最初にこの言葉を見たときには同じような感じた方も多いはずです。
️そもそもなんで帰国子”女”なの?
帰国子女という言葉を見るとイメージとしては女子限定のように思ったことはありませんか?
大学などでも帰国子女というと女性などが取り上げられるケースが多い為に、女性のことだと誤解をしていた人もいると思います。
帰国子女は、女限定ではない!
このように帰国子女に対する認識はまだまだ低いのではないかと考えますが、皆さんの場合はどうでしょうか?
きちんと帰国した男女のことを指しているとご存知でしたか?
なんとなく言葉だけのイメージで女性を連想してしまい、男性は別の言い方があると思っていた方もいると思います。
「だったら帰国男女と言えばいい!」このように感じる方もいるかもしれませんよね。
言葉としても見て意味がわかりますし、認識もしやすいかもしれませんが帰国子女の「子」の部分は男の子を示しているのです。
その理由とされるものに男の子を指す言葉には私たちも普段から使っている言葉があります。
自分の子供を指す場合男の子は「息子」と言いますよね。
女の子の場合は「娘」になります。
ここでは男の子は「子」という字が使われ、女の子は「女」という字が使われることになります。
また、「王子」と「王女」ここでも「子と女」という字が男女を指す言葉として表されていますよね。
このようなことから帰国子女の場合も「子を男の子」「女は女の子」を指す言葉として使われることになったと言われています。
️帰国子女も良いことばかりではない?
今回は帰国子女ということについてお話ししてきましたが、今まで思ってたイメージとは違うと感じた方もいるのではないでしょうか?
なんだか華やかな世界で自分たちとは住む世界が違うような誤解も招く帰国子女たちですが、特に自分で望んで外国へ行ったわけではありませんよね。
親の海外転勤などの理由があり、それは日本に住む子供たちも一緒になります。
その引っ越し先が国内か国外かの違いだけで本質的なことに変わりは出てきません。
そして、海外で過ごす期間が長ければ日本の文化なども忘れてしまうことも出てきます。
引っ越し時期が幼少期であれば、外国での暮らしが身についてしまい日本での暮らし方も忘れてしまうのも仕方のないことになります。
なんだかカッコいい呼び方をされていますが本人達は帰国子女という環境にあったせいで日本で苦労するということも確認できたと思います。
こういった面を知ると帰国子女に対する考えも変わってきますよね。
金持ちのお嬢様的なイメージから日本へ戻ってきて彼らなりに頑張っているのだという認識にもなってきたと思います。
これからの時代ですが私たち日本人に必要な事として世界へ目を向けた行動というものがとても大切になってきます。
考え方や言動も日本人だけではなく世界の人との交流という大きな目線で見ることが大事な時代に突入していきます。
帰国子女はそういった意味では身近に存在する良いお手本でもあります。
外国での暮らしが長い為に考え方も文化も世界でも通用するものになっています。
帰国子女という方に少し抵抗感を持っていた人も、少し考え方を変えてみることも必要ですよね?彼らからは多くのことを学ぶことができます。
それは学校などでは決して教わることのないリアルな世界観です。
これからは国内だけではなく自分の視野をもっと広げていかなくてはいけない時代にもなってきます。
帰国子女と仲良くなるということはその為にも必要になるはずです。
彼らへの意識が少しでも変わってきたら、あなたも帰国子女と良い関係を作り出してみてはいかがでしょう。
その行動が自分の将来にも大きく関わってくるきっかけにもなり、より良い未来へと導いてくれるかもしれません。