謙虚な人はどんな人かと聞かれた場合に、あなたならどう答えますか?
「人当たりの良い人」「前に出すぎない人」「相手を尊重する人」などいろいろな例があると思います。
でも実は、明確に表すような概念が存在しないのです。
そこで今回は「謙虚」とはどういう意味なのか、また謙虚に振る舞える方法やメリット、使い方や例文、類語、対義語、英語表現を紹介していきます。
️「謙虚であれ」とはよく聞く言葉
小さい頃から親や学校の先生から「謙虚であれ」とよく言われたという人は多いと思います。
謙虚であることが良い人であると言う認識が強いためにそう言っていたのでしょう。
また、近所付き合いなどで「おたくのお子様謙虚ですね」などと言われると、親も嬉しくなるので、無理矢理でも謙虚にさせようという働きがあったのかもしれません。
しかし、いざ謙虚を目指そうにも謙虚の意味がわかってなければ、謙虚を目指そうにも目指せませんよね。
言ってる側も明確に示していない可能性が高いので、なかなか謙虚な人になれなかった人も多いはずです。
そのため、謙虚になるにはまず謙虚という言葉の意味を理解しなければいけません。
「謙虚」の意味とは?
謙虚とは「つつましく、控えめなこと。」、「へりくだって、素直に相手の意見などを受け入れること。」などという意味があります。
態度や人の性格を指す言葉として使われます。
つつましく控えめなこと
つつましく控えめなことを謙虚と言います。
つまり、でしゃばらず、いつも後方で支えている人のことを謙虚な人と言うのです。
謙虚な人はすぐに前に出ようとせず、後方でじっくり待機をしてみんなの意見を拾って考えを出します。
控えめではありますがしっかり自分の意見を持っていて、なおかつ相手の考えや意見を拾って口にするので、誰もが納得してしまうのです。
へりくだって、素直に相手の意見などを受け入れること
へりくだって、素直に相手の意見などを受け入れることができることを謙虚と言います。
謙虚な人は、どんな人でも雑に扱うことはありません。
どんな人の意見も素直に受け入れて、考えてお互いに納得のいく意見を出すようにします。
要は柔軟な姿勢を持っていることからできることなのです。
相手のどんな意見も一旦は聞き入れて素直に話を聞いてくれるので、どんな人からも相談をされやすく、頼りがいのある人でもあります。
流されやすいのではないかと思ってしまいますが、そんなことはなく、確固たる自分の考えを持っているので、人に左右されることがありません。
自分の軸がしっかりしているので、相手のどんな意見を聞き入れてもぶれることなく納得のいく答えを出そうとします。
そのため説得力もあるので、意見をまとめるのが上手い人が多いです。
素直に学ぶ気持ちがあること
謙虚な人に多いのが素直な性格です。
何かで目標を達成したり、成長するために最も必要なのが実は素直さなのです。
成功している人からのアドバイスを素直に受け取って実践すれば、成功する確率は大きいです。
ただ、何でもかんでも上の人の言うことを聞くや、言われた通りするというのは素直ではありません。
素直に動くと言うのは取り入れて考えることを言います。
謙虚な人は素直に学ぶ気持ちがあるため、どんな人の意見でもまずは受け入れることができるのでしょう。
相手を敬っている態度
相手を敬っている態度も謙虚と言えます。
相手を尊重することこそが人間関係が上手くいくコツでもあります。
そのため、謙虚な人は人間関係に悩むことがあまりないのかもしれません。