今までの経験から信じすぎて痛い目にあったということも当然あるでしょう。
とくに精神的に幼い学校時代などは裏切られたことへの傷が多く、今思い出してもその傷がぶり返すことがあります。
しかし、信じる力が様々なメリットをもたらすことは記載した通りで、大人になるとそういう人物が少なくなってくるからこそ、強みになる部分です。
まずは小さなことから始めてみて、ちょっとずつ自分を解放していくと身も心も楽になっていくので挑戦してみましょう。
具体的には、初対面の人の話を何の疑念も持たずに楽しく聞いてみたり、褒め言葉に対して素直に喜んでみることがおすすめです。
素直に捉えることの楽しさがわかれば自然と受け入れ態勢が整ってきます。
あるいは、相手に潜在的に期待してしまっていることがないかを冷静に考えてみることも良いです。
「大人だから」「上司だから」「良い大学を出ているから」などその人の持つものにどんな期待をしてしまっているかを掘り下げてみるのです。
それがわかれば、自分が裏切られた気持ちになったときに期待をしていたからだと気付けます。
人を信じる人と一緒にいる
周囲に人を信じる人がいる場合は一緒に行動してみましょう。
一緒にいることで、どのような考え方をしているか、どんな言動が多いのかがよくわかります。
それらの姿勢や態度が相手にどんな印象をもたらすか、相手がどんな反応をするか見ることは、自分の振る舞いの中に取り入れるために役立ちます。
そして、そういった人たちの周りにどんな人が集まってくるのかも見えてきます。
中には「なんでこの人のことを疑わないんだろう」と思える人すらいるかもしれません。
しかし一緒に付き合いを続けていれば見た目や言葉遣いからはわからないその人の良いところがわかるはずです。
人の良いところに目が向くように変わってくれば一緒にいることに意味があります。
人を信じることで人生が変わるかも!(まとめ)
同じ環境にいながら幸せに過ごせている人は物の考え方が違うのです。
周囲の人を信じることができれば自分を取り巻く環境は変わらなくても、捉え方が変わるので自然と明るくなってきます。
最初は人を信じることによって裏切られたと感じることもあるでしょうが、相手に期待をしないことが身についてくれば、相手の良い行いに目が向くようになります。
それは周囲への感謝の心につながり、その姿勢が周囲の意識や接し方も徐々に変えていきます。
一朝一夕で成せることではありませんが、自分の人生を気楽にやるために気長に取り組みましょう。