主観的な人は自分のことが最優先で、気持ちが昂ると自分以外が見えなくなってしまいます。
そのため、周りの人を振り回して迷惑をかけることがありますが、それは言い換えれば、他人の視線や評価など気にすることなく、自分の思うように動けるということです。
他人の目や意見が気にならないのであれば、周りに対して過剰になる必要もないでしょう。
一方で自分を客観的に見ることが出来る人は、自分が何かしら発言や行動をとることによって、それを周りの人たちがどう見て、どう思うかが気になって考えてしまいます。
それが行き過ぎると「こんな行動をとったらこう思われるかも」と常に考えるようになってしまい、過剰に周囲に気を遣って、自分の思う通りに動くことが出来なくなってしまいます。
外見が気になる
自分の外見が気になる人は多いでしょう。
道行く人と自分とを見比べては、「あの人よりはましだ」と優越感に浸ったり、もしくは優れた容姿の人に対して「あの人と比べると自分なんか・・」と落ち込んだりします。
他人と自分とを比べることが多い人に対して、「いちいち他人と比較せずに、自分を大事にしなさい」とアドバイスをする人がいますが、現実にはそれは難しい問題です。
むしろ、他人と自分を比較するからこそ、「あの人のようになりたい」と憧れの感情を抱いて自分も努力したり、「負けてたまるか」と相手を追い抜こうとして頑張れたりするのです。
他人と自分とを比べることが適度な刺激となって努力する人の場合には、良い結果に繋がることが多いです。
しかしあまりに他人と自分を過剰に比べてしまう人では、天狗になり過ぎたりまたはネガティブになり過ぎたりして良くない結果になってしまうことがあります。
人といたら落ち着かない
他人と自分とを比較するのが嫌な人や、周囲の目が過剰に気になる人は、人と一緒にいると落ち着かずに、そわそわとしてしまいます。
一人だけの空間で過ごしている分にはとても気楽ですし、自分の外見や能力などを全く気にする必要もありません。
しかし一歩外に出れば周りは他人だらけですので、嫌でも自分の良くないと思う部分が見えてしまったり、ネガティブな思考に陥りやすくなってしまったりします。
そうして日頃自分の嫌な部分を見ないようにしている人ほど、他人と一緒にいることでそれが目立ってしまうため落ち着かず、一刻も早く一人の空間に戻りたくてそわそわしてしまうのです。
自己中心的
自己中心的な人は、周囲の言動に対して過剰に反応してしまいがちです。
例えば自分が正しいと思って行動していることに対して誰かが「それは違う」と指摘をすれば、カッとなって言い返したり、否定されたことに対して強い憤りの感情を覚えたりします。
しかしそれは、自分の行動が間違っていないという確固たる信念によるものですので、その信念を否定されれば、むきになるのはある意味当然と言えるでしょう。
しかしある程度の分別のつく年齢になれば、自分の考えを否定された程度でむきになって言い返すのは大人気ないと周囲には思われてしまいます。
そのため、少なくとも社会に出てからは、自分にとって理不尽であったり、許せなかったりする出来事に遭遇しても、表面上は穏やかにそれを受け流すことが求められます。
しかし自己中心的な感情が強い人ほど、器用に受け流すことが出来ずに過剰に反応してしまいやすいのです。
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自慢話が多い
誰にでも承認欲求はありますので、自分を認めて欲しいという気持ちから自慢話が出てしまうことはあります。
時々であれば周りもそれを抵抗なく聞いてくれるでしょうが、毎回となると、聞かされる側はだんだんとうんざりしてしまいます。
自慢話がやたらと多い人は、それだけ相手に自分を「すごい」と思わせて認めてもらいたいか、自分に自信がないことを隠すために、多少脚色した内容で自分を飾り立てて話すかのどちらかであることが多いです。
また、自慢話が好きな人は、話している最中にも自己陶酔に浸ることが出来ますので、それが心地よくてつい毎回自慢話が過ぎてしまうことがあります。
いずれにしても、自慢話が多い人はそれだけ物事を過剰に捉えやすい傾向にあります。
非現実主義
現実主義の人は、今目のまえにあるものを冷静に見ることが出来ます。
自分の目標を叶えるためにはどのような計画を立てて行動していくのかを細かく想定することができ、また大抵はその通りに行動するため、無難に、そして確実に自分の人生を送ることが出来ます。
一方の非現実主義の人は、夢見がちな傾向があるため、「夢さえあれば人生何とかなる」と物事を現実的に考えようとはしません。
その結果思わぬトラブルに巻き込まれてパニックになり、感情的になって何に対しても過剰に反応してしまいやすいのです。
ファッションが個性
ファッションが個性的な人は、同時に何事にも過剰になりやすい特徴があります。