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内省的な人の10個の特徴とメリット...(続き2)

そのため身勝手な理由から仕事や勉強をサボることもありませんし、不用意な嘘やごまかしで自分を甘やかすこともありません。

ストイック過ぎるというわけではありませんが、他の人から見れば決して甘くはない生き方をしているでしょう。

内省的な人は「もうこの辺りでいいや」と適当な切りを付けることもあまりありませんので、無意識に自分の能力や価値を高めていくことが多いのです。

4.自分に自信を持てない

内省的な人はどれだけ自分に厳しくしても、中々自分に自信を持つことは出来ません。

それどころか、自分に自信が持てないからこそ、自分の行動には厳しくなってしまうところがあります。

自分に自信を持つためには、自分が納得するまで突き詰めて行動して、例え失敗をしても自分で経験をするということが大切です。

ですが、内省的な人は慎重派な性格でもありますので、自分にリスクがあるかもしれないという行動を取ることはそもそもありません。

計画性があって賢い性格をしているために、後先を考えずに行動することが出来ず、結果として自分が挑戦出来る範囲が狭まってしまっているという原因が挙げられます。

悪く言えば理屈っぽい性格でもありますので、新しいことに飛び込む前にあれこれとリスクを考えてしまって、行動に移すことが出来ないのです。

自分に自信がある人というのは、ある意味で無謀な大胆さも持ち合わせています。

普段はきちんと計画を立てて行動しますし無理もしませんが、場合によっては先の分からないことに飛び込んでいく勇気も持っています。

しかし、内省的な人にはその勇気が足りないために、どうしても行動が制限されてしまい、自分に自信を持つまでには至らないことが多いです。

5.不安を感じやすい

内省的な人は、不確定要素に対して精神的に弱い部分があります。

つまり、自分が分からないことに対してはとても不安を感じやすいのです。

自分が分かることに関しては、ある程度自信を持つことも出来ますし、積極的に取り組むことも出来ます。

ですが、分からないことになると途端に行動が消極的になってしまいます。

例えば目の前に高い壁があったとして、その壁の向こうは未知の世界が広がっているとします。

勇気がある人や好奇心の強い人、自分に自信がある人は壁をどうにか乗り越えて、未知の世界へと挑戦しようとするでしょう。

しかし内省的な人はそれをすることが出来ません。

仮に先に壁の向こうへ行き、何事もなく過ごせている人がいれば多少は安心して自分も壁の向こうへと行くことは出来るでしょう。

しかし、最初の一人になることはどうしても出来ないのです。

それは、内省的な人が不確定要素に対するリスクをとても現実的に考えているためです。

誰でも持ち合わせている感情ではありますし、現実的に考えることも頭を働かせることも、人間としてはとても賢い選択と言えるでしょう。

しかし、不安に感じることがあれば、決してそれ以上先に進むことが出来ないため、内省的な人は自分で自分の限界を決めてしまいやすいのです。

6.心が傷つきやすい

内省的な人は、日頃理性的に頭を働かせることを得意としています。

そのため計算式のように、決まっている解答を出すことについて戸惑うことはそうありませんが、反面心の部分はとても繊細です。

感情の波はいつも予期せぬ出来事によって大きく動きますし、自分の気持ちだけならばまだしも、自分以外の人の感情を敏感に感じ取ることは得意ではありません。

そのため、表面上の人とのコミュニケーションには問題がなくても、感情同士がぶつかるような状態は苦手としています。

例えば喧嘩や人間関係のトラブルにおいては、内省的な人はとても消極的になってしまいます。

また、日頃はリスクを回避する行動を取っているため、本当にピンチの状況や自分が傷つくことはあまりありません。

そのため不意に人から罵倒されたり、傷つくようなことを言われたりすると、繊細な心は直ぐに傷ついてしまいます。

そして傷ついてしまうと、自分を傷つけるものからは遠ざかろうとして、それと真正面から向かい合うことは避けようとするのです。

7.向上心が強い

内省的な人は自分に厳しいです。

また自分に自信がないために自信をつけようとして、コツコツと真面目な行動を取り続けます。

さらにはどんなに周囲からは尊敬されるような仕事振りや行動をしていても、それで自分を甘やかしたり満足したりすることはないため、立てる目標に切りがありません。

そのため、常に高みを目指している状態にあります。