ただ、愛はすでに関係性を築いている状態であり、安心して相手を見ていることができます。
ですので、愛しているから束縛すると言うのは違い、愛しているからこそ自由にできるところが大きいのではないのでしょうか?
そして、やはりその愛に発展して気持ちに余裕がある立場にならないと、なかなか関係性を続けるのは難しいところがあります。
それは何故かと言うと、色々と嫉妬深いご主人や奥様との生活が窮屈で離婚したいと言うような書き込みを見ることもあり、確かにそこまでされたら窮屈に感じるだろうなと思うようなケースは多々あります。
ですので、やはり関係性を長く築いていくにはあたっては、この好きだからこそ束縛したいと言う気持ちではなく、信頼できる愛に切り替えることが大切なのかもしれませんね。
好きは想うこと、愛は想いやること
そして、先程のことと少々重なりますが、好きと言うのは相手を一方的に思うところがあります。
ですので、そこに相手の事はそんなに頭に入っていないところがあります。
よく「愛するより愛したい」と言うようなことを言うことがありますよね。
それはこの好きと思うことに幸せを感じているからこそそのような言葉が出てくるのだと思われます。
そして、その状態から愛に発展すると、相手のことを思いやると言う心の友が出来るようになります。
ですので、関係性が深まっていけば、だんだんと相手を思いやる気持ちの余裕が出てくるところがあります。
先ほども少し触れたように、執着から相手のことを思いやらずに一方的に押し付けるような関係だとやはり長続きはしません。
それは著者の人間関係を見ていても思います。
最近は、娘にひどく執着している子がいるのですが、その子は娘が好きなのかどうかは分かりませんがとにかく娘に執着しています。
娘は嫌がっているけれど、あまりそこを思いやる事はなく、遊ぶと決めたら都合が悪いと断っていてもしつこく食い下がっていくような場面がよく見られます。
このように、思うことが一方的と言う事は相手のことを思いやる視野がないところがあり、やはりだんだんとそれが重くなってくると言うところはあるようです。
好きは性欲、愛は安定
やはり、好きと言うとそのような要求に直結しているところがあります。
とある男性が書き込んでいるのを見たのですが、例えば第一印象であのこと一緒に寝てみたいと思う事はあるけれど、その子を愛しているかと言うと否と言うようなところがあると言うのです。
著者は女性ですので若干よくわからないところがありますが、男性はそのような欲求と愛を分けるところがあるようです。
ですので、男性は、そのような欲求を解消するような関係の異性と、愛情を育む異性とを使い分けると言うような人もいるようですね。
正直女性にとってはそのような人はかなり嫌だと思いますよね。
でも、安心してください。
やはり、女性は基本的にそのような欲求が薄く、基本的にそのような関係を持つのは愛情故にと言うところがあることから、そのような男性は嫌悪感を持って見られ、その使い分けていることがバレると、2人からお別れされるって言うこともあるようです。
確かに女性はそのような一面はありますがやっぱり初めの好きという気持ちと、安定した相手への愛情は若干違いがあるのではないかと思います。
好きは喧嘩して破局、愛は親密になる
付き合いも長くなると、中には少々意見が合わず喧嘩をしてしまうこともあるかもしれません。
ただ、関係が浅く好きと言うだけの関係だと喧嘩をしてからそのまま喧嘩別れをしてしまうということもあります。
それは何故かと言うと、意見がぶつかり合い喧嘩になったと言うことで、そこからもう好きと言う気持ちが消えてしまっているところがあるのです。
ただ、愛は親密になるところがあり、喧嘩をした位ではびくともしません。
意見をぶつけても結局は受け入れてもらえるという安心感があると言うのは、愛情に安定があるからと言うことが言えるのではないのでしょうか?
好きは賞味期限がある、愛は賞味期限がない
そしてやはり好きと言うとやはり賞味期限があります。
最大限で2年位では無いのでしょうか?
それに対し、愛となると賞味期限がないのです。
具体例を挙げると、好きの賞味期限については、かの既に引退した大物芸能人の方が、もし子供に問題がありそうな男性と結婚したいと言われた場合にどうするかということを聞かれている番組がありました。
それに対し彼は、「とにかく2年付き合ってみろ。そして2年付き合ってもまだ好きだったらいいよ。」と言うのだそうです。
やはり、2年の間に問題があれば気持ちが冷めると言うことで2年を基準にしていると言うことを言っていました。
それを見てなるほどなと思ったものです。