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社交的な人の14個の特徴(続き4)

それこそが相手に好印象を与える会話の術だと知っているからです。

しかし、一方的に喋る人は自分本位に考えており、沈黙に耐えられない自分を守るために時間を言葉で埋め尽くします。

相手が言葉を挟む余地を与えません。

本質的には社交性とは真逆で、臆病な小心者、コミュ障といえます。

あるいは、社交的なことがイコールおしゃべりであると勘違いしている人もいます。

自分ではユーモアを交えた軽快なトークを繰り広げているつもりですが、周囲の雰囲気を察することができるほどコミュニケーション能力を訓練していないので距離が開いていっても気づくことはありません。

よく周囲の人から「あははーほんと面白いよねー。あ、時間だ。またねー」と作り笑顔をされているようであれば話し方を変える必要があります。

すぐに人を紹介しようとする

業界の名刺交換会など、多くの人と知り合うことが会の目的である場合は、そもそもビジネスにつながりやすい前提で集まった人たちなので、知り合いを結び付けることが双方の利益になります。

だからこそ初対面同士の引き合わせは大歓迎ですが、そういった場でもないのに、とにかく自分の周りはみんな友達というラッパーみたいなテンションで人を紹介するのは嫌われます。

なぜなら、紹介された人と大して共通点もなければ苦笑いをするしかありませんし、離席でもされたら沈黙が続いて気まずいからです。

しかも、こうした自称社交的なタイプの人はマッチしない人を無理矢理くっつけようとした自分が悪いにもかかわらず、盛り上がらない場に対して「テンション低いなー」とか「いつもは面白い奴なんですけどね」とか言ったりします。

社交的な人は名刺交換会などのオフィシャルではない場で知り合った人とは、まず自分と相手との会話の中で話題を引き出して、何度か会を重ねます。

その上で自分と相手との関係が構築できれば、マッチしそうな人を脳内検索し、お互いがメリットになるかどうかまで考慮して紹介します。

せっかく相手の時間を割いていただくわけですから、良い気持ちになってもらいたいというサービス精神からくるのです。

また、そのように周囲がwinwinの良好な関係で輪になってくれれば、プライベートもビジネスにおいても自分にメリットがあると総合的な目で理解しているので変な引き合わせはしません。

悪い意味で人脈作りを意識する

facebookの友達の数で競っているような人のことです。

質より量を優先し、何のメリットもないどころか害すらある交友関係まで何から何まで網羅しようとします。

その上依存型で、こまめな連絡というよりしつこい連絡が多く、そうして離れて行く人が増えるたびに同量かそれ以上の知り合いを増やして補充しようと躍起になります。

マウンティング癖も併発している場合があります。

友達が多い自分はスゴイみたいな勘違いのプライドを振りかざして、少数でも濃密な交友関係を持っている人のことすらバカにします。

どちらが本来人脈と呼べるのかは言うまでもありません。

社交的な人になるためには?

嫌われるタイプがわかったら、本当の意味で社交的な人になる方法を見てみましょう。

この方法を知っておけば、何も社交的な人と周囲から認定されるまでいかなくてもコミュニケーションの場で役にたちます。

覚えておくとメリットになるものです。

相手を肯定する

まずは肯定から入りましょう。

他人は自分にはないものをたくさん持っています。

どんなことを考えているのか、着眼点がどこか、得意なものは何かなど相手を知ることから始めれば自然と否定はしなくなります。

否定から入ってしまう人は、相手から拒絶される前にこちらから拒否することで身を守っている節があり、小心者に見えてしまいます。

社交的な人を目指すのなら、受け入れ体制から入ることが肝心です。

その上で、あまりに無礼な人や考え方が極端すぎてお付き合いを続けてもプラスになりそうもない相手だと分かればスパッと関係を切ってしまえばいいのです。

その際にもとくに相手を否定する言葉を並べ立てるのではなく、お誘いを断ったり連絡をこちらからはとらなければ、相手も合わなかったんだなと思う程度で済むため周囲に悪評をバラまかれたりもしません。

笑顔を絶やさない

最初は表情筋も固くなっているので努力が必要ですが、笑顔でいることを心がけてみましょう。

にっこりと笑うよりも微笑みをたたえている方が結構大変です。

微笑みの起源は進化論の過程から考察するとニホンザルに見られるといいます。

強いサルに対して歯をむき出して微笑みのような表情を見せることは、自分が劣位であることを伝えて警戒心をとき、攻撃されないようにするためというものです。