少しくらいの苦しさを苦しいと感じないようになっているので、途中で仕事を諦めようとは思えないのです。
少しの苦労で諦めてしまっては、それまでの人生で重ねてきた苦労が無駄になってしまいますよね。
きちんと鍛えた積み重ねた精神力があり、それこそが忍耐力を作っていると考えることができるのではないでしょうか。
8.反面教師を作っている
忍耐強い人は、心の中に反面教師を持っているかもしれませんね。
忍耐強い人は、他の人と比べても驚くほどに我慢強いものです。
それは、そう簡単に見に就くものではありません。
きちんと目標を持っていたとしても、それを我慢強く続けることができる人は少ないものです。
そこを耐え抜くことができるのですから、相当に強い精神力を持っていると考えることができえるでしょう。
その精神力は、ただ単にポジティブな気持ちから来るものだけではなく、「こんな人になりたくない」という気持ちから来ているものもあるかもしれません。
意外と「こうなりたい」という気持ちよりも、ずっと「こうなりたくない」という気持ちの方がストレートに生まれるはずです。
忍耐力がある人は、その気持ちをバネにしているのかもしれません。
9.人に流されない
忍耐力がある人は、人に流されないという特徴もありますね。
人に流されてしまっては、途中でやめてしまう人に流される人もいるでしょう。
忍耐力が強いというのは、仕事を途中で諦めないというだけではなく、他の人がやめようとしていることを自分はし続ける強さを持つということでもあります。
誰から「私はやめるよ」と言われても、きちんと自分の信じることを続けられるというのは、精神力が強くなければできないことですよね。
人に流されて生きている人は、忍耐強く生きることはできないでしょう。
10.努力家
忍耐強い人は努力家という特徴もありますね。
努力家は、努力をすることが苦にならないですし、努力をすることも好きでしょう。
忍耐強さは努力にも似ています。
辛いと思っていることであっても、それを最後まできちんと継続して行うことができるのは、忍耐とも言いますが努力とも言うはずです。
目の前にあること、自分がしたいと思っていること、自分の割り当てられたこと、そして自分の目標に向かって必要なことに対しては、自分の力を尽くすことをいとわないのが努力家です。
努力家の場合には努力家の一面ばかりに焦点が当たりますが、努力家は、努力家である上にさらに忍耐強さも持っていると考えることができるでしょう。
11.判断力に優れている
忍耐強い人は判断力に優れているという特徴もあるかもしれません。
場に即した判断をすることができるというのは優れた特徴ですね。
きちんとその場で必要な判断をすることができるので、だからこそ、途中で諦めないのです。
途中で諦めようとするときには「そこでその判断をすることが本当に良いことなのか」「諦めてしまってその後に響かないのか」「諦めることでどのようなことが起こるのか」ということの全てを考えなければいけません。
判断力に優れている人は、そこで正しい判断をすることができます。
つまり「ここで諦めてしまっては色々な問題が出る」という判断をするのです。
そのため、途中で諦めることができずに、最後まで仕事を行うことになります。
これが忍耐強さを生んでいるのではないでしょうか。
12.自分の感情をコントロールできる
忍耐強い人は自分の感情をコントロールできるでしょう。
逃げたいと思っている気持ちも、そこで諦めてしまえと命じている自分も無視してコントロールすることができる人でなければ、なかなか忍耐強く最後まで仕事を行うことができません。
自分の感情を抑えることができるからこそ、嫌なことも我慢して仕事ができるのです。
忍耐強い人は、何となく感情の起伏が乏しいように見えるかもしれませんが、それは仕事をしているときには個人的な感情を抑えているからでしょう。
自分の思うままに振舞っていては、途中で逃げ出したくなってしまってもおかしくはないのです。