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シングルマザーが生活の中で苦労して...(続き5)

そんな毎日があっという間に過ぎていき、子供が20歳になった時、就職した時、もしくは結婚した時に、なんとも言えない達成感を味わうことでしょう。

子供がきちんと独立できる力と人間力を身につけ、社会人として立派に生活する姿を見たり、愛する人を見つけて自分の家庭を持つことを決意し、幸せそうにしている姿。

それは、シングルマザーとして生きることを決意し、それを無事にやり遂げた自分を心から褒めてあげれると思う瞬間だと思います。

もし子供から「お母さんありがとう」「お母さんの子供でよかった」などと、感謝の気持ちや愛情を伝えられたなら、心の底から湧き上がる達成感と幸福感を感じることでしょう。

3.旦那に気を遣うことがない

シングルマザーとしてもメリットの中で、多くに人が言うのが、気楽、自分の好きなように生活できると言うものです。

夫がいると、家事をきちんとやることや、食事の品数についてうるさく言われるかもしれません。

しかし子供と自分だけだと、今日は簡単に済ませようとか、おかずは買って帰ろうなど手抜きをすることができます。

また、休みの過ごし方も、旦那さんがいるなら、彼の望む過ごし方や、旦那さんの実家に顔を出すことが多いかもしれません。

ですが、シングルなら、子供と相談して自分たちの好きなことを好きなペースで行うことができます。

また、夫婦で教育方針が異なり、子育てでぶつかる夫婦も多いですが、母親の自分が最善と思うことを子供に教え込むことができます。

4.子供との絆が深まる

自分しかいないのだからと、子供に自分の持つ全ての愛情を注いで育てるシングルマザーは多いです。

さらに、寂しい思いをさせているのではという罪悪感や、一緒に居られる時間が少ないという難しい状況だからこそ、せめて一緒に居られるときは全力で子供と向き合うことを決意してたっぷりの愛情と手をかけて育てるのです。

そうすれば、当然子供との絆は深く、強いものになります。

子供もどんなに小さくても、母親が自分のために頑張っていること、自分を宝物のように思っていることを感じ取ります。

そのように愛情を注がれて育つなら、必然的に母思いの子供になるでしょう。

5.様々な手当がもらえることも

国や自治体には、シングルマザーを支援する制度があるので、正当な理由があるなら、恥ずかしがらずにそれを有効活用することができます。

先ほどもいくつかご紹介しましたが、シングルマザーとして活用できる制度は9つほどあります。

良い仕事に就くために、まず資格を身につける「高等職業訓練促進給付金・高等職業訓練修了支給給付金」など、当面の生活を支えるだけでなく、将来の生活に備えるものもあります。

自分から積極的に調べるようにして、子供との生活をより良いものとするためにどんどん活用しましょう。

児童手当

児童手当は、シングルかどうかに関係なく、所得などの条件を満たせば子供の年齢や人数に応じて受け取ることができます。

基本支給月額は、3歳未満ー15,000円・3歳〜小学校卒業前ー10,000円(第三子以降の場合、3歳〜小学校卒業前ー15,000円)・中学生ー10,000円となっています。

所得制限にかかっている場合は、一律5,000円になります。

所得制限は、扶養家族が0人で8,333,000円・1人で8,756,000円・2人で9,178,000円・3人で9,600,000円となっているので、シングルマザーの平均所得から考えると、ほとんどの人は児童手当を満額もらうことができるでしょう。

児童扶養手当

「児童手当」とは異なり、未婚や離婚、または死別によってシングルマザー、もしくはシングルファーザーになった家庭にのみ支給される手当です。

つまりひとり親家庭のための手当です。

基本の手当月額は、子供1人に対し42,000円・子供2人で47,000円・子供3人以降は、1人増えるごとに47,000円に3,000円づつ追加されていきます。

しかしこの手当も、所得によって支給額が変わり、所得制限がかかった場合は、月額手当=41,990ー(申請者の所得額ー所得制限限度額)×0.0185434で計算された額のみが支給されます。

所得制限は、扶養家族0人で19万円・1人で57万円・2人で95万円・3人で133万円と決まっており、離婚した旦那さんから養育費などをもらいつつ、正社員として働いていると、オーバーする可能性のある金額なので、満額もらえないケースもあります。

上手に活用するためにも、限度額と自分の所得をしっかりと計算して把握しておくようにしましょう。

シングルマザーは苦労がたくさん!でもきっと乗り越えられる(まとめ)

女で一つで子供を育てることには、本当に大変なことだということがよくわかりました。

しかし、無理なわけでも、その道を選ぶべきではないわけでもありません。

様々な事情により、シングルマザーとして生きることを決意された方は、今日考えたような困難に立ち向かう強さを身につけ、身近にあるサポートを上手に活用しながら悔いのない、充実した子育てをされることを心から願っています。

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