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自制心を高めるための11個の方法(続き4)

自制心の意味が分かったところで、では実際に自制心が強い人は、どんな人でしょうか?人が簡単に身につけようとして中々身につけることの出来ない自制心を持ち、尚且つその自制心が強い人とは、どんな特徴をしているのでしょうか。

自分で健康管理ができる

自制心が強い人は、自分自身の健康管理がきちっと出来ています。

毎日決まった時間帯に目覚め、決して二度寝はせずに起きます。

毎朝朝食を食べ、時間に余裕を持って通勤や通学をします。

学業や仕事中には途中で怠けたり、時間を無駄に過ごすことがありません。

それは「この時間までに、これをやってしまおう」という目標を、いつも無意識に自分で決めているからです。

一日を終えて帰ってきたら、いつも同じような時間に就寝します。

夜更かしをしては、翌日の起床に差し支えてしまうからです。

自制心がある人は、自分で作り上げた生活リズムを常に崩すことなく日々を過ごしています。

気ままで自堕落に生活している人からすれば、「なんかロボットみたいに事務的」と思えるかもしれませんが、その一定の生活習慣を守ることで、本人は健康面で大きな問題もなく過ごすことが出来るのです。

反対に、いつも不規則な生活スタイルの人は、不注意からの事故に遭いやすい、または病気になりやすいなど、問題の要素を無意識の内に多く抱えてしまっています。

浪費癖がない

自制心が強い人は、浪費癖がまったくと言っていいほどにありません。

それだけ自分の中の欲求を上手に抑え込めるからです。

例えば衝動的に何か欲しいものを見つけても、そのまま購入することなく、暫く考えます。

「これは今自分にとって本当に必要なものなのか。

仮に購入しても実際に使うのかどうか。」と、その場であらゆる可能性を考えます。

「可愛いから」「格好いいから」「おしゃれだから」などの外見的な面のみでなく、実用性があるのかどうか、それが本当に必要なものかどうかをしっかりと見極めます。

その結果、「自分にとって必要ない」と判断することが多いため、必然的に衝動買いがなくなり、浪費癖は起こりません。

自制心が強い人は、物の購入を検討する際に、デザイン性ではなく実用性で考えることが多いのも特徴の一つです。

朝が強い

自制心が強い人は、朝に強い人が多いです。

それは単に、低血圧や高血圧の違いというだけではありません。

例え低血圧でも、自制心の強い人の場合は二度寝をすることなく、ちゃんと一度の目覚ましで起きることが出来ます。

なぜなら、自制心の強い人は、「今眠たいからまだ寝る」という欲求以上に、「ここで二度寝したらこの後の予定がすべて狂う」と、その日全体のことを無意識の内に考えて行動しているからです。

そのため、本人は辛くても、無理に体を起こします。

最初は眠くても、既に自分の中で毎日の生活リズムが整っているため、動き始めればその内自然と目が覚めてきます。

自制心が強い人は、毎日きちんと生活習慣を守っているからこそ、朝に強いと言えるのかもしれませんね。

お酒を飲んでもコントロールできる

自制心がある人は、例え飲み会などでお酒を飲んでもその量をコントロール出来るため、お酒に飲まれることはまずありません。

それはお酒に飲み潰れて前後不覚になったり、人前で嘔吐したりと醜態を見せることで、周囲にどれだけ迷惑をかけるかを知っているからです。

例えその経験がなくとも、友人や同僚、知り合いなどが酔いつぶれた姿を一度でも見ていれば、賢く「そうなってはいけない」と頭で理解出来ます。

どんなに周囲のノリが良く、ついついお酒が進んでしまう雰囲気の中でも、自制心の強い人は自分の中での酒の一定量からオーバーすることがありません。

つまりは飲み過ぎることを決してしないため、いつも楽しく品良くお酒を飲むことが出来るのです。

そして、酒に飲まれることがないため、どちらかと言えば潰れてしまった人の介抱をすることも少なくはないでしょう。

そんな姿がまた、周囲からは「あの人は良く出来た人だ」と思われる要因になります。

遅刻はしない、時間は守る

自制心が強い人は、朝に強く生活習慣がしっかりしています。

そのため、よほど体調不良だったり、もしくは事故に巻き込まれたりなど不確定要素がない限り、学校や会社に遅刻をすることは滅多にありません。