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働いたら負け!この名言を残した人の...(続き4)

ことある事に周りから働けと言われる

あなたの周囲は仕事をしている人が多いでしょう。

あなたがお世話になっている人は、収入がある人ですから、当然たいへんな思いをしてお金を稼いでるのです。

そのお金の一部を、あなたに提供してくれているのです。

あなたが仕事をせずに他になにかをしている訳でもない様子を見たら「いい加減働きなさい!」と言いたくなるのは当然のことでしょう。

あなたが働かずにニート状態で居続ける限り、ことある事に「働け!」と小言を頂くことになります。

(もし言われないとすれば余程両親が裕福なのでしょう。)

「働け!」と言われて気分が良い訳がありません。

「俺だってただ遊んでるわけじゃない。いろいろ働きグチを探しているんだ。働きたいのは山々だけど、なかなか働けないんだ!」

言い返したいと思っても、お金の面倒を見てもらっている手前強く言い返すこともできません。

これではストレス溜まりまくりです。

仕事をしないで好きに時間を過ごせてもちっとも幸せじゃありません。

お金を自由に使えない

自分でお金を稼いでいないと、お金を自由に使えません。

親にお金をもらって生活しているとしましょう。

食費や生活費のお金をお願いすることは心理的にそれほど難しくはないでしょう。

ですが、自分の趣味のアイテムや、テレビやネットで見つけて「あ、これ欲しい!」と思った商品やサービスがあったとしても中々その為のお金を無心することは出来ません。

もし自分に稼ぎがあるならば、ちょっと無理めでもローンを組んで「エイやっ」と買ってしまうこともできるでしょうが、無職の場合は、多くの場合我慢しなければなりません。

どうしても欲しい時はウソの理由をついてお金を無心することなるのでしょう。

けれど、相当後ろめたい思いをすることになってしまいます。

幸せな生活とは程遠いですよね。

お金の心配がいつでも頭の中にある

もちろん働いている人でもお金の心配はついて回ります。

ですが、働いていない人の場合のお金の心配はより深刻です。

働いている人の場合は、収入と支出を両方をある程度コントロールすることが出来ます。

もしどうしても支出が増えるとなれば、少し無理をして仕事を増やして収入を増やすこともある程度は可能です。

ですが、無職の人の場合は収入をコントロールすることが出来ません。

無職の人の収入は親や援助してくれる人にお願いしてお金を頂く方法のみです。

生活保護の場合もきっちり決められた金額以上には増えることはありません。

支出がどうしても増えてしまう場合は、また、恥を忍んで頭を下げて重ねてお願いするぐらいしか方法がありません。

これでは自分に誇りを持てなくなってしまいます。

自分が惨めだなと自覚しながら生きていく事ほど残酷なことはそうはありません。

自分でコントロールできる収入源をもつこと、自活することは一個の人間として誇りをもって生きていく為にとても重要なことなのです。

生きている実感がわかない

上の節とも関係しますが、無職のままでいると、生きている実感がわきません。

もちろん、日がな一日テレビにネットになんだかんだで時間を潰して生きていくことはできます。

ですが数年たった後にそういう日々を振り返ってみて下さい。

なんの感慨も思い出も残ってはいないでしょう。

能動的に社会に参画していないからなのです。

人間はネットの画面越しに人や社会で関わり合うよりも、実際にリアルに人と関わり合うことで本当に生きている実感を得ることができるようにできているのです。