CoCoSiA(ココシア)

地元が好きな人の13個の特徴(続き2)

しかし、その愛着に囚われ過ぎていると、他の地域の人たちと強調し合えなかったり、別の土地のルールに応じようとしなかったりと、厄介な存在になってしまいます。

地元愛が強い人ほど、「何でも自分たちの地元が一番」だと考えていることが多いです。

住みやすさだったり、その地域特有の人付き合いだったり、名物だったりと、あらゆることで他の地域と比べて、自分たちが一番だと主張します。

誰しも自分の地元が一番住みやすいものですから、「地元が一番」と考えるのは悪いことではありません。

しかし、地元が好き過ぎるゆえに、他の地域を貶したり、頑固に主張を変えなかったりとトラブルの原因となる行動を取ってしまうこともあるのです。

4.地元から離れない

地元が大好きな人ほど、地元から離れようとはしません。

例え進学や就職のために一度は地元を出たとしても、必ず地元に帰り、「やっぱり地元が一番落ち着くなぁ~」などと言って羽を広げます。

地元が好きな人は、自分の地元に強い執着心を抱いています。

自分が生まれ育った土地という安心感、長年住んできたからこその住み心地の良さ、そしてその土地で知り合い、親しくなった友達など、それらすべての要素が地元から離れがたくしているのです。

反対に、地元で良い思い出のない人は、さっさと住み慣れた土地を出て行こうとします。

進学や就職といった機会を決して逃しはせず、一度地元を出たらそのままずっと帰らないことも多いです。

地元を離れたがる人というのは、大抵地元でろくな思い出がないことが多いです。

例えば学生時代に虐められた経験のある人や、家庭環境が良くなかった人など、地元にまつわる悪い思い出がある人は、何の執着もなく地元を出ようとします。

また、一度出てしまえば出来るだけ同郷の人とは会わないように気をつけたり、自分の出身地についてあまり語りたがらなかったりします。

しかし、地元に愛着がある人は、自分がその土地で育ってきた過程で、良い思い出がたくさんあります。

地元で過ごしていた間に楽しかった、嬉しかった思い出が多いほど、地元愛が強くなるのです。

そのため、自分が一番居心地よく過ごせる土地から離れようとはしないのです。

5.コミュニケーション能力が低い


地元に執着する人ほど、コミュニケーション能力が低いです。

その理由は、地元の人としか交流を深めようとはしないからです。

自分の生まれ育った土地であれば、当然親しい人も多いでしょう。

自分が気も遣わずに素の状態でいられることはとても居心地が良いですが、何でも通じ合えるような気の置けない友達としか交流をしなければ、新しい環境に臨んだ時に上手くやれないことが多いです。

日頃から見知らぬ人とも積極的にコミュニケーションを図ろうとする人は、地元にばかりこもっている人よりも、何倍もコミュニケーション能力が高いです。

よく知らない相手と手探りで交流を深めるのは、気を遣いますし言葉遣いにも気をつけなければなりません。

相手の顔色や態度をうかがいながらこちらも様子を変えていくのは中々簡単に出来ることではなく、それなりにストレスに感じることも多いです。

コミュニケーション能力の高い人は、そうした経験を何度も重ねてきているため、初対面の相手とも上手に交流を図ることが出来ます。

しかし一方で、地元でしか交流してこなかった人は、初対面の人と気を遣いながら接することが苦手なため、どうしても無遠慮な物言いをしてしまったり、場の空気が上手く読めなかったりします。

その結果相手に良くない印象を与えてしまうこともあり、周りからコミュニケーション能力が低いと思われてしまいやすいです。

6.コミュニティーも狭い

コミュニティーとは、居住地域を同じくして、利害を共にする共同社会のことです。

すなわち自分が住んでいる地域や学校、会社などの自分の所属する場所が一つのコミュニティーとなっています。

地元が好きな人であれば、自分の地元が一つのコミュニティーです。

そう聞くとコミュニティーの範囲は広く思えますが、実際にはかなり狭いです。

自分にとってのコミュニティーが地元であるということは、地元に関することには顔が広いですが、それ以外のことには完全にアウェーな立場になる、ということです。

勝手知ったる地元では好き勝手出来ますが、一歩コミュニティーの外へ出てしまうと、自分が所属する場所がまったくないため、行動範囲はかなり狭まり、また孤独感も増します。

そうするとその孤独感や疎外感に耐えられなくなって、また自分の狭いコミュニティーの中へと逃げ戻ってしまうのです。

地元から一切出ようとしない人ほど、少し外へ出ては直ぐにまた戻ってくることを繰り返しています。

一方で、地元にコミュニティーを持ちながら、それ以外にもたくさんのコミュニティーを持っている人では、地元を出た先でも活発に行動することが出来ます。

コミュニティーを広く持つ人ほど、どこでも通用することが出来るため、社会の中で上手に順応して生きていくことが出来ます。