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働いたら負け!この名言を残した人の...(続き6)

世の中はそんなに甘くはありません。

もちろん生活保護制度をはじめとする社会保障制度は大切なセーフティ装置です。

最後の最後、どうしようもなくなってしまった人を社会全体でしっかり受け止めることは今後も続けていかなければなりません。

ですが行政も無い袖は振れません。

生活保護をはじめとする社会保障制度に掛かる総額は、現在もの凄いスピードで増えています。

高度経済成長期の頃は、高齢者の数は少なく、生活保護が必要となる世帯の総数も少なかったため、手厚い社会保障を手当することが出来たのですが、現在は実に23%が65歳以上の高齢者です。

4人か5人集まれば1人は高齢者なのです。

高齢者を中心に消費税増税を充てる等、政府が政策を掲げていますが、それでは若い世代の困窮が救えないということで、割り振りを変えることにもなりました。

もはや働くことが難しい高齢者に対してすらサポートを減らして医療負担の比率もあげようとしているのです。

無理をすれば働けるはずなのに働かない世代を手厚くサポートしてくれると思わないほうが良いでしょう。

国や行政の総意を一言で表すなら
「働けるヤツはとっとと働け!」
なのです。

この方針に逆らっても無駄です。

「働いたら負け!」のニートも働こうと頑張っている

それが証拠に、あの「働いたら負け!」で一斉を風靡した伝説のニート(もはや36歳ですのでただの中年無職ですが)も、ちょっと無理めな条件「年収500万円(ボーナス別)」ではありますが、就活を一生懸命続けているのです。

世の中、徐々にですが景気は戻ってきています。

繰り返しになりますが、全47都道府県すべてで有効求人倍率が1%を越えています。

大都市圏で、特に勤務経験もスキルもなくできるアルバイトは時給1000円を超える募集が目白押しです。

病気をしているですとか、障害を追っている等特段の事情がないのであれば、
「どうせどこにも採用されない!」
「給料が悪いので仕事をしない!」
という言い訳が通用しない世の中になっています。

就活をするのが難しいのであれば、まずはアルバイトから働きましょう。

「働いたら負け!」と思っている人へ

ここまで無職ニートであることのデメリットばかりを説明してきました。

脅しすぎてしまったかもしれませんね。

ごめんなさい。

「働くことの良さがどうも良く分からない」そう思う方に向けて働くことの良さについても1章を設けて説明いたしましょう。

色んな人と繋がれる

まず働くことで、色んな人と繋がることができます。

「人とリアルで繋がるなんて煩わしい。」

現在はそう思っている人もいるかもしれません。

ですが、人間はDNAレベルで本来社会的動物なのです。

人の中で生活することで元気になるのです。

それに人間は人間に一番興味を持つように出来ています。

人とリアルで会う環境にいることで、人間は好奇心が自然に満たされて精神が安定するように出来ているのです。

これは理屈抜きです。

学校でも人間関係は経験してきたでしょうが、就職した場合でもバイト先でも経験することになる人間関係は全く違ったものです。

様々な人と知り合うことができます。