️帰国子女が生活で困っていること
帰国子女は考え方や普段の行動も私たちとは少し違ってきますよね。
そういった彼らも実は困ることがあるのです。
行動的でもあり情熱的でもある彼らが日本にきて困ることはどのようなことなのでしょう?
「ちょっと喋ってみて!」と言われる
帰国子女が自分の周りにいればやはり英語やドイツ語・フランス語といった言葉を生で聞いてみたいですよね。
外国ではどのような発音をするのか興味を持つのも当たり前のような気がしますが、彼らにとってはそれが困ることの一つになってきます。
ここで疑問になりますが、特に言葉を話すのに困るようなことはあるのか?という風に考えますよね?その理由になりますが、何かを話したとしても英語がわからなければ理解できませんよね?
ネイティブな英語で話されてもきちんと聞き取れるのであれば問題はありませんが、その英語力があれば何か喋ってというような事は言いませんよね。
大抵の場合は英語がわからない人が言ってくるために話をしても通じないということになります。
何かを話したとしても「今はなんて言ったの?意味は?」などと返答がくればちょっとムッとしちゃいますよね?
聞き取れないし意味も理解出来ないのであれば話しても無意味だと感じてしまうのも仕方ありません。
発音を教えて欲しいなどポジティブなものであれば喜んで付き合ってくれるでしょうが、単に何か喋ってと言われるのは困ってしまいますし、彼らもそう言われるのは好ましく思っていません。
英語の授業で浮く
帰国子女が高校や大学に入ったとすると英語などの授業でも困ることが出てきます。
それは先生も聞き取れない発音なので困るそうです。
なんとなくわかりますよね。
英語を教える先生も日本だけで習った人であればネイティブな英語はよく聞き取れないというのが現実です。
結果的に帰国子女の人たちは日本人にも聞き取れるように話さなければいけなくなりますが、発音をわかりやすくするのってかなり難しいですよね?
現地の発音で覚えてしまったものは日本にきても簡単に直せるものではありませんので困ってしまうそうです。
彼らとしては当たり前のことが全く通じない言葉になると戸惑ってしまうのも理解出来ますし、そういった苦労もあるのだということがわかります。
帰国子女でも日本にいた期間が長い人は発音も多少は控え目にすることができるようですが、幼い時期から当たり前のように話していた帰国子女はそういったことも出来ないので英語の授業は苦手という方も多くなっています。
外国人の応対を全部任される
日本人の場合は英語に対する苦手意識というものが強いですよね?
街で何かを聞かれてもどうしていいのかわからなくなりますし、そういったことは社会に出ても同じと言えます。
帰国子女が困ることに外国人の応対というものが出てきます。
会社関係であれば世界的なものを視野に入れた企業が今ではたくさんあります。
帰国子女がそのような企業に入社した場合、取引先の相手や会合などで来客する人物が外国人であれば全ての応対を任されるという問題が出てきてしまいます。
会社としては一番語学力の高い人物を応対に当てるという意識かもしれませんが彼らにとってみればいい迷惑ですよね。
仕事の内容などもきちんと把握しなければいけませんし、その人についてのこともある程度知っておかなければいけません。
そういった人物が多ければ多い程、彼らの仕事は増えていく一方ですので身体的にもキツイですよね。
語学力が高く、国際的な感覚を持っている帰国子女ならではの悩みというのもこういった形で出てきてしまうようです。
麺をすすれない
日本人の好きなものを考えると麺類はほとんどの方が好んで食べますよね。
幼いころから食べ親しんだものですので私たちにはわからないものになりますが、帰国子女は麺類が苦手なのです。
ラーメンを食べるときですが皆さんは食べるときに麺をすすって食べることに抵抗がありますか?
アツアツですから冷ます意味でもすすって食べるということが一般的ですが、帰国子女はそもそも麺をすすることができません。
彼らなりに挑戦してみてもむせてしまって出来ないようです。
ですから友人などにラーメンなど誘われると困ってしまうという方が多く、麺類が中心の店などは苦手なようです。
漢字が書けない
帰国子女の場合は漢字が書けないという悩みがあります。