人は誰でも心の奥底では自分がかわいく、自分を認めてもらいたい、自分という人間に誇りを持って生きていきたいと思っているのではないでしょうか。
しかし、それができないゆえに、卑屈っぽくなったり、自分に自信がないから他人を認めることも難しくなります。
そんなこともあり、嫉妬心や劣等感を感じやすいのです。
常に人と比べて、自分はダメだと考えて劣等感を抱いたり、自分より優れていると思われる人に対して嫉妬心を燃やすのです。
自分に自信があって、人と比較して自分を評価する必要など無い、と考えられてる人は、他人に嫉妬したりはしないでしょう。
周りに流されやすい
自分の言動や思想に自信がない人は、周りに流されやすい傾向があります。
自分の意見や信念も、周りからの圧力があったり、反対や批判などがあると、すぐに折れてしまうのです。
周りに流されやすい、という人は芯がないとも言えます。
人の意見によって、考え方や見方、自分の評価というものを形作ってしまうので、周りが自分の味方でいてくれるときはいいのですが、そうじゃなくなったときには不安が大きくなってしまうでしょう。
周りの目を気にする
自尊心が低い人は周りの目を気にしがちです。
周りの人の意見を気にするのも大切なことですが、自分の価値や評価を周りの目で決めてしまっていると、いつまでたっても不安定なままです。
いつ何時でも、人から嫌われるんじゃないか、批判されるかも、否定されたらどうしよう、という不安から抜け出せないでしょう。
自己表現ができない
自尊心が低い人は自己表現ができないという特徴もあります。
自尊心が高く、自分の考えや行動に自信を持っていて芯が強い人も、性格的に人前で話したり自分を表現するのが苦手な人もいます。
そのため、自己表現が苦手な人すべてが自尊心が低いということでも無いと思います。
しかし、中には自分に自信がないので、自分の考えを述べたり、反対意見や対立するような存在などがある中で、自分の本心を表現する事ができないという人もいるでしょう。
️自尊心が高い人の特徴
では、逆に自尊心が高い人というのはどんな特徴があるのでしょうか?
自尊心が高い人が持つ魅力についてご紹介していきます♪
自分に自信を持っている
自尊心の高い人は、自分に自信を持っています。
自分に自信を持っている人は、周りの人が自分の事をどう思おうと、自分の信念を曲げずに貫くことができる人です。
周りから見てもカッコイイ存在と言えるでしょう。
自尊心が高い人は、周りの評価で自分の価値を決める事はありません。
自分で自分の価値を知っていて、そして誇りを持って生きていけるのです。
なので、心がすごく安定しています。
本当の自尊心を持っている人は、失敗したり、他人から馬鹿にされたりするときでも、自分という存在を否定する必要はないことを知っています。
しかし、自分に自信を持ちすぎて自分が好きすぎるようになると、ナルシシズムを持つようになるかもしれません。
ナルシシズムとは、うぬぼれの気持ちです。
自己陶酔ともいうことができます。
自分を愛してやまないくらいになっているのです。
自尊心を持つ、ということとナルシシズムは違いますが、根拠もないのに自分に過度の自信を持ったり、自分を人と比べて高めてプライドを高くするのは、人から嫌われてしまうのでやめたほうが良さそうですね。
自分のやりたいようにやる
自尊心とは、自分に自信を持っているゆえに、他の干渉を排除するという態度も意味しているということでした。
そのため、自尊心が高い人は、自分のやりたいようにやるという傾向もあります。
つまり、他の人の意見を気に留めることなく、自分が思った通りに行動するのです。
こだわりを持っているといえば、いいのですが、それが度を越すと頑固で人の意見を聞けない人という悪い印象を与えてしまうこともありそうです。