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内省的な人の10個の特徴とメリット...(続き3)

それは言い換えればとても向上心が強く、自分自身が努力するということに対してはポジティブの塊でもあります。

また、自分を他人と比べる時には、常に自分よりも高みにいる人と比較しますので、下を見ることがありません。

下を見ないということは、油断することがないということと、常に上を見続けているため向上し続けるということです。

本人は自分に自信をつけるためにしている行動が、周りから見れば尊敬の対象になっていることも決して珍しくはありません。

8.ネガティブになりがち

内省的な人はとても向上心が強いですが、それはネガティブの裏返しの行動でもあります。

自分に自信がないからこそ「もっと自分に自信が持てるようになりたい」と思って、あれこれと努力を重ねるのです。

そのため、普段は向上心が強いですが、人からは見えないところでネガティブな感情に陥りがちな面もあります。

勉強であれば、自分が分からない問題に苦戦すれば、「何でこんなに解けないんだろう、本当に自分は頭が悪い」と自分の能力を卑下してしまうことも少なくはありません。

また、仕事で失敗をしてしまい、それがどれだけ些細なミスだとしても、「こんなミスをするなんて自分はまだまだ未熟者なんだな・・・」と落ち込んでしまうことも多いです。

内省的な人は、自分の弱みを周りには見せたがらない傾向がありますので、落ち込む時は一人で落ち込むことが多いです。

そのため周りの人から見た時には、内省的な人はとても努力家で前向きで、しっかりとした人に思えることが多いのです。

【ネガティブな人の特徴は、こちらの記事もチェック!】

9.過去を振り返りがち

内省的な人は向上心の強さがある一方で、ネガティブな考えも強いです。

そのため、何かと過去を振り返りがちです。

落ち込んだ気持ちになっている時には、ふと過去の失敗を思い出したり、人間関係で揉めたことなどを思い出したりしてさらに落ち込んでしまうことがあります。

そして過去はもう修復することは出来ないと頭では分かっていながらも、「どうしてあの時あんな失敗をしてしまったんだろう・・」「あの時ちゃんと誤解を解いておけばよかったなぁ」などと、ネガティブスイッチがいったん入ってしまうといつまでもうじうじと悩んでしまうのです。

10.後悔や失敗を引きずる

内省的な人は一度ネガティブな気持ちになってしまうと、中々その気持ちから脱出することが出来ません。

仕事中に何かミスをしてしまったら、その落ち込んだ気持ちを一日中引きずってしまうため、次の仕事だからと気持ちを切り返ることが出来ずに、ずっと落ち込んだままになってしまいます。

周りの人には何とか気付かれないように振舞いますが、休み時間には一人でミスした時のことを延々と思い返してはため息をつくこともあります。

心が繊細な人は、その日の夜、寝ている夢の中でミスした時のことが出てきてしまう人もいます。

また、誰かに迷惑をかけてしまうことがあれば、謝罪をした後で相手がもう気にしていなくても、こちらはいつまでも気にしてしまって、勝手に気まずい思いを覚えてしまうこともあります。

このように、内省的な人は向上心が強い反面ネガティブな部分も強いため、一度落ち込むことがあると冷静ではいられなくなってしまうこともあります。

内心ではグルグルと悩むことがあっても、それを表面上は出すことがあまりないため、周囲からは気付かれないにくいというだけなのです。

️良い事もあれは悪い事もある内省的思考

内省的な人は、上に向かう気持ちと下に向かう気持ちとの両方を持っています。

そしてどちらに対する気持ちも強いため、周りの人が見る以上に、実際は感情が激しく波打っているのかもしれません。

とくに失敗をした時などにはそれが顕著で、しっかりと観察していればどこか落ち込んだ様子がうかがえることでしょう。

内省的な人は、自己を冷静に分析出来る能力から、自分に無理のない程度で行動することができます。

また自分が出来ることを少しずつ増やしていこうとする向上心を持っています。

常に上を目指し、努力し続ける姿勢は本人にとってとてもメリットになっています。

しかし一方で、一度ネガティブな気持ちになってしまうと自己嫌悪や自己否定の感情に襲われてしまい、自分のことを大切に出来なくなってしまいます。

内省的な人には、メリットな部分とデメリットな部分がどちらも大きく存在しているため、良い事もあれば悪いこともあるのです。

️内省的なことのメリット

内省的な人の特徴についてご紹介してきました。

内省的な人にはネガティブな面も見られますが、一般的にはやはり自己を省みることが出来るということはとても良い事だと考えられています。