人間の雄は元々、ハンターという本質を持っているのです。
実際に狩猟に出ていた先史時代に比べ、農業革命や産業革命を経て、ずいぶん男性も楽になりました。
現代になると、スピードと体力勝負によるつらい生産は減り、男女が同じように工場やオフィスで働くケースが増えたからです。
ところが現代になって表れた役割の変化の中には、意に沿わない変化もたくさんあります。
現代の男性は、大変ストレスフルな状況に置かれているのは間違いありません。
その点では同情に値すると言えます。
つまり21世紀における人間の雄とは、ハンターとしての地位が低下しています。
または現代のすさまじい変化に耐えきれず、退化してしまった、と言い変えていいのかも知れません。
ハンターのたくましさは消えてしまった。
しかし自分はそれに気付いていない。
雄としての魅力を欠いている上、プレッシャーにはからきし弱く、親の世代以上に威張り散らす。
現代における勘違い男の本質とは、この辺りを探ればわかりそうです。
そしてこれは、めんどくさい男の典型的な在り方でもあると思うのですが、実際のところは、どうなのでしょうか。
今回は、そんなめんどくさい男の16個の特徴と対応方法についてご紹介します。
本当に対応に困るめんどくさい男
このような男の増える状況を招いたのは、男性側、とくに本人の責任とばかりは言えないと思っています。
このところの現代社会の変化は、むしろ女性が主導権を取って動かしてきたからです。
草食男子などと呼ばれ、パワー不足を指摘される昨今の男性たちは、その母親世代がそう望んで作られた、丹精込めた作品といってもいいのではないでしょうか。
そのため今の若い女性がパートナー探しに、母親世代以上に苦労させられている、ということになってしまったようです。
めんどくさい男とは、おそらく父親の関与が少なかった家庭に育った、母親を主な作家とする作品です。
未完成というならまだしも、粗悪品となっているケースが多くて困るのです。
彼氏だったらマジでうざい
そうした少々粗悪な造りの男たちには、年齢相応の社会的な装いは、身に付いていません。
居心地のよい犬小屋からでてきたばかりの、小犬のような存在なのかも知れません。
見知らぬ状況に遭遇すると、キャンキャン吠えかかります。
社会の荒波の中でしっかりやっていける自信もなければ、自分が何者なのかの確信もありません。
これでは彼氏であろうとなかろうと、そばにいるだけでうざい存在といえるでしょう。
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めんどくさい男にはどうしたらいいの?
めんどくさい男とは、一般的には指針を欠いている男といえます。
母親に猫かわいがりされるだけで、父親の背中や、あこがれの兄貴分などの存在とはおそらく無縁だったのでしょう。
さらに新興住宅地や団地などで育った人は、周囲も同じようなサラリーマン家庭ばかりです。
多様性を著しく欠いていています。
こういう環境下では、目指すべきイメージがはっきり描けません。
どうしたらいいのか、わからないまま育つ可能性が高いのです。
めんどくさい男に対する場合、そのあたりの個人的な背景が理解できるかどうかは、重要なポイントになります。
こういう育ちなら仕方がないかな、と腑に落ちるかどうかです。