1つのことが完璧だと他の要素も完璧に見えてしまう
見た目にスキがない人は、きっと内面も優れているに違いない、と周囲の人間たちは思い込みがちになることでしょう。
実際はそうではないのに、破たんのないよう取り繕っている女性もいるに違いありません。
知ったかぶりをしたり、見栄をはったり、と内情は大変でしょう。
才色兼備のイメージを保つことは並大抵ではありません。
さらに上を求める
今より上のレベルを求めようとする向上心は、人生を切り開くエネルギーです。
大事に保持しておきくことが大切です。
しかし、ほんの些細なことにこだわり、多大なエネルギーを消費するとすれば、それは大きなロスです。
誰も気付かないような小さなカテゴリーで、さらに上を目指すのはやめにしておきましょう。
男性はかえって引いてしまいます。
たまたま優れた要素を持っているだけ
子どものころには、自分の持っているものについて、正しい評価はできません。
些細なコンプレックスに、大きくさいなまれていることの方が多いでしょう。
自分の持っている天分は、どれほどのものかわかりません。
かつてジョン・マッケンローというプロテニスプレイヤーがいました。
いかにもアメリカ人のやんちゃ坊主で、ヨーロッパのお上品な雰囲気の残るテニス界に、殴り込みをかけたような印象でした。
ニューヨークで育った彼は、テニスだけでなく、野球やアイスホッケーなどにも熱中していたそうです。
そのころの彼は、自分のテニスがどれほどのものかわかっていませんでした。
ところが18歳で予選から出場したウインブルドンで、あれよあれよと勝ち進みます。
準決勝で当時の世界ランク1位にやっと敗れました。
彼はここではじめて、自分の持ち物の凄さに気がついたのです。
このように、たまたま優れた要素をもっていただけという、一見、才色兼備の人もいることでしょう。
このタイプの看板は剥がれやすそうです。
才色兼備である女性になるためには?
才色兼備の女性であり続けるには、スキを見せることができません。
ちょっとしたことで大きくイメージを損なってしまうからです。
あらゆる水準を人よりも高いところで維持していく必要があります。
絶対に疲れた様子も見せられません。
これはなかなか高いハードルといえるでしょう。
適度な息抜きが大切になりそうです。
常に笑顔でいること
才色兼備の女性は、気難しい表情をしているわけにはいきません。
高い注目を浴びているため、ちょっといた表情の変化でも、ものすごく目立ち、周囲に影響を及ぼすからです。
常に笑顔を絶やさないことを義務付けられているといえます。
ときには演技力で乗り切る必要もあるでしょう。
しかしそれは、いい女としての、見せ場の一つでもあります。
時には小悪魔になること
才色兼備の女性は、自分を中心に、一定の範囲を支配することが可能です。
周囲の反応を思いのままコントロールできます。