タロットなど確率論で出るものについては占い師側と占われる側のコミュニケ―ションの中でカードが持つ意味のどれを、どのように構成して言葉にするかを占い師側が考える心理戦みたいなものです。
だからこそ、同じ「信じる」でも人を信じている人と占いを信じている人では全く人間性が異なります。
楽しむ程度で占いを見ている人なら全然良いのですが、行動原理を占いの結果に合わせている人はネガティブな特徴が多くあります。
具体的に見てみましょう。
自分に軸がない
朝起きてから何を着るか、何を食べるか、どこに行って何をしようかなど、日々の生活では様々な選択肢があります。
多くの人は自分の欲求や、TPOなどから選びますが、これらを占いに頼る人は自分の価値基準、つまり軸を持っていません。
自分では赤色の服を着ようかなと思っているのに占いで「今日は青がラッキーカラー」と言われれば青を着ます。
自分の軸がないため、占いで自分の思いとは違うことを言われたら不安になる方が勝ってしまい、赤を着たいと思っていた自分の感情など隅っこに追いやられてしまうのです。
自信や信念を持ってない
自分を信じている人は自分の決断を信じているのでそれを優先し占いは楽しみ程度にしますが、占い結果を判断基準にしている人は自分の決断に自信や信念を持っているはずがありません。
もし持っているなら占いの結果によって自分の選択を左右させることなどしないからです。
自信や信念がないと日常生活は選択の連続なのでとても大変です。
それを補うために占いという手っ取り早く価値基準をもたらしてくれるものに縋っている状況といえます。
それが何度か上手くいくとますます占いに頼るようになっていきます。
占い師からすればとても良いお客さんです。
また自信がないため他人のことも信じることはできません。
占いを信じられるのは人の力ではない何か神秘的なものだと思っているからなのです。
自分の人生を運転しようとしてない
結婚や転職、引っ越しなど人生の大きな選択すらも占いに頼る人がいます。
たとえば、ギャンブル癖に浪費癖があってこのまま結婚したら壮絶な家庭になりそうな恋人がいたとして、でもまだ恋心があるから別れるのはどうかなと思っているとします。
そこで占いに行き「あなたは今年が婚期みたいよ」と言われたらそれを信じて結婚してしまうのです。
それで本当に幸せな生活になるかどうかは考えません。
神秘的な力のお導きなので幸せになれるに違いないと思ってしまうのです。
結果全然幸せにならなくても、「きっとこの人と結婚していなかったらもっと辛い人生だったに違いない」と変にポジティブです。
こういった人は占いによって得られた結果こそが運命によって導かれた絶対的なものであって自分に他の選択肢があったなどとは考えません。
あるいは他の選択肢を選んでいたら不幸になっていたと信じて疑わないのです。
不幸や不満を人のせいにする
これは自分を守るために占いを利用しているパターンです。
自分の不幸や不満は運命によって決まっているので自分のせいではないと考えます。
たとえば自分のミスで仕事が失敗したらその日自分が不幸な目に合う占いを探してそれを理由にすげかえるのです。
ともかく自分のせいで起きたことでも運命のせいに転嫁できればいいので血液型占いでも星座占いでも自分が納得できる結果が書いてあるものを選び出します。
あるいはチームでしている仕事が失敗したり、恋人といる時に嫌な目に合ったりすると相手の運勢が悪いせいだと理由づけて自分のせいではないと安心しようとします。
純粋
明らかに寝不足が続いていて目の下のクマがバッチリな人を見れば誰だって「体調に気を付けた方が良いよ」と言えるのですが、純粋な人は占い師にそう言われただけで「すごい!言い当ててる!実は最近寝れてなくて…」と自ら占い師にパスを出してしまいます。
手相占いなど大体の占い師は心理学を駆使してその人の悩みや言って欲しい言葉を言っているだけにすぎないのですが、純粋な人はそれを真に受けてしまうので占いを信じやすくなります。
その上受け入れやすい言葉のオンパレードなので尚更です。
純粋なだけなら可愛いのですが、あまりに純粋すぎて「この壺を買わないと運気が上がらないね」と言われて購入してしまう人もいるので考えものです。
自己顕示にかかりやすい
占いは自己暗示によってその結果を招くということがあります。