あなたの身の回りについつい、ちょっとした事で調子に乗ってしまったり、自分自身の事を過信しすぎているような人を見かけた事はありませんか?
生きているとたくさんの人と関わっていく為に、当然様々な性格の人と接しながら生きていきます。
事前に相手の性格がわかっているならば、距離を置くこともできます。
しかし、相手としゃべる前の段階では相手の性格もわかりません。
場合によっては関わる相手を選ぶ事が出来ないような状況もあります。
仕方ないと思わなければいけませんが、どうしても鼻につくような態度や行動を取っていると、嫌でも視界に入ってきてしまいます。
それに、一旦考え出すと頭にちらついて冷静でいられなくなってしまう事もしばしばあると思います。
出会ってしまった事自体が不運だったと思わざるを得ないですよね。
でも、後悔したところで状況を変化させることは簡単ではありません。
なるべくうまく相手と距離感を開けて接していく必要があります。
そして、ここで注意していただきたいのが、知らず知らずのうちに自分自身が周りからこのように思われてしまっている事です。
意外と気づかないうちに、周りに対して迷惑になってしまう発言をしている可能性もあります。
まずは自分自身が周りからそう思われていないか気を付ける事が必要です。
今回は、そんな驕りが激しいという事をテーマにして、驕りが激しい人の行動や言動の特徴についてご紹介します。
驕りが激しい人は嫌われる!
驕りが激しい人は圧倒的に周りからは嫌われてしまいます。
本人に悪気がなかったとしても、配慮が足りないと周りからは勘違いされてしまいます。
常に自分が周りに対して驕りがあるような発言をしていないかどうか、一人ひとりが自分を振り返る事が大切です。
さて、驕りという言葉を連呼していますが、そもそも驕りという言葉を正しい意味で解釈していますか?
驕りという言葉はおそらく学生の方や社会経験が少ない方の中には知らないし、読み方自体もわからないという方が多いと思います。
驕りは『おごり』と読みます。
社会人になってから比較的日常会話などで用いられる機会が増えていく言葉なので、知らないのも無理はありません。
しかし、言葉の意味くらいは早い段階で知っておいて、必ず損はありません。
驕りが激しい人の行動や特徴をご紹介する前に、まずは驕りがどういう意味合いを持っているのか勉強してみましょう。
この機会を驕りという言葉を知るための良いきっかけにしてください。
驕りとは?
驕りという言葉の意味は主に二つの意味が存在しています。
まず一つ目の意味は「いい気になる事」という意味です。
あなたの周りに自分に都合が良い事があった時に、いい気になっている人を見かけた事はありませんか?
例えば、普段は態度が悪いくせに、上司の目の前では優等生を演じている。
上司からの信頼を得て良い気になっているような人がいたりすれば、それはまさにいい気になっていると感じられます。
そして、二つ目の意味は「思いあがり」という意味です。
言ってみれば、自分自身の力を過剰なまでに過信しすぎているような人の事を指し示しています。
例えば、仕事場においても、自分の実力では出来ないような事でもしたいと言ったり。
俺に任せろと自信満々に言ったりするような人がいると思います。
もちろん、向上心があるという事は良い事です。
しかし、向上心だけでは難しい事もあります。
さらに心の中に驕りがあると仕事がうまくいきません。
冷静に自分の実力を判断でき、自分の実力の範囲内で出来る事や出来ない事を見定めていく事も大切なのです。
向上心と驕りは別物です。
驕りを持っている人は人間として未熟であると判断されてしまいます。
つまり、簡単に驕りという言葉を表すと「調子に乗っているような、自分の事を確証もないのに出来る人間だと勘違いしている人」の事を指し示す言葉です。
なぜ驕りが激しくなるのか
驕りという言葉の意味を理解いただいた所で、なぜ驕りが激しい人間と激しくない人間に分かれてしまうのかと疑問に思う方はいませんか?
人間、普通に生活していれば当然、周りに対してのある程度の配慮などは身につくはずです。
子どもの頃からある程度の年齢になると集団生活が始まります。
小学校、中学校、人によっては高校、専門学校、大学と周りの人と関わっていく中で、たくさんの状況を過ごしてくると思います。
その中で、「こういう発言をしてしまうと周りからは引かれてしまう」
「傷つけてしまう」
「あまり良い印象を持ってもらえない」
などと、たくさんの周りの人の反応を見ていく中で、自然と考え方や話す内容などを考えようという事はわかってくるはずです。
いわゆる空気を読むという事に近いかもしれません。
どうして社会人になっていい年齢になっても、この性格が受け入れられていないという事実に気づいていないんだろうと不思議に思うのは当然です。
しかし、よくよく考えるといくつかの理由が関係しています。
驕りがなぜ激しくなるのか、どうして変わらないのかという事に関していくつかの多い理由をご紹介します。
もしも自分が驕りが激しい人間だと自覚がある方は、自分のこれまでの環境を振り返ってみてください。
育てられ方の影響が大きい
なぜ驕りが激しくなるのかということを考えた時に、自分自身のこれまでの育ってきた家庭での影響がとても大きいということが挙げられます。
これはつまりどういう事かといいますと、驕りという特徴を性格という事と同一として考えてみてください。
性格は人それぞれ違いますが、これがどうして違うのかという事を考えてみましょう。
まず一番初めに思いつくのが、その人自身がどの様な家庭で育ってきたのかということです。
例えば極端な話をしてみると、家庭の主導権を握っているのがお父さんだったとします。
お父さんは体育会系でしつけに関して厳しい人だったとします。
そうすると、当然その家庭で育った子どもは、体育会系で礼儀に厳しく、活発な男性に育つ可能性が高いです。
しかし、方や高学歴のおとなしい物静かなお父さんだったとします。
学歴が重要だと考え、小さいころから塾に入れさせられて、勉強が常に身近にある存在で育ってきたとします。
そうすると、当然勉強ができる、頭の良い子に育つ可能性が高いです。
このように育ってきた家庭がどのような家庭で、どういう体験が身近に影響を与えていたのか、という事が性格を築き上げていく事に繋がると考えられます。
そう考えると、驕りが激しい方の育ってきた環境は、甘やかされて、周りから強くしつけられたり、注意されたりする事が少ない環境で育ってきたのでは?
と判断することが出来ます。
周囲の人の性格も影響する
驕りが激しくなる原因は家庭やこれまでの育ってきた環境であるとお伝えしましたが、これだけが全てではありません。
家庭ももちろんそうですが、常に関わる人の影響や性格なども大きく関係している可能性が高いです。
例えば、学校の友人でも、家の近所の友達でも何でも構いません。
身近にいる人の性格が影響して、思考回路なども変わってくる可能性が高いです。
例えば、おとなしい子どもだったとしても、その子どもの友達が悪い友達で暴力をふるう事が多かったとします。
暴力が常に身近にある存在で、その友達と一緒に活動をしている時間が長くなれば長いほど、その友達の影響を受けます。
そして、暴力を行う事を普段の行動に取り入れだす可能性があります。
もちろん最終的には自分自身の判断なので、絶対とは言えません。
ですが、周囲にいる人間の性格や環境なども自分自身の性格を形成する上で影響力はとても高いです。
なので、驕っているような性格を友達と常に関わってきた場合は、悪気がなくてもそれが当たり前だと思ってしまいます。
そして、驕っているような行動や言動などを普段からしてしまう性格に育ってしまいます。
それが周りから指摘されなかったり、咎められたりせずに大人になってしまった場合もあります。
長期間当たり前だと思っている事を急にやめるのは困難を極めます。
なので、気づいていても治せない、もしくはそれが当たり前という思考回路から脱出できなくなってしまうと考えられます。
驕りが激しい人の特徴
ここまでは驕りが激しくなる理由についてご紹介しました。
理由を確認していただくと、どうもその人自身のせいだけではないように感じる方も多いかもしれませんね。
周りの人や、周りの環境が最終的に作り上げてしまったと考える方がしっくりくるかもしれません。
しかし、そんな背景があったとしても驕りが激しいような人と身近に生活するのはどうしても面倒です。
嫌気がさしてしまうのも事実ですよね。
そこで、ここからはあなたのまわりにもいるような驕りが激しい人の特徴についてまとめてご紹介します。
驕りが激しい人と常に一緒にいる人は、これからご紹介する内容がその人に当てはまっているかどうか確認していただきたいと思います。
そして、共感しながら内容を把握いただけると分かりやすいと思います。
一つ気を付けて頂きたいのは、ただ読み進めるのではなく、自分自身が普段からこのような考え方や性格を指摘されていないかどうかという事です。
もしもこれからご紹介する項目に自分自身の性格や特徴が該当している場合は、要注意です。
もしかしたら周りからは驕りが激しい人だと思われている可能性が高いです。
なので、客観的に自分自身を見つめなおす機会としても利用してください。
1.プライドが非常に高い
まずはじめにご紹介する驕りが激しい人の特徴は『プライドが非常に高い』という事です。
まず、驕りという言葉の意味をもう一度思い出してみてください。
驕りという言葉には「思い上がり」という言葉の意味があります。
なので、思い上がりが激しい人は自分に対して少なからず自信がある人間であると判断することが出来ます。
なぜなら、自分に自信がなければ思い上がる事は到底できないからです。
世の中を見てみても、自分に自信がないのにプライドが非常に高い人はどちらかといえば少ないのです。
その逆に、自分に絶対的な自信がある人の方がプライドが極端に高い人が多いです。
自分に自信を持つということはとても素晴らしいことです。
しかしながら、自分に自信を持ちすぎて自分の力を過信して周りが見えなくなっている人もいます。
そのため、適切な言動ができていない方については、周りからは冷ややかな目で見られてしまいます。
プライドが高いのは人の自由です。
ですが、プライドが高い事によって周りに対しての応対で迷惑をかけているのであれば、それは早い段階で改善すべき特徴だと理解する必要があります。
【プライドが高い人については、こちらの記事もチェック!】
2.周囲の人を見下している
次にご紹介する驕りが激しい人の特徴は『周囲の人を見下している』という特徴です。
驕りが激しい人間はプライドが非常に高いという特徴を持っている場合が多いです。
自分に自信がある人が多い可能性が高いと先ほどお伝えしました。
そこで、自分に対して自信を持っており、プライドが高いという事を考えてみてください。
自然と生まれる考え方として、周りを見下していると判断することが出来ます。
自分に自信を持ちすぎていると、周りよりも俺の方が偉いんだ、すごいんだ、という感情を心の中にもってしまいがちです。
人によって違うかもしれませんが、少なからず自分の方が偉いという感情を持っている方は、それが態度に出てしまっている場合が多いです。
態度に出てしまうと、人間ですから当然気づく人は気づきます。
あの人は自分が偉いんだ、周りはレベルが低いんだと思っているんだと感づかれてしまうのです。
そうなると、それが嫌悪感に変わってしまいます。
そして、その人の周囲の人はだんだん引いていってしまいます。
当然見下されていい気分はしません。
関わりたいと思う人が少なくなるのは当然の事です。
しかし、そこで気づけなかったり、自分を変えることが出来ないと苦しんでしまう人も出てくるでしょう。
自分を変えるという事は難しい事なので、簡単にはできません。
ですが、周りからあからさまに受け入れられていない場合は少しずつ自分を変える努力をすべきです。
変わる姿勢が伝われば、すぐに相手は心を開いてくれるはずです。
3.自分に自信がある
次にご紹介する驕りが激しい人の特徴は『自分に自信がある』という事です。
これは先ほどご紹介した部分でもすでに触れていますが、自分に自信をもっていなければ、プライドが高かったり、周囲を見下すような事はないはずです。
自信を持つという事はとても良い事なのです。
でも、一歩間違えると偏った考え方に陥ってしまいがちなのが問題点です。
しかし、自分に自信を持つという事は誰もが出来るような事でもありません。
自分に自信がなくて悩んでいる人だって存在するはずです。
自分に自信がない人からすれば、驕りが激しい人間だったとしても、自分に自信を持っている事がうらやましくて仕方がない人もいるかもしれませんね。
ですが、自信を持っていたとしても、周りを見下していいという事にはなりません。
人間関係を大事にして、周りに配慮する事がとても大切だと心の刻む必要性があります。
4.客観性がない
次にご紹介する驕りが激しい人の特徴は『客観性がない』という事です。
客観性という言葉は、客観的である事、だれもがそうだと納得できるさまを表している言葉の意味が含まれています。
つまり、客観的に物事を確認する事はできないという事です。
それもそのはず、客観性がある人間は、自分の発言や行動に対して客観的に物事を判断することが出来るからです。
客観性があれば、自分の行動はまずかった、あの発言は間違っていたと気づくことが出来ます。
しかし、客観性がないと自分の行動が間違っているという事や、発言が間違っていたという事に気付けないのです。
これは先ほどご紹介した育ってきた環境なども影響している部分かもしれません。
直すことがとても難しい事ですが、意識すれば改善する事は出来ます。
周りから指摘された事がある方は要注意の特徴です。
5.自分より素晴らしい人がたくさんいることを知らない
次にご紹介する驕りが激しい人の特徴は、『自分より素晴らしい人がたくさんいることを知らない』という事です。
そもそも自分よりも素晴らしい人がたくさんいるということを知っていれば、周りを見下す様な考え方はしないはずなのです。
どんなに自分に自信がある人でも、自分以外の素晴らしい人の存在を認めることで、自分はまだまだだなと考えを改めることができます。
そこで自分の考えを改めることができる人間は、自分に自信を持ちながら他人のことを敬うことができる素晴らしい人格を形成することができます。
しかし、相手の存在を認めることができない人間は、当然自分が一番偉いと勘違いをしたまま成長してしまいます。
そして、誰からも間違った考え方であると指摘されないまま大人になってしまうのです。
そうなると簡単に考え方を変えることが出来ない状況へと変化してしまいます。
たった少しでも相手を認める事が出来る考え方を身に着ければ、大きくこれまでの価値観を変える可能性を秘めています。
相手の素晴らしい部分や優れている部分を見つける練習をすることが改善に繋がります。
6.自分さえ良い思いが出来ればいいと思っている
次にご紹介する驕りが激しい人の特徴は、『自分さえ良い思いが出来ればいい』と思っているという事です。
驕りが激しい人間は周りの事をあまり考えていない事が多いです。
だからこそ、周りに対しての配慮などができずに、客観性がをもつことができなくなっています。
周りに対して配慮することが出来る人間は、周りの事を考えて行動や発言が出来る人間です。
周りに配慮が出来ない人間は当然自分だけの事しか考えていないのです。
根本的な考え方に、自分さえよければ周りがどうなっても別に関係ないと言う考え方に結びついてしまいます。
自分だけ良ければ良いと言う考えのもと、好き勝手に発言や行動を繰り返していれば、周りがその根本的な考え方に気づくのは時間の問題です。
協調性のない人間であるとともに、あまり身近に来てほしくないと思われます。
当然周りの人は距離を空けて離れていきます。
そこで素直に自分の欠点を認めれば、改善できるきっかけへと繋げることが出来ます。
ですが、そこで逃げてしまうとなかなか驕り激しい性格は改善できなくなります。
周りが何かしらのサインを出している場合は、素直に自分の欠点を認め、なくすために行動してください。
7.周囲から嫌われていることに気付けない
次にご紹介する驕りが激しい人の特徴は、『周囲から嫌われていることに気付けない』とう事です。
驕りが激しい人は、これまでにご紹介してきた特徴を踏まえると、周囲から嫌われてしまっているということは確実です。
ひどい言い方かもしれませんが、これまでご紹介してきた特徴を持った人間が、自分の身近にいる場合…。
おそらくあまり深い関係になりたくないと思う方の方がはるかに多いはずです。
昔から親しくて腐れ縁の形であれば、まだ我慢してあげようと考える方もいるかもしれません。
ですが、そこまで思い入れもない人間がこのような驕り激しい性格をしていると、まず関わりたいとは思えないです。
その点を踏まえて、驕り激しい性格が治っていない様子を見ると、自分が嫌われているという事に気づけていない可能性が高いです。
自分が嫌われているという事を自覚した人は、周りからの視線を気にして自分の行動を変えようとするはずです。
なぜかといいますと、普通の精神をしている方であればそれはあまりにも耐えがたい事だからです。
しかし、それをしようとしていないのは、気づいていない確率が高いからですよね。
わかっていて直そうとしない人は、相当な頑固な人である可能性が高いです。
しかし、気付けていても、気付けていなくても、いずれにしても問題があると判断されている事に変わりはありません。
十分周りの反応を見て、客観性をもたなければ人間関係で苦労してしまいます。
8.ストレスが多く、それが裏目に出ている
次にご紹介する驕りが激しい人の特徴は『ストレスが多く、それが裏目に出ている』という事です。
驕りが激しい性格で、周りに対して迷惑をかけている事に気づけていたとしても素直に行動できないような人間がいるのも確かです。
例えば、ストレスが多くて、そのストレスが原因で行動があまのじゃくのようになっている人です。
溜まったストレスを変な所で解消しようとするからこそ裏目にでて、周りから迷惑がられている場合が多いです。
やはりいったん冷静になって、自分の言動や行動を客観視できるようにならなければ成長する事は難しいといえます。
驕りが激しい人間になりたくないのであれば、常に自分を客観視し、裏目に出ている行動がないか注意深く振り返ってみてください。
驕りが激しい人の8個の行動や言動
ここまでは驕りが激しい人の特徴についてご紹介しました。
どれも驕りが激しい人の十分該当しうると思います。
では、ここからは驕りが激しい人の言動や行動の特徴についてもご紹介します。
驕りが激しい人の特徴を踏まえた上で、具体的にどんな行動や言動を取っているのか、という事について細かくご紹介します。
ここからご紹介する行動や言動の特徴に自分自身が該当している場合は、要注意です。
人によっては影で嫌われてしまっている可能性があります。
該当した項目に関しては、少しでも早い段階で改善できるように自分なりに考えて工夫してみてください。
1.人の話を聞かない
まず初めにご紹介する驕りが激しい人の行動や言動の特徴は、『人の話を聞かない』という事です。
驕りが激しい人は自分に自信を持っているので、自分が良いと思った事を行う傾向があります。
客観性がない事も関係してか、どうしても周りのアドバイスや話などを聞かない傾向が強いです。
人の話を聞かないという事は、周りからしてみれば相手の為を思ったのに好意をないがしろにされてしまったと取られられます。
もしも普段から人の助言に耳を傾けていないのであれば、驕り高い人だと判断されてしまっている可能性があるので注意してください。
2.自分の話ばかりする
次にご紹介する驕りが激しい人の行動や言動の特徴は、『自分の話ばかりする』という事です。
驕り高い人はその性格からついつい、いい気になったり、思いあがったりする事が多いです。
そんな性格からある普段の言動の中で、ついつい自分の話ばかり中心的に展開してしまうという事がよくあります。
自分に自信があり、優れていると勘違いしているため、自分が中心にならないといやだと考えている方も多いです。
なので、自分の話ばかりをして周りを白けさせてしまうという事はよくある事です。
ある程度客観性がある人であれば、自分の話ばかりしません。
出席してくれている他の人の話題を振ったりする事は簡単に想像し、実行できる事です。
ですが、客観性がないためにそれすらできません。
まさに典型的な驕り激しい方の言動だと判断できます。
3.人に厳しく自分に甘い
次にご紹介する驕りが激しい人の行動や言動の特徴は、『人に厳しく自分に甘い』という事です。
時々見かけるのが、人に対しては激しく文句を言うくせに自分の事は棚に上げているような驕り激しい人です。
一番嫌われてしまう典型的なパターンですよね。
そもそも人に厳しく自分に甘いと言うのは、結局自分が良ければ何でも良いと言う考え方に結びつきます。
特に周りがしでかしたことによって自分に迷惑が被ることには、相当怒ったりします。
この特徴を周りが把握すれば、絶対に周りからは嫌われてしまいます。
たくさんの人と共同の場で作業をする場合、客観性がない人間は必ず孤立してしまいます。
ですが、驕り高い人間はこのような言動を平気で放ってしまうのです。
普段から人に対して厳しい態度を取っている場合は、自分に行動が伴っているのかどうか振り返ってみてください。
4.人のために何もしない
次にご紹介する驕りが激しい人の行動や言動の特徴は、『人のために何もしない』という事です。
先ほどご紹介した人に厳しく自分に甘いという項目と関連しているかもしれません。
そもそも自分が良ければ周りはどうでも良いと考えている思考です。
そのため、自分に対して利益がない様な事は全く行わない場合が多いです。
そのくせ、上司からは気に入られたいと思っています。
上司からの依頼であれば引き受けるくせに、周りが困っていると手を差し伸べたりしません。
周りからは当然嫌われてしまいます。
調子の良い性格だな、と判断されて自分が困っている時には誰も手を差し伸べてもらえないという事になってしまいます。
自分の事しか考えていない方は、もう少し客観性とたくさんの人と同じ場所で作業をしている意味を考える必要があります。
5.短気なので思い通りに行かないとキレる
次にご紹介する驕りが激しい人の行動や言動の特徴は、『短気なので思い通りに行かないとキレる』という事です。
驕り高い人間は自分に自信があり、周りの事を見下している場合が多いです。
なので、当然下手な失敗をしたりすると怒りだしたり、自分に迷惑がかかったりするとすぐにキレます。
周りのことを見下している分周りに対しての怒りの沸点がとても低いです。
また自分のことしか考えていないので、自分の思い通りにいかない現実を受け入れられないのです。
そして、そのやり場のない怒りを周りにいる人間にぶつけて、自分を正当化しようとする行動をとります。
その場合自分自身に原因があったとしても、それを受け止めたくないがために、人のせいにしているケースなどもあります。
その場合は一番最悪な状況で、周りからの信頼は一気になくなってしまいます。
短気という事も問題であり、人に当たるのはもっと最低な事です。
もしもこのような言動や行動を普段から取っている方は、周りに対してもう少し配慮する事が大切だという事を理解してください。
6.人の成功を喜ばず妬み僻む
次にご紹介する驕りが激しい人の行動や言動の特徴は、『人の成功を喜ばず妬み僻む』という事です。
驕り高い人ほど自分に自信を持ち、自分がすごいと思っています。
なので、周りの人が成功したり良い事があった時に、自分自身が否定されてしまうのが怖いのです。
そのため、それを受け入れられないという特徴をもっている場合が多いです。
当然、素直に喜ぶことが出来ずに妬みや僻みなどの感情が出てきてしまい、さらに周りの人間関係を悪化させてしまいます。
人の成功を喜べない人間は人間として最低です。
しかし、ライバル心などはとても大事な事です。
成長に繋がる大事な事でもあるので、持つのであれば心の中にそっとしまいこんでください。
単純なライバル心を出すくらいなら可愛いものです。
それを変換して妬みや嫉みに変えてしまうのは、自分が損をする事という事実に気づく必要があります。
【僻む人の特徴は、こちらの記事もチェック!】
7.横柄な態度をとる
次にご紹介する驕りが激しい人の行動や言動の特徴は、『横柄な態度をとる』という事です。
驕り高い人は常に自分が偉いと思っている方が多いです。
自分のことを偉く、周りは立場が低いと思っている人は自然と行動の中にその特徴が現れます。
自分の方が偉いと思っていれば、普段の言動の中に相手に対して横柄な態度をとることがしばしばあります。
よく見かけるのは、飲食店などで店員に対して横柄な態度をとって困らせてしまっている姿を見かけることがあると思います。
本当に店員が悪いことをしたのであれば話は別です。
しかし、ちょっとしたことで怒りの沸点を上げてどなり散らしている人は、ほぼ驕り高い人間だと考えて間違いありません。
周りから見ても不快な気分にしかならなりませんよね。
よっぽどのことがない限りは適切な行動を取るように気を付ける事が大切です。
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8.自分より力がある人に近付かない
次にご紹介する驕りが激しい人の行動や言動の特徴は、『自分より力がある人に近付かない』という事です。
驕り高い人は、自分の事が偉いと思っているので、自分よりも力がある人に対しては近づかない傾向があります。
なぜなら、力の差を認識しており、それを認めたくないからこそ近づかないという選択を取っています。
力の差を認めてしまうと、それは自分の存在を否定されてしまう事に繋がってしまうからです。
素直に相手の力を認めて、頑張ろうと思える思考法を持てばその性格は改善される可能性が高まります。
なので、相手を認めたくなく、また自分を否定されるのが受け入れがたくして渋っている人は、一度自分に弱さを受け入れてみましょう。
それを乗り越えれば、きっと周りから一目おかれる存在になることが出来ますよ。