でもない限りそういないでしょう。