そういうときにため込んだストレスの発散として、身内では吠えているとも考えられます。
中には、ウチ、外に関わらずうるさい男もいます。
危険はないと見られ、誰も注意しないのです。
これはあまり名誉なことではありません。
協調性がない
めんどくさい男は、父、兄、弟、先輩、後輩といった、男性的な秩序の世界からはずれて育った可能性が高いものです。
おそらくチームスポーツなどとも無縁だったのでしょう。
チームワークや責任感など、協調性を育てる環境があまりなかったと思われます。
これはさまざまな男の不具合の中でも、決定的ともいえる大きな欠点です。
とてもサラリーマン生活向きとは考えられません。
独立して一人でやっていける才能でもない限り、すべった転んだを繰り返す、苦しい人生となります。
空気が読めない
めんどくさい男は、他人の事情をおもんばかることができません。
当然流れを読むなどという、さらに難しい技術など、身に付いているはずはないと考えてよいでしょう。
そして空気が読めないうちに、何かしらの失敗をやらかしてしまうのが一般的です。
そしてその不始末をやらかした理由は、一般人の想像を超えたものであることもしばしばです。
それは周囲の人間を引かせるには十分です。
自分勝手な行動をする
めんどくさい男は、他人との距離感をうまくつかむことができません。
べたべたするかと思えば、冷たくあしらったりと、極端にふれる傾向があります。
そしてその振動のプロセスは、自分勝手な行動を取る人、と受け取られることが多いのです。
根本的な問題は、性格の不安定にありますから、これを矯正していくのは大変なことです。
並大抵のことではありません。
親身になって協力してくれる人が必要でしょう。
しかしそう簡単に、現れてくれるものではないでしょう。
自分の話ばかりする
めんどくさい男には、社会的な関心の広がりというものが備わっていません。
したがって話題はごく狭い内輪の範囲にかぎられます。
座を保とうとすれば、自分の話でもするしかありません。
それも世間の情報にうといため、実に面白くない内容ばかりです。
自分の持っている前提が、他人もあると誤解しているからです。
当然、人間関係は一向に広がりません、ステップアップのしようがない状態です。
人の気持ちを考えない
めんどくさい男は、おおむね人の話を聞くのが苦手のようです。
これではいつまでたっても、人の気持ちを思いやるようにはなれないでしょう。
そのための手段を、自ら遮断しているようなものだからです。
こちらから面白い話をしかけて、感動させてやってはどうでしょう。
黙って聞くように仕向けて、話を聞く訓練をさせるのです。
こうまでしなければならないところこそ、めんどくさい男の、めんどくささの極限といえるのではないでしょうか。