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内省的な人の10個の特徴とメリット...(続き5)

新しい自分と出会える

内省的な人は、基本的にリスクを避けようとする傾向があります。

そのため、新しいことに挑戦する時にも予め準備を怠りません。

挑戦したいことに対する事前知識を入手して、万全の状態で臨もうとします。

そのまま上手くいけば満足しますし、予期せぬトラブルに襲われた時にもある程度落ち着いて対応することが出来ます。

そして挑戦し終えた後には、これまでの自分とは違った新しい自分に出会えますし、トラブルが起きた場合には次はそんなことがないように十分に注意します。

内省的な人は常に向上心が強いため、一つ新しいことを乗り越える度に、新しい自分と出会うことが出来るというメリットがあります。

人に優しくできる

内省的な人は自分自身をとても大切にしますし、第一に考えて行動しています。

それは一見自分勝手に思えるかもしれませんが、自分を大切にした上で他の人に対してもフォローやアドバイスなどが出来ます。

そのため、むしろ人に対して優しく出来るというメリットがあります。

「衣食足りて礼節を知る」ということわざがありますが、これは「物質的に不自由がなくなって初めて礼儀に心を向けることが出来る」という意味です。

つまり、自分の身の回りに十分な余裕が出来て初めて他人の事情に対しても気にかけることが出来るようになるのです。

内省的な人はこのことわざのように、まずは自分自身のことが出来た上で他人に対しても気を配りますので、それだけ人に優しく出来る心の余裕が持てるのです。

️内省的ってどういう性質?

内省的な人の特徴や、内省的であることに対するメリットについてご紹介してきました。

内省的な人は大抵がもって生まれた気質や、子どもの頃の家庭環境などによってそのような性格になります。

では内省的な人は、具体的にはどのような性質を持っているのでしょうか?

内省的というと小難しい言い方に聞こえるかもしれませんが、要するに個人の持つ性格そのものです。

優しい、怒りっぽいなどの性格と同様に、向上心とネガティブな面のどちらも強いのが内省的な人なのです。

ここからは「内省的」という言葉について、もっと具体的に解説していきます。

内省の意味

日頃から、内省的という言葉はあまり聞き慣れない人の方が多いでしょう。

誰かの性格を言い表す際には、「あの人は温厚な人だね」「あの人は真面目だけど神経質だね」などという具体的な言葉として用いることは多いです。

しかし、「あの人は内省的だね」という言い表し方をする人はあまりいないでしょう。

それもそのはずで、内省とは己自身を省みることですので、他者に対して「あの人は自分自身をよく省みている」なんて言う人はほとんどいないのです。

そのため、日頃からあまり積極的に使われる言葉ではないのでしょう。

自分自身の内面を省みること

内省は、自分自身の内面を省みることを意味します。

つまり、自分の考え方や言動、行動などについて客観的、かつ冷静に省みて判断することが出来る人を指しています。

つい感情的になってしまった後で、己の行動を省みることが出来る人は多いでしょう。

しかし、内省的な人はそもそも感情的にならないように自己分析して、その場に合わせた対応を取ることが出来る人のことなのです。

自分の考えや行動などを深く考えること

内省的な人は、予期せぬ出来事に遭遇してもパニックに陥ったり、感情的になったりすることがあまりありません。

それは日頃から自分の考えや行動などについて深く考えているからです。

自己を省みる機会が多ければ多いほど、万一の出来事に遭遇した時にも直ぐに頭で対応を考えて行動することが出来るのです。

内省的な人は、それだけ日頃から自分自身を省みて、自己分析を繰り返しています。

内省的な人とは

内省的な人は、傍から見るとその人が内省的かどうか分かり難い場合が多いです。

また、本人も無自覚であることが多く、心理テストなどの自己分析で初めて自分が内省的だと気付くことも少なくはありません。