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無愛想な人の特徴と直し方(続き3)

それで、不愛想な人というのは、それが意識的なのか意識的ではないのかは別として、人当たりがよくないので嫌われたり、誤解されやすいということになってしまうのです。

では、他人から「不愛想だ」と思われる人というのは普段、具体的にどんな態度や言動をするのでしょうか?
無愛想な人の特徴について見てみましょう。

目を合わせない

まず、目を合わせないという点があります。

人の目を見ないのです。

それで、話をしているときにも下をずっと見ていたり、目を見たとしてもチラッと一瞬だけこちらを見る程度で、相手にとったら「この人感じ悪い」って思われてしまいます。

人と目を合わせる、という仕草には、相手への敬意や相手への関心を感じさせる要素があります。

よく「ちゃんと相手の目を見て話しましょう」と教えられたことがあるかと思いますが、話している相手、一緒にいる人の目を見るということは、その人に真剣に向き合っているというメッセージを伝えます。

それで逆に、目を見て話さない、目を絶対に合わせようとしない、ということは相手に与える印象が悪くなるのです。

恥ずかしがり屋

先ほどの、目を合わせないということにも関係していることかもしれませんが、無愛想な人は恥ずかしがりやなことが多いですね。

恥ずかしがり屋の人は、人の目をじっと見るのが苦手だったりもしますよね。

それで、人前では緊張してしまって、別に人に嫌な気持ちをさせようとか失礼な態度を取ろうとしているわけではないのに、相手には無愛想に映ってしまうのです。

特に、初対面の人、まだ良く知らない人、異性など、自分が接し慣れていない人には、その恥ずかしがり屋のせいで、緊張してしまい、表情も固まってしまったり、自分をオープンに表現できなくて、愛想よくするのが難しいということがあります。

それで、全く悪気はないし、本当はみんなと仲良くなりたいと思っているのに、どうしていいかわからなかったり、恥ずかしさのあまり話し方や態度がぶっきらぼうになってしまう、ということもあります。

人見知り

人見知りの人も、最初はだいたい無愛想だったりしますよね。

人見知りが強い人は、自分がよく知らない人に対する警戒心が強いようです。

だから、長年の友だちとか、自分が心を許している人には、とてもフレンドリーで全然普通に話せるけど、まだよく知らない人には、警戒心のせいでどうしても冷たい態度をとってしまったり、口数が減ったり、失礼と思われるようなそっけない態度をとってしまうということがあります。

しかし人見知りの人は、他人に対してとても気を遣っているので、本当は、周りのことをよく観察して細かいことに気づく人でもあり、一度仲良くなるとずっとその関係が続くというような深い人間関係を築くタイプでもあります。

人と話すのが苦手

人と話すことが苦手という人も、無愛想に受け止められがちです。

会話は、言葉だけでなく気持ちのやり取りでもあります。

だからこそ、難しいのです。

「なんて言ったらいいんだろう」とか、「こうゆう場合って何を言うのが正解なの?」ということを考えすぎて、分からなくなって反応が悪くなる、それが相手にとって無愛想に映るということもあります。

何を言ったらいいのかわからないから、無言だったり、反応ができなくて、この人そっけないと受け止められてしまうのです。

もし過去に自分の発言で相手を傷つけたことがあるとか、だれかから自分の発言をバカにされたとか、面白くないとか言われたというような、トラウマを抱えている人も、人と話すのが苦手だと感じて、人を避けるようにしたり、人との会話を盛り上げたり、ノリよく楽しくおしゃべりするのができないということもあるでしょう。

話すのが苦手という意識があると、人との会話に人一倍緊張してしまうこともあるので、そのような場合にも表情は固くなり、さらに気持ちを上手に伝えられずに、感じの悪い人に見えてしまうことがあります。

感情を表に出さない

もともと、感情を表に出さないという人もいますよね。

そのような人は、常にクールだったり、無表情だったりするので、周りから誤解されやすいでしょう。

別に相手に怒っているわけでもないし、相手に失礼な態度をとっているつもりはないのに、感情を表に出さないせいで、「なんか態度悪!」って思われてしまうのです。

誰かから、プレゼントをもらったりしたときにも、心の中ではすっごく喜んでいてうれしくてたまらないのに、表にはその感情が出ないので、相手に伝える「ありがとう」がすごくそっけなく聞こえてしまって、相手の気分を害してしまった、というような経験をされたことのある方もいるかもしれません。

つまり、気持ちはあるのにそれを相手に伝えるための表現が下手というタイプなのです。

思いっきりうれしそうな表情をしたり、自分の感情を言葉にしていっぱい並べたり、気持ちをオープンに表現できる人がうらやましい・・・と思うこともあるかもしれませんね。

自分に自信がない

無愛想な人は、もしかしたら自分に自信がないのかもしれません。

自分に自信がないので、自分を自由に表現できないのです。

自分に自信がないと、自分の感情、考え、個性を十分に表現することに抵抗を感じることがあります。